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17章 再開の約束
22-1 魔王の正体
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22-1 魔王の正体
ウウゥゥゥゥー……
風が、唸りを上げている。それは獣の低い鳴き声のようにも聞こえたし、人の抑えた泣き声のようにも聞こえた。
ウウゥゥゥゥー……
空は血のように赤く染まり、低く下がった夕日からは、ギラギラとした西日が照らしつけている。太陽がおかしくなったのか?もうすぐ日没なのに、こんなにも日差しが強いなんて。それとも、おかしくなったのは俺の目か。
そして今、俺たちは、そいつの前にいた。
国の敵。勇者の敵。人類の敵。
「魔王……」
誰がつぶやいたのかも分からない。誰だってよかった。それは事実で、そのために俺たちはここに来たんだ。
魔王が待ち受けていたのは、円形のテラスのような、風通しのいい部屋だった。いや、部屋と呼べるのかどうか……周囲に壁はなく、円柱がぐるりと囲んでいる。そのせいで空がよく見えるんだ。どうして塔の中間に、こんな部屋があるんだろう?
(けどまあ……それすらも、どうだっていいってことだな)
魔王の前では、全てがかすむ。俺は緊張していたし、それは仲間たちも、人類連合軍の兵士たちもみな、同じだった。
「……魔王!僕たちは、お前を、倒す!」
風の音にも負けないくらい、大きな声。勇ましさで言ったら、この中で一番になるんだろうな。この空気の場で、あれだけ無鉄砲に叫べるんだから。
その男、クラークは、自慢の白い剣を高く掲げていた。この場の全員の目が、やつの剣に向く。血のような夕焼けの中でも、やつの剣は朝日のように眩しい。
「お前は、大陸最高の勇者三人を相手にすることになるだろう!」
「二人だ、二人。俺はもう勇者じゃないぞ」
「うるさいな、ちょっと静かにしててくれよ!いいか魔王、多勢に無勢で、卑怯だとは言わせないぞ!なぜならお前には、多くの部下がいたはずだ!ここに来るまでにも、何体もの魔物と戦った!だがお前は、彼らを見捨てた!ともに並び立って、戦おうとしなかった!」
クラークはよく通る声で、朗々と語る。だが、実際その通りだ。魔王は王と言いながらも、自ら軍を率いることはしなかったんだから。
「お前は姑息で、臆病だ!さっきだって、僕らの前からしっぽを巻いて逃げ出した!それだけじゃない!さらにお前は、罪なき人々を攫ったんだ!「
やつの演説は、まるで罪状を読み上げる裁判官だ。その言葉の一つ一つが、連合軍全員の胸に刻まれていく。そして、改めて認識するんだ。なぜ自分たちが戦うのか。どうして、目の前の敵を倒さなくちゃいけないのかを。きっとエラゼムがいたら、こう言ってくれるだろう。強敵を前に、戦う目的をはっきりさせておくのは、統率をまとめ指揮を上げるためにはうってつけだと。
「お前は第一に非情で、第二に卑劣だった!よって僕は、お前を悪と見做す!正義の名の下に、お前に鉄槌を下すのが、僕の使命だ!」
間違いない。クラークの目から、稲光がほとばしった。じゃなきゃ、眼光があんなに鋭く輝くわけがないだろ。
「今こそ、決戦の時だ!」
クラークの声は、高い空の果てにまで響いていった。余韻が消えていくと、やつの演説の余波は、徐々に効果を現し始めた。
「そ、そうだ。やっとここまできたんだ。俺たちは、戦いに来た。俺たちで、奴を倒すんだ!」
一人が言うと、それは伝染するように、兵士の間に広がっていく。
「そうだ!俺たちには、勇者が付いている!」
「正義の名の下に!悪に鉄槌を!魔王には破滅を!」
「うおおおお!勇者クラークに幸あれ!我が剣をあなたに捧げよう!」
