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17章 再開の約束
11-5
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「……ダメだ。レーヴェは、命令を守ル」
レーヴェは、首を横に振った。くっ!だけど、彼女ははっきりと悩んでいた。揺れているのなら、崩しようがあるかもしれない。
「レーヴェ。命令って言ったけど、それは誰からの命令なんだ?あの部屋を作って、お前をあんな目に遭わせた奴か?そんな奴でもまだ、お前は忠誠を誓うのかよ?」
「……命令は、命令ダ」
「……そうか。お前も、あのヴォルフガングとかいう魔物と同じなんだな。あいつも、魔王を絶対的にあがめてたよ。てことは、あの狼も、自ら望んでああなったってことか?」
「そんなわけなイ!」
突然、レーヴェが大声を出した。
「あんなの、レーヴェだって嫌だっタ!誰が、あんな姿に、望んでなるものカ!」
レーヴェの剣幕に一瞬怯んだが、すぐに落ち着きを取り戻す。こうなるのを、待っていたんだ。
「そうだよな。お前だって、ほんとは嫌だったはずだ。知ってるか?お前が生きてるって教えてくれたのは、あの狼だったんだぜ」
「え?」
「あいつが、死に際に教えてくれたんだ。だから俺たちは、お前を助け出せた」
「…………」
レーヴェの黄金色の瞳が、にわかに潤んだ。くぅ、心が痛いな……だけど、心を鬼にしなければ。ここで彼女を味方にできないと、俺たちは闇の中で敵と戦うことになる。
「レーヴェ。お前だって、あれには納得してないんだろ?」
「……当たり前ダ。あんな、気持ち悪いもノ……!」
レーヴェは両手で目を拭いながら言う。
「なら、それを話してくれよ。それによって、俺たちがすべきことも変わってくるはずだ」
「すべきこト……?」
「そうだ。俺たちが一体、誰と戦わなくちゃいけないのか、だな」
レーヴェはよく分からないとばかりに、眉根を寄せた。
「オマエたち勇者は、レーヴェたちヲ滅ぼすために来たんじゃないのカ?」
「うん?まさか、ちげーよ。少なくとも俺はな。ま、他がどうかはわからねーが」
俺はちらりとクラークを見る。クラークはふんと鼻を鳴らした。
「僕が滅ぼすのは悪だ。君も知っているだろう」
「知ってるよ、耳タコだから。それで?」
「つまり、例え魔物であっても、善の心を持つのであれば、僕の敵ではないってことさ。なにもすべての魔物が、悪に堕落しているわけじゃないだろう」
ほう、珍しく聞き分けが良いな。初めはもっと石頭だったと思ったが?俺たちを認めたことで、やつの中でも変化があったのだろうか。
「だからこそ、僕も君の口からはっきりと聞きたい。僕が何を滅ぼすことになるのかは、それ次第だ」
クラークはきっぱりと言った。多少融通が利くようになっても、根っこは変わらないらしい。もしもレーヴェを悪だと判断したら、コイツは本当に彼女を切るだろう……俺は真剣な顔で、レーヴェを見る。
「てことだ、レーヴェ。圧を掛けるようだが、お前の返答次第だ。できれば、本当のことを正直に話して欲しい」
「……」
「それに、俺の見たところ、お前が守りたいのは、魔王じゃないんじゃないか?」
「……!」
やっぱり、か。レーヴェたちをあそこに閉じ込めたのは、魔王の命令だろう。だがレーヴェは、それを不服に感じている。それなら、レーヴェが頑なに守ろうとしている命令は、他の誰かから出されたものってことだろ?
