葛宮葬儀屋の怪事件

劣情祝詞

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第四話 水川弓月とエセ占い師

3 おかじくな"る"っ…♡♡もぅ"耐えられない、ゆるじでぐれえ"っ!!♡♡ *R18

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 頭がぼんやりと熱を持って、まともな思考が働かない。
 ひときわ大きな悲鳴を上げてしまった後、占い師は吸い付く肉襞からちゅぽんと指を引き抜いた。

「は……へ…ぇ……な、なに♡」

 占い師は弓月の上半身をポスっとベッドに倒して押し付け、そのまま両膝をぱかっと左右に開いた。
 緩やかに勃起したペニスと、トロトロになった尻穴を占い師の眼前に差し出すような姿勢。
 おむつを替えてもらう赤ん坊のような、あまりに恥ずかしいその姿勢に弓月は顔を真っ赤にして目を見開いた。
 右手を下に伸ばし隠そうとするが無駄な抵抗、空いた左手は口元に持っていき顔を隠そうとする。
 占い師はふぅ、と熱い吐息を吐いた後、自身のズボンのチャックを広げ、バキバキに勃ち上がり臨戦態勢になった凶器をあらわにした。
 そのままその先端を、弓月の尻穴に当てがった。

「待てっ…やめ…くふぅ”……あ”ぁ”ぁ”~~っ…!?♡」

 体が割り開かれる。圧迫感のある熱い肉の塊がグリグリと侵入して腹の奥まで到達し、ごりっ♡ごりっ♡と柔らかい肉を抉り続ける。
 揺すられる度にあられもない嬌声が喉の奥から飛び出すのを止められない。
 恥ずかしい、怖い、気持ち…ぃ、苦しい、熱い。頭の中をありとあらゆる感情が巡って思考が分裂する。
 そのまま馴染むのを待たずに引き抜かれる感覚が何度も何度も繰り返されて、おかしくなってしまいそうだ。
 認めたくなくても、ぐずぐずにされた体が快感を享受していることは騙しきれないほど自覚してしまっていた。
 ならば、と頭のどこかが無意識に自己防衛を働かせる。

「痛く……いたくして………ぁうぅっ…♡」
「罰じゃないヨこれ」

 快感を痛みにすり替える。これはセックスなどではなく、贖罪なのだと必死に自己暗示をかける。
 結合部を永遠に揺すられる快楽に、震える指で毛布にしがみついて背を反らして耐える、耐える、耐える。絶頂するには決定打に欠ける柔い動きで追い詰められる、追い込まれる。荒い吐息がこぼれどんどん大きくなっていく、前髪で隠れた目元に涙が滲み始める。

「んぐぅぅ"っ♡……」
「きもちいカ?」

 キャパオーバーの快楽に、走馬灯のように記憶がなだれ込む。
 弟の顔がチラつく、自分の下で快感に喘いでいた弟。
 無意識にその名を呼ぶ。

「あ"あ"あ"……剣っ…………」
「……弟サン?」
「やめろぉ"っ……暴くなあ……ッ…!」

 隠しておきたい過去を、感情を、暴かれて錯乱する、混乱する。
 この占い師に頭の中を全て見通されているような感覚に陥る。
 顔中が涙と唾液でベトベトに汚れるが拭う余裕もなく、とろけきった表情を押さえられない。
 どちゅっ♡どちゅっ♡と他人の肉棒が腹の奥をどつき抉る。
 ゾクゾクと背筋を駆け巡る行きすぎた快楽、下っ腹を暴力的なほどゴリゴリと抉られ男の形に押し広げられる屈辱、それにドス黒く汚れ切って今にも腐り落ちそうな心を剥き出しにされる苦痛のせいでぼとぼとと涙が止まらない。
 もはやまともな思考は働かなかった。
 これが自分に課せられた罰であると思わなければ、もうこの行為に耐えられそうもなかった。
 苦痛にも思える快楽を、壊される屈辱を、痛みを必死になって乞い媚びる。

「酷く…ひどくして、ひどく……ぐちゃ……ッ……ぐちゃに……壊して"く"れ"……壊ひへ、ぇ"っ♡…ぅ"う"~~~っ!♡♡♡」

 固い亀頭で結腸をどつかれた瞬間、自身がエグい絶頂を迎えることを予感。それが酷く怖くてぎゅぅうっと下っ腹に力を入れて耐えようとする。しかしどろどろにされた身体はあまりにも無力で、目に見開き呻き声を漏らしながら激しい射精を迎えてしまう。頭がチカッチカッと明滅、脳味噌が激しく揺さぶられて気持ちいいしか考えられない。
 先程会ったばかりの胡散臭い占い師の男に抱き潰されている自分の状況を、無意識に贖罪か何かにすり替えて、キャパオーバーの屈辱と快感から必死に目を背けようとする。
 それでも、快楽に慣れていない身体はその「贖罪」にすら耐えられなかった。
 ぐぽっ♡ぐぽっ♡と結腸の縁を男のちんぽが出たり入ったりを繰り返すたびに、死を予感するほど下っ腹が痺れて疼いて、神経が焼き切れそうなほどの快感を暴力的に与えられる。

「ひぐぅ"!?!?♡…らめ"っ、だめぇ"♡…もぉ嫌らぁっ♡はーっ♡はーっ♡許じで、殺しゃれる"……ぅ"っ♡ぉ"っ♡…ねがっ、らからぁ"♡♡」
「アイヤー今ころすゆうたカ?物騒な男アルネー」
「おかじくな"る"っ…♡♡もぅ"耐えられない、ゆるじでぐれえ"っ!!♡♡ちんぽ抜けえ"っ"♡俺から離れろお"お"っ♡♡ぃ"ぎっ~~ぉ"お"ぉ"っ♡♡」

 ぼろぼろ泣きながら、占い師の肩を押しのける。しかし力は入らなくて、情けなく絶頂を迎える。
 どれだけ泣いても、懇願しても、暴れても、押し付けられた快感は終わらなくて、もうどうしたらいいかわからない。
 このままでは体も頭も本当に壊れてしまう。
 両手を握りしめて、虚無に必死に縋る。

「つ、るぎ……剣、剣、つるぎつるぎつるぎ剣……ぃ"っ……♡」

 無意識に弟の名前を連呼。
 まるで神頼み、この苦しいほどの快楽を終わらせてくれと懇願する。
 熱くて仕方がないはずなのに歯がガチガチと鳴り、ゾクゾクとせり上がる快感が永遠に終わらなくて、恐怖。
 占い師は弓月を見下ろして、幸せそうににんまりと笑った。
 あぁ、もう離してもらえない。とっさに弓月は、男の首に腕を回した。
 終わらせてくれないならせめて、快楽じゃなくて痛みをくれ。
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