さっきまですっかり気圧されていた兵士たちは、口々に雄たけびを上げ、武器を振り上げた。
「なかなかの名演説ね」
騒ぎの中で、アルルカが呆れた顔で言う。すると、ロウランがちっちっちと指を振った。
「こういうのは、意外とバカにならないものなんだよ。カリスマっていうやつなの」
なるほどな。かつてのファーストも、きっとこういう役回りだったんだろう。けどな、じゃあクラークが同じかといえるかは、ちょっと疑問が残るところだ。
「断言してもいいぜ。あいつは絶対、昨晩この長セリフを必死に暗記していたはずだ」
くすっと、フランが笑う。
「バカには勝てないって言うけどね」
まったくだ。だが皮肉にも、俺にも演説の効果は及ぼされているみたいだ。空はさっきほど赤くなく、西日も普通に戻ったから。知らず知らずのうちに、相当肩ひじ張っていたんだな。
冷静になった俺は、改めて連合軍の全貌を確認する。大勢の兵士たちの前に、クラークと尊、二人の勇者並び立つ。数は最小だが、間違いなく最強の部隊だろう。
彼らの後ろで、兵士たちは弓を構え、さらにその後ろに魔術師が控えている。エドガーたちは、前線を勇者に任せ、連合軍は後方から攻撃する、二段構えの編成を組んだ。基本は勇者が戦い、勇者が引いた際には、弓と魔法を浴びせかける。そうやって、魔王に休む暇を与えない作戦だ。魔王がセカンドだったとしても、人間である以上、どこかに限界があるはず。へろへろに弱ったところをぶっ叩くつもりなのだ。
それに対して、魔王はたった一人だった。奴は黒色のマントを身にまとい、顔はフードに隠れていて、口元しか見えない。だがその口は、明らかに人間のそれだ。背丈も成人男性程度で、大勢の武装した兵を相手取るには、頼りなさすら感じるほどだ。
だが、油断してはいけない。正体が人間であれ、勇者であれ、あいつは紛れもなく、魔王なのだから。たった一人でも軍を相手にできる。そういう存在だ。
「ようし。みんな、気合入れてくぞ。クラークだけにいいかっこはさせられない」
俺は、フランの方を向いた。
「フラン。最初から全力で行こう。お前の力を、俺に貸してくれ」
フランは、ゆっくりとうなずいた。
「わかった。一緒に、あいつを倒そう」
「ああ!」
俺とフランが融合して、あいつを叩く。アルルカ、ウィル、ライラの魔法のサポートも一緒だ。ライラのことは、ロウランが守ってくれる。
(エラゼム……あの世でも、見ててくれよな)
さあ、開戦の合図は、今か今か。俺は汗ばむ右手を、ぎゅっと握った。
その時。ふらりと、魔王が動いた。手を、上げた?
「悪いが、それは無理だ」
……。
誰も、何も言えなかった。発言の内容が理解できなかったわけじゃない。ただ、まるで朝すれ違っておはようと言うくらいの、何気なさ過ぎる口調と声に、体が固まってしまったんだ。人間は、あまりにも場違いな発言が飛び出すと、驚くとか怒るとか以前にフリーズしてしまうらしい。
「……は、それは、どういう意味だ!」
おっと、いち早く抜け出したのは、やっぱりクラークだったな。あいつは今、使命感に燃えている。それに後押しされているから、立ち直りも早いんだろう。
「僕たちが、お前に勝てないという事か?ならお前の罪状に、虚偽の罪も加えなければいけないな!」
「そうではない。お前は、魔王を倒そうというのだろう。だから私を倒しても、それは敵わないという事だ」
は……?あいつは一体、何を言っている?すると、魔王がゆっくりとした動作で、上げていた手をフードにかけた。フードが、ゆっくりと外される。そこから、現れた顔は……
「………………サード?」
サードだ。
魔王の顔が、サードになっている。俺は一瞬の間に、魔王の顔がサードになった理由を何十個も思い浮かべたが、一つも口からは出てこなかった。
いや、出せなかった。
ダァン!