「う、ううぅ……」
レーヴェは低く唸りながら悩んでいる。だが、その時間は長くはなかった。
「……わかっタ。魔物全てを、滅ぼされては困ル。あの部屋のことを話せばいいのカ?」
「っ!ああ、助かるよ!それで、あの実験室みたいなところは、一体何なんだ?」
「そのまま、実験室ダ。レーヴェたちが聞かされた話でハ、あそこで魔力の増幅が行われていたらしイ。レーヴェたちは一番魔力が弱くテ、その分数を増やさなければならなかっタと」
「え?待つんだ、その言い方だと……」
クラークが腰を浮かせると、驚愕の表情でレーヴェをせき止めた。
「まるで……まるで他にもあるみたいじゃないか!その装置が!」
「そうダ。他にもあル」
レーヴェは当然のように、あっさりと認めた。クラークは口を大きく開けたかと思うと、ふらふらと倒れるように腰を下ろした。
「そんな……ことが、許されるものか!」
「許す、許されるの問題じゃなイ。魔王様は、決めたことは必ずやル。そして、失敗した部下に容赦しなイ」
「くそ!」
クラークは拳で床を殴りつけた。俺も、口の中に灰を押し込まれた気分だ。
「レーヴェ……あんな機械が、後いくつあるのか、知ってるか?」
「詳しくは知らなイ。だが、多くはないはずダ。あれは、急ごしらえで作られたものだかラ」
「急ごしらえ?元から計画されていたことじゃ、ないってことか?」
「分からなイ……でも、急いでタ。ヴォルフガング様は酷く焦って、イライラしていタ……」
レーヴェはその時のことを思い出したのか、ぶるっと頭を振るった。
「ん?でもレーヴェ、その命令を下したのは、魔王本人じゃないのか?」
「そうダ。そうだけど、実際に動いていたのは、ヴォルフガング様ダ」
ヴォルフガングか……あの鳥骨頭の狂信っぷりは、短時間でもよく伝わった。なるほど、あいつなら魔王のために、いくらでも犠牲を払うだろう。
「つーことは、実質指揮を執ってたのは、そのヴォルフガングだったってことだな」
アドリアが腕組みしてうなずく。
「どうやら、そのヴォルフガングとやらについて、詳しく知る必要がありそうだ」
「ああ。こいつが今んとこ、ぶっちぎりでイカレてるしな。レーヴェ、そいつはどんな奴だ?確か、三幹部の一人だとか言ってたけど」
レーヴェは力なくうなずいた。
「うン……恐ろしいお方ダ。怒らせると、味方にも容赦がなイ。それに、魔王様にとても信頼されていル。魔王様の右腕だと、ドルトは言ってた。でも、魔王様にはちゃんと右手があるのにって、レーヴェはいつも思ってた。ヴォルフガング様がお怒りになった時、ドルトはいつも、レーヴェたちをかばってくれて」
「ん、ん?ちょっと待ってくれレーヴェ、その、ドルトっていうのは?」
「ドルトは、レーヴェの上官ダ。三幹部の一角でもあル」
お、ここに来て二人目が判明したぞ。ドルト、か……いったいどんな魔物だろう?
「まさか、そのドルトってやつも、ヴォルフガングの片棒を担いでるわけじゃないよな?」
「ちがウ!ドルトは優しい!あいつはいいやつダ!」
うわっ!レーヴェがいきなり大声を出したので、みんな驚いた。ミカエルは息を詰まらせたのか、けほけほとむせている。
「ドルトのこと悪く言うのは、許さないゾ!」
「わ、わかった、悪かったって」
レーヴェはそれでもぐるるると唸っている。……ぷっ。笑っちゃ悪いけど、吹き出しそうだ。だって、フランにそっくりだったから。仕草もそうだが、なにより、大切な相手のために唸るところが。俺がちらりとフランを見ると、フランは不思議そうに見つめ返してきた。くくくっ。
「そっか。魔王軍にも、いいやつがいるんだな」
ある意味じゃ、これが一番の収穫だ。
「うン。レーヴェ、ドルトには死んでほしくなイ。レーヴェたちにも、死ぬなって言ってくれたんダ。きっと今ごろ、レーヴェたちが死んだと思って、悲しんでル……」
いたたまれない空気が、辺りを包んだ。口を開くきっかけを失った俺は、このまま続けるべきか、それとも切り上げるべきか悩んでいた。その時だ。
「……私からも、一ついいだろうか」
お?一歩前に出たのは、アドリアだった。
「私はアドリアという。そこの、クラークの仲間だ」
「……知ってル。前に見たからナ」
「そうか。私はかつて傭兵をしていた都合、お前たち魔物に少しは詳しいと自負している。それでも、お前のような人型の……いや、人間そっくりの魔物というのは、初めて見る」
おや?その話、つい最近にも……そうだ、アルアからも似たような話を聞いた。
「私だけに限らず、他の傭兵仲間も同じ事を言っていた。失礼でなければ、お前さんの出自について、訊かせてもらえないだろうか」
レーヴェの出自、か。確かに気になるな。なにせ、狼の耳を持ち、だが両脚のない、女の子のような見た目の、魔物だ。てんこ盛り過ぎるぜ?
レーヴェが首をかしげる。
「レーヴェの、シュツジ?」
「君は、どのように生まれたんだ?つまり、母親と父親はどのような種族か、ということだが」
「そういうことカ……レーヴェは、狼だ」
「狼?狼と、人型の魔物の混血ということか?」
「違う。レーヴェは、狼だっタ……」
だった?どうして過去形なんだ?
