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第五話 絶縁
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花凛は硬直し、
「いま・・・なに、しました・・」覚束無い声で尋ねた。
「んーキス?」 「キス」などという単語を淡々と言い放った彼を花凛は黙って睨んだ。
「へへっ、やっぱり強気だねぇ。偉い偉い。だけど、キスしたからって俺に惚れちゃだめだよ?」彼は自分の唇を触りながら言った。心底気持ち悪いと思った、その時だった。
「匠っ!?今花凛に何したのよっ!!!」友人が慌てて彼に詰め寄る。「匠」とは彼の名前だろう。
「あはっ、見られちった?」「何が見られちった よ!馬鹿にしてんの!?」
庇ってもらえてると思っていた花凛だったが、次の瞬間耳を疑った。
「・・・花凛の好きな人ってさぁ、匠だったんだね。」花凛は目を瞠った。
「・・・は?」「だって、キスされて喜んでたよね!?満更でもないような表情してたじゃないっ!!!」 満更でもないわけがない。なんせ花凛にとって数秒前のあの出来事がいわゆる ファーストキス なのだから。
「誤解だよ、私の好きな人はこんな人じゃない。第一初対面だし、私はキスされて喜んでもないし、逆に絶望してるんだよ?」
匠は、女同士の戦いには加わらないと言うかのように、うんうん。と頷きながら聞いていた。おまけに友人の耳に花凛の声は届いていなかった。
「・・・もういい。美男美女でいいじゃん!?私なんかより花凛の方が可愛いし頭いいし!!その代わり残念だわ、花凛が友達の彼氏取るような軽い女だと思ってなかった!!」友人は教室から出て、放課後まで戻ってこなかった。
翌日から友人は花凛を避けるようになった。
しかもそれ以上に恐ろしい事が待っていようとは、誰も思っていなかった。
「いま・・・なに、しました・・」覚束無い声で尋ねた。
「んーキス?」 「キス」などという単語を淡々と言い放った彼を花凛は黙って睨んだ。
「へへっ、やっぱり強気だねぇ。偉い偉い。だけど、キスしたからって俺に惚れちゃだめだよ?」彼は自分の唇を触りながら言った。心底気持ち悪いと思った、その時だった。
「匠っ!?今花凛に何したのよっ!!!」友人が慌てて彼に詰め寄る。「匠」とは彼の名前だろう。
「あはっ、見られちった?」「何が見られちった よ!馬鹿にしてんの!?」
庇ってもらえてると思っていた花凛だったが、次の瞬間耳を疑った。
「・・・花凛の好きな人ってさぁ、匠だったんだね。」花凛は目を瞠った。
「・・・は?」「だって、キスされて喜んでたよね!?満更でもないような表情してたじゃないっ!!!」 満更でもないわけがない。なんせ花凛にとって数秒前のあの出来事がいわゆる ファーストキス なのだから。
「誤解だよ、私の好きな人はこんな人じゃない。第一初対面だし、私はキスされて喜んでもないし、逆に絶望してるんだよ?」
匠は、女同士の戦いには加わらないと言うかのように、うんうん。と頷きながら聞いていた。おまけに友人の耳に花凛の声は届いていなかった。
「・・・もういい。美男美女でいいじゃん!?私なんかより花凛の方が可愛いし頭いいし!!その代わり残念だわ、花凛が友達の彼氏取るような軽い女だと思ってなかった!!」友人は教室から出て、放課後まで戻ってこなかった。
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しかもそれ以上に恐ろしい事が待っていようとは、誰も思っていなかった。
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