「がはっ……!」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
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風が、唸りを上げている。それは獣の低い鳴き声のようにも聞こえたし、人の抑えた泣き声のようにも聞こえた。
ウウゥゥゥゥー……
空は血のように赤く染まり、低く下がった夕日からは、ギラギラとした西日が照らしつけている。太陽がおかしくなったのか?もうすぐ日没なのに、こんなにも日差しが強いなんて。それとも、おかしくなったのは俺の目か。
そして今、俺たちは、そいつの前にいた。
国の敵。勇者の敵。人類の敵。
「魔王……」
誰がつぶやいたのかも分からない。誰だってよかった。それは事実で、そのために俺たちはここに来たんだ。
魔王が待ち受けていたのは、円形のテラスのような、風通しのいい部屋だった。いや、部屋と呼べるのかどうか……周囲に壁はなく、円柱がぐるりと囲んでいる。そのせいで空がよく見えるんだ。どうして塔の中間に、こんな部屋があるんだろう?
(けどまあ……それすらも、どうだっていいってことだな)
魔王の前では、全てがかすむ。俺は緊張していたし、それは仲間たちも、人類連合軍の兵士たちもみな、同じだった。
「……魔王!僕たちは、お前を、倒す!」
風の音にも負けないくらい、大きな声。勇ましさで言ったら、この中で一番になるんだろうな。この空気の場で、あれだけ無鉄砲に叫べるんだから。
その男、クラークは、自慢の白い剣を高く掲げていた。この場の全員の目が、やつの剣に向く。血のような夕焼けの中でも、やつの剣は朝日のように眩しい。
「お前は、大陸最高の勇者三人を相手にすることになるだろう!」
「二人だ、二人。俺はもう勇者じゃないぞ」
「うるさいな、ちょっと静かにしててくれよ!いいか魔王、多勢に無勢で、卑怯だとは言わせないぞ!なぜならお前には、多くの部下がいたはずだ!ここに来るまでにも、何体もの魔物と戦った!だがお前は、彼らを見捨てた!ともに並び立って、戦おうとしなかった!」
クラークはよく通る声で、朗々と語る。だが、実際その通りだ。魔王は王と言いながらも、自ら軍を率いることはしなかったんだから。
「お前は姑息で、臆病だ!さっきだって、僕らの前からしっぽを巻いて逃げ出した!それだけじゃない!さらにお前は、罪なき人々を攫ったんだ!「
やつの演説は、まるで罪状を読み上げる裁判官だ。その言葉の一つ一つが、連合軍全員の胸に刻まれていく。そして、改めて認識するんだ。なぜ自分たちが戦うのか。どうして、目の前の敵を倒さなくちゃいけないのかを。きっとエラゼムがいたら、こう言ってくれるだろう。強敵を前に、戦う目的をはっきりさせておくのは、統率をまとめ指揮を上げるためにはうってつけだと。
「お前は第一に非情で、第二に卑劣だった!よって僕は、お前を悪と見做す!正義の名の下に、お前に鉄槌を下すのが、僕の使命だ!」
間違いない。クラークの目から、稲光がほとばしった。じゃなきゃ、眼光があんなに鋭く輝くわけがないだろ。
「今こそ、決戦の時だ!」
クラークの声は、高い空の果てにまで響いていった。余韻が消えていくと、やつの演説の余波は、徐々に効果を現し始めた。
「そ、そうだ。やっとここまできたんだ。俺たちは、戦いに来た。俺たちで、奴を倒すんだ!」
一人が言うと、それは伝染するように、兵士の間に広がっていく。
「そうだ!俺たちには、勇者が付いている!」
「正義の名の下に!悪に鉄槌を!魔王には破滅を!」
「うおおおお!勇者クラークに幸あれ!我が剣をあなたに捧げよう!」
さっきまですっかり気圧されていた兵士たちは、口々に雄たけびを上げ、武器を振り上げた。
「なかなかの名演説ね」