「……レーヴェ。君はもしや」
レーヴェは、力なくうなずいた。
「そうダ。レーヴェがこの姿になったのは、レーヴェも実験されたから。魔王・ファーストによっテ」
つづく
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続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「……ダメだ。レーヴェは、命令を守ル」
レーヴェは、首を横に振った。くっ!だけど、彼女ははっきりと悩んでいた。揺れているのなら、崩しようがあるかもしれない。
「レーヴェ。命令って言ったけど、それは誰からの命令なんだ?あの部屋を作って、お前をあんな目に遭わせた奴か?そんな奴でもまだ、お前は忠誠を誓うのかよ?」
「……命令は、命令ダ」
「……そうか。お前も、あのヴォルフガングとかいう魔物と同じなんだな。あいつも、魔王を絶対的にあがめてたよ。てことは、あの狼も、自ら望んでああなったってことか?」
「そんなわけなイ!」
突然、レーヴェが大声を出した。
「あんなの、レーヴェだって嫌だっタ!誰が、あんな姿に、望んでなるものカ!」
レーヴェの剣幕に一瞬怯んだが、すぐに落ち着きを取り戻す。こうなるのを、待っていたんだ。
「そうだよな。お前だって、ほんとは嫌だったはずだ。知ってるか?お前が生きてるって教えてくれたのは、あの狼だったんだぜ」
「え?」
「あいつが、死に際に教えてくれたんだ。だから俺たちは、お前を助け出せた」
「…………」
レーヴェの黄金色の瞳が、にわかに潤んだ。くぅ、心が痛いな……だけど、心を鬼にしなければ。ここで彼女を味方にできないと、俺たちは闇の中で敵と戦うことになる。
「レーヴェ。お前だって、あれには納得してないんだろ?」
「……当たり前ダ。あんな、気持ち悪いもノ……!」
レーヴェは両手で目を拭いながら言う。
「なら、それを話してくれよ。それによって、俺たちがすべきことも変わってくるはずだ」
「すべきこト……?」
「そうだ。俺たちが一体、誰と戦わなくちゃいけないのか、だな」
レーヴェはよく分からないとばかりに、眉根を寄せた。
「オマエたち勇者は、レーヴェたちヲ滅ぼすために来たんじゃないのカ?」
「うん?まさか、ちげーよ。少なくとも俺はな。ま、他がどうかはわからねーが」
俺はちらりとクラークを見る。クラークはふんと鼻を鳴らした。
「僕が滅ぼすのは悪だ。君も知っているだろう」
「知ってるよ、耳タコだから。それで?」
「つまり、例え魔物であっても、善の心を持つのであれば、僕の敵ではないってことさ。なにもすべての魔物が、悪に堕落しているわけじゃないだろう」
ほう、珍しく聞き分けが良いな。初めはもっと石頭だったと思ったが?俺たちを認めたことで、やつの中でも変化があったのだろうか。
「だからこそ、僕も君の口からはっきりと聞きたい。僕が何を滅ぼすことになるのかは、それ次第だ」
クラークはきっぱりと言った。多少融通が利くようになっても、根っこは変わらないらしい。もしもレーヴェを悪だと判断したら、コイツは本当に彼女を切るだろう……俺は真剣な顔で、レーヴェを見る。
「てことだ、レーヴェ。圧を掛けるようだが、お前の返答次第だ。できれば、本当のことを正直に話して欲しい」
「……」
「それに、俺の見たところ、お前が守りたいのは、魔王じゃないんじゃないか?」
「……!」
やっぱり、か。レーヴェたちをあそこに閉じ込めたのは、魔王の命令だろう。だがレーヴェは、それを不服に感じている。それなら、レーヴェが頑なに守ろうとしている命令は、他の誰かから出されたものってことだろ?
