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17章 再開の約束
21-5
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21-5
あまりにもあっけない魔王の襲撃から、少しが経った。
「結局、あれは何だってことになったの?」
フランが訊ねてくる。俺は、エドガーたちから話を聞いて戻ってきた所だった。
「やっぱり、あの鏡を取り戻しに来たんだろうって。けど、予想外の抵抗に遭って、あえなく撤退した……ってことなんじゃないかってさ」
「……まぬけだね」
フランの毒にも、ずいぶん慣れてきてしまったな。それに、今回ばかりは俺も同意見だ。
「魔王がそんなに馬鹿とは思えないよな。けど、手の内を晒したくなかったんじゃないかって。本格的に抗戦するつもりはなかったってことだ」
「それ、あのダミ声が言ったの?」
「いや、別の国のお偉いさんだ。いちおう筋は通ってるから、強く言い返せなさそうだったぞ」
「……」
フランはむっつり黙り込んで、納得いっていなさそうだ。がしかし、あまり議論してもいられない。もうだいぶ暗くなってきた。それに、そろそろ次の部屋に付きそうだぞ。
そこからしばらく。俺たちは、真っ黒な扉の前に立っている。おそらくここが、魔王軍三幹部の最強格、烈風のヴォルフガングが座す部屋だ。
「……ゆくぞ!突撃ッ!」
エドガーの号令の下、兵士たちが扉を押し開け、中へとなだれ込んでいく。いよいよ開戦だ。俺たちも遅れないよう、あとに続く。
部屋の中は、ずいぶんと殺風景だった。がらんと広いだけで、何もない。さっきの、鏡が置かれていた部屋を思い出させる光景だ。いや、けど厳密には、何もないわけではない。俺たちとは正反対の部屋の端に、そいつはいた。
「来たか」
短く一言だけ発して、そいつは一歩こちらに踏み出した。鳥の頭蓋骨そっくりの頭。大柄なそいつが歩くだけで、かなりの威圧感を与えてくる。三幹部、ヴォルフガングだ……!
「来たぞ、作戦通りに!」
ヘイズの号令の下、すっかり不機嫌になったクラークが前に進み出てくる。奴は両手に、大きな鏡を抱えていた。件の、魔法の鏡だ。ヴォルフガングを攻略する重要アイテムであるとのそれを持つのは、やはり勇者がいいだろうということで、クラークに任されたんだ。根っから鏡を信用していないクラークは不満たらたらだったが、鏡を叩き割って台無しにするようなことはしなかった。
そして今、鏡の真価が試されようとしている。あれ?でも、どうやって使えばいいんだ?
「今だ!鏡を奴に向けろ!」
へ?大声で叫んだのは、サードだ。あいつは縛られたまま、ヘイズたちと一緒に、前線の近くにまで連れてこられていた。サードは必死の形相で、クラークにがなり立てる。
「何をぼさっとしているんだ!魔法を撃ち込まれるまで待っているつもりか?」
「く、わ、わかってるよ!」
クラークはイラつきながらも、手に持った鏡を、ヴォルフガングに向けた。
次の瞬間、信じられないことが起こった。
「ぐあああぁぁぁ!」
ヴォルフガングが突然、呻きながら身をよじり始めたのだ。鏡から、光が溢れ出している!強烈なスポットライトのように、鏡は光線を放ち、それに照らし出されたヴォルフガングは、体から黒煙を上げて悶えている。な、何が起こっているんだ?
「チャンスだ!さあ、攻撃を!」
続けざまにサードが叫ぶ。俺ははっと我に返った。た、確かにチャンスだ。だけど、なんていうか、あまりにも効きすぎじゃないか?せいぜい、戦局を多少有利にできれば、程度にしか考えていなかったのに。これじゃ、本当に特効アイテムだぜ?
「お、おい!何をモタモタしているんだ!攻撃しろって!」
やきもきしたようにサードがせっつくと、ようやく弓兵部隊が、弦に矢をつがえた。ピュピュピュピュ!雨脚のように、ヴォルフガングに矢が降り注ぐ。
パァーン!