騒ぎの中で、アルルカが呆れた顔で言う。すると、ロウランがちっちっちと指を振った。
「こういうのは、意外とバカにならないものなんだよ。カリスマっていうやつなの」
なるほどな。かつてのファーストも、きっとこういう役回りだったんだろう。けどな、じゃあクラークが同じかといえるかは、ちょっと疑問が残るところだ。
「断言してもいいぜ。あいつは絶対、昨晩この長セリフを必死に暗記していたはずだ」
くすっと、フランが笑う。
「バカには勝てないって言うけどね」
まったくだ。だが皮肉にも、俺にも演説の効果は及ぼされているみたいだ。空はさっきほど赤くなく、西日も普通に戻ったから。知らず知らずのうちに、相当肩ひじ張っていたんだな。
冷静になった俺は、改めて連合軍の全貌を確認する。大勢の兵士たちの前に、クラークと尊、二人の勇者並び立つ。数は最小だが、間違いなく最強の部隊だろう。
彼らの後ろで、兵士たちは弓を構え、さらにその後ろに魔術師が控えている。エドガーたちは、前線を勇者に任せ、連合軍は後方から攻撃する、二段構えの編成を組んだ。基本は勇者が戦い、勇者が引いた際には、弓と魔法を浴びせかける。そうやって、魔王に休む暇を与えない作戦だ。魔王がセカンドだったとしても、人間である以上、どこかに限界があるはず。へろへろに弱ったところをぶっ叩くつもりなのだ。
それに対して、魔王はたった一人だった。奴は黒色のマントを身にまとい、顔はフードに隠れていて、口元しか見えない。だがその口は、明らかに人間のそれだ。背丈も成人男性程度で、大勢の武装した兵を相手取るには、頼りなさすら感じるほどだ。
だが、油断してはいけない。正体が人間であれ、勇者であれ、あいつは紛れもなく、魔王なのだから。たった一人でも軍を相手にできる。そういう存在だ。
「ようし。みんな、気合入れてくぞ。クラークだけにいいかっこはさせられない」
俺は、フランの方を向いた。
「フラン。最初から全力で行こう。お前の力を、俺に貸してくれ」
フランは、ゆっくりとうなずいた。
「わかった。一緒に、あいつを倒そう」
「ああ!」
俺とフランが融合して、あいつを叩く。アルルカ、ウィル、ライラの魔法のサポートも一緒だ。ライラのことは、ロウランが守ってくれる。
(エラゼム……あの世でも、見ててくれよな)
さあ、開戦の合図は、今か今か。俺は汗ばむ右手を、ぎゅっと握った。
その時。ふらりと、魔王が動いた。手を、上げた?
「悪いが、それは無理だ」
……。
誰も、何も言えなかった。発言の内容が理解できなかったわけじゃない。ただ、まるで朝すれ違っておはようと言うくらいの、何気なさ過ぎる口調と声に、体が固まってしまったんだ。人間は、あまりにも場違いな発言が飛び出すと、驚くとか怒るとか以前にフリーズしてしまうらしい。
「……は、それは、どういう意味だ!」
おっと、いち早く抜け出したのは、やっぱりクラークだったな。あいつは今、使命感に燃えている。それに後押しされているから、立ち直りも早いんだろう。
「僕たちが、お前に勝てないという事か?ならお前の罪状に、虚偽の罪も加えなければいけないな!」
「そうではない。お前は、魔王を倒そうというのだろう。だから私を倒しても、それは敵わないという事だ」
は……?あいつは一体、何を言っている?すると、魔王がゆっくりとした動作で、上げていた手をフードにかけた。フードが、ゆっくりと外される。そこから、現れた顔は……
「………………サード?」
サードだ。
魔王の顔が、サードになっている。俺は一瞬の間に、魔王の顔がサードになった理由を何十個も思い浮かべたが、一つも口からは出てこなかった。
いや、出せなかった。
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