「う、ううぅ……」
レーヴェは低く唸りながら悩んでいる。だが、その時間は長くはなかった。
「……わかっタ。魔物全てを、滅ぼされては困ル。あの部屋のことを話せばいいのカ?」
「っ!ああ、助かるよ!それで、あの実験室みたいなところは、一体何なんだ?」
「そのまま、実験室ダ。レーヴェたちが聞かされた話でハ、あそこで魔力の増幅が行われていたらしイ。レーヴェたちは一番魔力が弱くテ、その分数を増やさなければならなかっタと」
「え?待つんだ、その言い方だと……」
クラークが腰を浮かせると、驚愕の表情でレーヴェをせき止めた。
「まるで……まるで他にもあるみたいじゃないか!その装置が!」
「そうダ。他にもあル」
レーヴェは当然のように、あっさりと認めた。クラークは口を大きく開けたかと思うと、ふらふらと倒れるように腰を下ろした。
「そんな……ことが、許されるものか!」
「許す、許されるの問題じゃなイ。魔王様は、決めたことは必ずやル。そして、失敗した部下に容赦しなイ」
「くそ!」
クラークは拳で床を殴りつけた。俺も、口の中に灰を押し込まれた気分だ。
「レーヴェ……あんな機械が、後いくつあるのか、知ってるか?」
「詳しくは知らなイ。だが、多くはないはずダ。あれは、急ごしらえで作られたものだかラ」
「急ごしらえ?元から計画されていたことじゃ、ないってことか?」
「分からなイ……でも、急いでタ。ヴォルフガング様は酷く焦って、イライラしていタ……」
レーヴェはその時のことを思い出したのか、ぶるっと頭を振るった。
「ん?でもレーヴェ、その命令を下したのは、魔王本人じゃないのか?」
「そうダ。そうだけど、実際に動いていたのは、ヴォルフガング様ダ」
ヴォルフガングか……あの鳥骨頭の狂信っぷりは、短時間でもよく伝わった。なるほど、あいつなら魔王のために、いくらでも犠牲を払うだろう。
「つーことは、実質指揮を執ってたのは、そのヴォルフガングだったってことだな」
アドリアが腕組みしてうなずく。
「どうやら、そのヴォルフガングとやらについて、詳しく知る必要がありそうだ」
「ああ。こいつが今んとこ、ぶっちぎりでイカレてるしな。レーヴェ、そいつはどんな奴だ?確か、三幹部の一人だとか言ってたけど」
レーヴェは力なくうなずいた。
「うン……恐ろしいお方ダ。怒らせると、味方にも容赦がなイ。それに、魔王様にとても信頼されていル。魔王様の右腕だと、ドルトは言ってた。でも、魔王様にはちゃんと右手があるのにって、レーヴェはいつも思ってた。ヴォルフガング様がお怒りになった時、ドルトはいつも、レーヴェたちをかばってくれて」
「ん、ん?ちょっと待ってくれレーヴェ、その、ドルトっていうのは?」
「ドルトは、レーヴェの上官ダ。三幹部の一角でもあル」
お、ここに来て二人目が判明したぞ。ドルト、か……いったいどんな魔物だろう?
「まさか、そのドルトってやつも、ヴォルフガングの片棒を担いでるわけじゃないよな?」
「ちがウ!ドルトは優しい!あいつはいいやつダ!」
うわっ!レーヴェがいきなり大声を出したので、みんな驚いた。ミカエルは息を詰まらせたのか、けほけほとむせている。
「ドルトのこと悪く言うのは、許さないゾ!」
「わ、わかった、悪かったって」
レーヴェはそれでもぐるるると唸っている。……ぷっ。笑っちゃ悪いけど、吹き出しそうだ。だって、フランにそっくりだったから。仕草もそうだが、なにより、大切な相手のために唸るところが。俺がちらりとフランを見ると、フランは不思議そうに見つめ返してきた。くくくっ。
「そっか。魔王軍にも、いいやつがいるんだな」
ある意味じゃ、これが一番の収穫だ。
「うン。レーヴェ、ドルトには死んでほしくなイ。レーヴェたちにも、死ぬなって言ってくれたんダ。きっと今ごろ、レーヴェたちが死んだと思って、悲しんでル……」
いたたまれない空気が、辺りを包んだ。口を開くきっかけを失った俺は、このまま続けるべきか、それとも切り上げるべきか悩んでいた。その時だ。
「……私からも、一ついいだろうか」
お?一歩前に出たのは、アドリアだった。
「私はアドリアという。そこの、クラークの仲間だ」
「……知ってル。前に見たからナ」
「そうか。私はかつて傭兵をしていた都合、お前たち魔物に少しは詳しいと自負している。それでも、お前のような人型の……いや、人間そっくりの魔物というのは、初めて見る」
おや?その話、つい最近にも……そうだ、アルアからも似たような話を聞いた。
「私だけに限らず、他の傭兵仲間も同じ事を言っていた。失礼でなければ、お前さんの出自について、訊かせてもらえないだろうか」
レーヴェの出自、か。確かに気になるな。なにせ、狼の耳を持ち、だが両脚のない、女の子のような見た目の、魔物だ。てんこ盛り過ぎるぜ?
レーヴェが首をかしげる。
「レーヴェの、シュツジ?」
「君は、どのように生まれたんだ?つまり、母親と父親はどのような種族か、ということだが」
「そういうことカ……レーヴェは、狼だ」
「狼?狼と、人型の魔物の混血ということか?」
「違う。レーヴェは、狼だっタ……」
だった?どうして過去形なんだ?
「……レーヴェ。君はもしや」
レーヴェは、力なくうなずいた。
「そうダ。レーヴェがこの姿になったのは、レーヴェも実験されたから。魔王・ファーストによっテ」
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