矢が当たったヴォルフガングの体が、弾け飛んだ。風船に針を突き刺したように、一瞬だった。後には、黒いもやがぼんやりと残るだけ……
「……は?」
俺の第一声がそれでも、誰も責められないだろう。それぐらいあっけなく、ヴォルフガングは消えてしまった。
「……た、おした、わけではない、ですよね?」
ウィルはすっかり混乱してしまったのか、おかしな区切り方をした。フランは、首を縦とも横とも取れる、微妙な角度に振った。
「……そんなはず、ないと思うけど。さすがに」
「さすがに、そうですよね。でも……」
なんなんだ、このおかしな状況は。倒すことを望んでいたはずなのに、こうも唐突だと、逆にそれを信じられないなんて。俺は一周回って、ヴォルフガングが平然と姿を見せたほうが安心できる気さえした。
それはエドガーたちも同じだったのか、近くの兵士に何かささやくと、その兵士は慎重に、だが遅すぎない程度に、ヴォルフガングが立っていた所へと近づいて行った。矢が何本も散乱する床を、注意深く調べると、兵士はこちらを振り返った。
「なにも、ありません。塵のような、かすかな痕跡が残るだけです」
「ぬうぅ……」
ヴォルフガングは、死んだ。最終的に、連合軍はそういう判断を下した。
「できすぎてる」
フランはすっかり不機嫌になっていた。彼女の意見には、俺も賛成だ。
「さっきの魔王といい、あまりにもおかしいよ、こんなの」
「ああ、俺だってそう思うよ。だけどなぁ……」
俺はちらりと横目で見る。なにをって、勝利にわく連合軍を、だ。最後の幹部を倒したことで、兵士たちは安堵し、勝利を祝っていた。
「じゃあここで、あいつは死んでなんかない!きっと生きているに違いない!なんて叫んでもな。こっちの方がイカれてると思われるよ」
「……」
フランはますます眉間のしわを深くした。彼女も理解しているから、いっそう不機嫌なんだろう。
「さっきのは、何かの魔法だったんでしょうか?」
ウィルが訊ねると、ライラはふるふると首を振った。
「ううん。つよい魔力は、ぜんぜん感じなかったよ。ああいう、ビカー!うわー!っていうまほーじゃないと思う」
「ですか……ならやっぱり、あの鏡は霊験あらたかだったということなんですかね」
そう片付けるのが、一番妥当だ。またの名を、思考放棄とも言えるが。
今や連合軍は、鏡を本物と捉えて疑わなかった。魔力を秘めた鏡を畏怖の目で見つめ、同時にサードを、本物の勇者であると信じ切っているようだ。勇者の加護が、自分たちを勝利に導いている。きっと魔王も、このままあっけなく倒せるに違いない!そんな雰囲気だ。むしろサードをいまだに縛っていることが愚かしいとさえ呟いているのも、俺は耳にした。
「はぁ……まあいい、原理はいったん置いておいて、事実だけ見ようか。ヴォルフガングを倒したってことは、四天王全てを倒したことになる。それなら、残るは大将だけだ」
釈然としない顔をしていたウィルは、俺の言葉を聞いて、びくっと肩をすくめた。
「そうでした……次はいよいよ」
「ああ。魔王との、ラストバトルだ」
つづく
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読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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「結局、あれは何だってことになったの?」
フランが訊ねてくる。俺は、エドガーたちから話を聞いて戻ってきた所だった。
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フランの毒にも、ずいぶん慣れてきてしまったな。それに、今回ばかりは俺も同意見だ。
「魔王がそんなに馬鹿とは思えないよな。けど、手の内を晒したくなかったんじゃないかって。本格的に抗戦するつもりはなかったってことだ」
「それ、あのダミ声が言ったの?」
「いや、別の国のお偉いさんだ。いちおう筋は通ってるから、強く言い返せなさそうだったぞ」
「……」
フランはむっつり黙り込んで、納得いっていなさそうだ。がしかし、あまり議論してもいられない。もうだいぶ暗くなってきた。それに、そろそろ次の部屋に付きそうだぞ。
そこからしばらく。俺たちは、真っ黒な扉の前に立っている。おそらくここが、魔王軍三幹部の最強格、烈風のヴォルフガングが座す部屋だ。
「……ゆくぞ!突撃ッ!」
エドガーの号令の下、兵士たちが扉を押し開け、中へとなだれ込んでいく。いよいよ開戦だ。俺たちも遅れないよう、あとに続く。
部屋の中は、ずいぶんと殺風景だった。がらんと広いだけで、何もない。さっきの、鏡が置かれていた部屋を思い出させる光景だ。いや、けど厳密には、何もないわけではない。俺たちとは正反対の部屋の端に、そいつはいた。
「来たか」
短く一言だけ発して、そいつは一歩こちらに踏み出した。鳥の頭蓋骨そっくりの頭。大柄なそいつが歩くだけで、かなりの威圧感を与えてくる。三幹部、ヴォルフガングだ……!
「来たぞ、作戦通りに!」
ヘイズの号令の下、すっかり不機嫌になったクラークが前に進み出てくる。奴は両手に、大きな鏡を抱えていた。件の、魔法の鏡だ。ヴォルフガングを攻略する重要アイテムであるとのそれを持つのは、やはり勇者がいいだろうということで、クラークに任されたんだ。根っから鏡を信用していないクラークは不満たらたらだったが、鏡を叩き割って台無しにするようなことはしなかった。
そして今、鏡の真価が試されようとしている。あれ?でも、どうやって使えばいいんだ?
「今だ!鏡を奴に向けろ!」
へ?大声で叫んだのは、サードだ。あいつは縛られたまま、ヘイズたちと一緒に、前線の近くにまで連れてこられていた。サードは必死の形相で、クラークにがなり立てる。
「何をぼさっとしているんだ!魔法を撃ち込まれるまで待っているつもりか?」
「く、わ、わかってるよ!」
クラークはイラつきながらも、手に持った鏡を、ヴォルフガングに向けた。
次の瞬間、信じられないことが起こった。
「ぐあああぁぁぁ!」
ヴォルフガングが突然、呻きながら身をよじり始めたのだ。鏡から、光が溢れ出している!強烈なスポットライトのように、鏡は光線を放ち、それに照らし出されたヴォルフガングは、体から黒煙を上げて悶えている。な、何が起こっているんだ?
「チャンスだ!さあ、攻撃を!」
続けざまにサードが叫ぶ。俺ははっと我に返った。た、確かにチャンスだ。だけど、なんていうか、あまりにも効きすぎじゃないか?せいぜい、戦局を多少有利にできれば、程度にしか考えていなかったのに。これじゃ、本当に特効アイテムだぜ?
「お、おい!何をモタモタしているんだ!攻撃しろって!」
やきもきしたようにサードがせっつくと、ようやく弓兵部隊が、弦に矢をつがえた。ピュピュピュピュ!雨脚のように、ヴォルフガングに矢が降り注ぐ。
パァーン!
矢が当たったヴォルフガングの体が、弾け飛んだ。風船に針を突き刺したように、一瞬だった。後には、黒いもやがぼんやりと残るだけ……
「……は?」
俺の第一声がそれでも、誰も責められないだろう。それぐらいあっけなく、ヴォルフガングは消えてしまった。
「……た、おした、わけではない、ですよね?」
ウィルはすっかり混乱してしまったのか、おかしな区切り方をした。フランは、首を縦とも横とも取れる、微妙な角度に振った。
「……そんなはず、ないと思うけど。さすがに」
「さすがに、そうですよね。でも……」
なんなんだ、このおかしな状況は。倒すことを望んでいたはずなのに、こうも唐突だと、逆にそれを信じられないなんて。俺は一周回って、ヴォルフガングが平然と姿を見せたほうが安心できる気さえした。
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「ぬうぅ……」
ヴォルフガングは、死んだ。最終的に、連合軍はそういう判断を下した。
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フランはすっかり不機嫌になっていた。彼女の意見には、俺も賛成だ。
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「じゃあここで、あいつは死んでなんかない!きっと生きているに違いない!なんて叫んでもな。こっちの方がイカれてると思われるよ」
「……」
フランはますます眉間のしわを深くした。彼女も理解しているから、いっそう不機嫌なんだろう。
「さっきのは、何かの魔法だったんでしょうか?」
ウィルが訊ねると、ライラはふるふると首を振った。
「ううん。つよい魔力は、ぜんぜん感じなかったよ。ああいう、ビカー!うわー!っていうまほーじゃないと思う」
「ですか……ならやっぱり、あの鏡は霊験あらたかだったということなんですかね」
そう片付けるのが、一番妥当だ。またの名を、思考放棄とも言えるが。
今や連合軍は、鏡を本物と捉えて疑わなかった。魔力を秘めた鏡を畏怖の目で見つめ、同時にサードを、本物の勇者であると信じ切っているようだ。勇者の加護が、自分たちを勝利に導いている。きっと魔王も、このままあっけなく倒せるに違いない!そんな雰囲気だ。むしろサードをいまだに縛っていることが愚かしいとさえ呟いているのも、俺は耳にした。
「はぁ……まあいい、原理はいったん置いておいて、事実だけ見ようか。ヴォルフガングを倒したってことは、四天王全てを倒したことになる。それなら、残るは大将だけだ」
釈然としない顔をしていたウィルは、俺の言葉を聞いて、びくっと肩をすくめた。
「そうでした……次はいよいよ」
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