【R18】好きな人が変態だったので、脅したら処女バレ(自爆)して逆転→溺愛されました。

第４章

６

　膣内をかき混ぜるねっとりとした吸い付くような音は、次第にぴちゃぴちゃと水分の多い音に変わっていって、前に経験した慣れない感覚に、頭の中が真っ白になる。

「やっ…あぁっ、やぁああっ…やめっ…やめてぇっ……」

　抵抗するように腰をくねらせる。だけど、さっきから逃げられないように強い腕力で腰ごと抑え込まれていて、指も舌も離れてくれない。腰から下の力が抜けると、足の間からは生温かい飛沫がプシュプシュと吹き出してくる。

「っ、んん—————…っ」

　唇を噛んで、抗えない刺激に耐える。
　足の指先を突っ張らせて、首すじをさらけ出して果てる。

「っ、はっ、はぁっ、ぁ…」

　乱れた息を吐いて、脱力した足を投げ出す。アキラくんの舌が名残惜しそうに透明な糸を垂らして離れていった。だけど指はまだ私の中に収まったままで、ピクピクと痙攣している感覚を確かめるように動こうとしない。

「ぁ、アキラく」
「……ナカだったら、あとはどこが弱いんだろうね」
「んぇ、？　ひ、ゃっ……ぁああっ」

　ぐぢゅぅ、っと、今度はもっと深いところまで指が突き入れられた。

「ぁは、あ…っ」
「コハルちゃん、奥、触れるようになってる。ほら」

　アキラくんの指先が、私の一番奥の、下がり切った子宮口を撫でる。

「早く挿れたいな。ここ、いっぱいぐちゃぐちゃにしたい」

　二本の指が生き物みたいに暴れながら、ぬちぬちと奥を掻き回す。擦られているところ、全部が気持ちよかった。さんざんイカされて屈服した子宮が物欲しそうにアキラくんの指をしゃぶっている。もっといっぱい掻き回してほしい。

「ぁ…んん…っ、はぁ、あっ」
「ダメ、まだイかないで」

　はしたなく腰を揺らしてしまったのがバレたのか、ぬぽっと指が引き抜かれる。びくんと体が跳ねて、ふぅふぅと呼吸を荒げていると、目の前にふやけた指を突き付けられた。

「すごいね、いっぱいイッたからベトベト」

　ところどころ白く濁った体液でふやけた指を見せられて、目を瞑って顔を背ける。

「コハルちゃんの中、いれていい？」

　ふわふわの頭のまま反応出来ないでいると、アキラくんの顔がすぐ近くに来た。そのまま舌を差し出されて、反射的に口を開けて迎え入れる。

「んっ、ぅ、ぷぁ、……んっ」

　口内を舐め回す舌を夢中になって追っていたら、足の間に熱いものがあてがわれた。

「——あっ」

　指よりも遥かに太いものがゆっくりとお腹の中に押し入ってくる。

「はっ、ぁ、～～んん……っ」

　体重をかけるようにアキラくんが私の体を押しつぶすと、膣内に入り込んだものがお腹の奥まで満たされて、身体が勝手に身震いする。

「……痛い？」

　私の唇を解放したアキラくんが、心配そうに顔を覗き込んできた。下手くそな息継ぎをしながら首を左右に振ると、目元を下げたアキラくんに「よしよし」と頭を撫でられた。それだけで下腹部が甘えるようにきゅっ、と締まる。

「コハルちゃんは本当、可愛いね」

　私の頭を抱きかかえて、アキラくんがくすりと笑った。
　ずりゅ……っ、ずりゅ……っと、お腹の中を満たしていたちんぽが、ゆっくり抜き差しを繰り返す。圧迫感と開放感が交互に押し寄せて、背骨のゾクゾクが止まらない。

「ぁ、っ、ぅうっ、ん……っ」
「あーー…めちゃくちゃキツいし、抜くときすごい吸い付いてくる…。これわざと？」
「っ、ちがぅう…っ」

　初めてなのに、そんなこと、できるわけない。
　ぐりっ、と今まで入ってきたことのない場所までえぐられてのけぞる。もう声も出ない。

「……ここ……っ？　コハルちゃんの気持ちいいとこ……っ」

　繋がった部分を密着させたままさらに腰を動かす。
　快感のスイッチを何度もしつこく押されて、グニグニと子宮ごと形を変えられてるみたいだ。クリトリスとはまた違った感覚で、これが気持ちいいってことなのかまだわからない。ふるふると首を横に振る。

「でも、すごいぎゅうってしてる……っ」
「わっ、わかんなぃ……っ、あきらくんっ待って、なんかっ」

　奥を押しつぶすようにゆっくりと突かれているうちに、尿意に似た感覚に襲われる。これ以上されたら本当に出ちゃいそうで、お腹の奥が痺れて力が抜けてくる。

「や……っ……あぁっ、な、に…っ」
「あはっ、すごい……っコハルちゃんのなかっ、すごいビクビクしてる」

　腰の動きを止めたアキラくんが面白がるように言った。
全身の痙攣がようやくおさまると、奥まで入っていたちんぽがゆっくりと動かされる。ちゅぶっ……、ぐちゅ……っ
　ゆっくり引き抜いて、またゆっくり挿入する動きに合わせて、いやらしい音が溢れてくる。肉壁を擦られたり、子宮の奥をねぶられたりするたびに内ももが震えて、分泌された蜜がこぷりとお尻の方まで流れていく。

「あぁっ待って、とめて……っ」
「ん…、やだよ、こんな気持ちいいのに」
「あぁあ、おねがっ、ぃっ……、うごかないでぇ…っ…」

　ぐぐっと力を入れて上体を起こし、アキラくんの胸を押す。自分の体も腕一本で支えてお腹を丸めると、途中まで抜けた屹立が視界に入ってきた。ところどころべっとりと白く汚れていたそれは私から溢れてきたものだと理解して顔が熱くなる。

「あっ！？」

　急に伸びてきた指が、私の一番敏感な部分を撫でた。体を支えていた腕の力が抜けて、クッションの上に倒れ込む。

「……コハルちゃん、体起こして」

　背後から腕を引っ張られて、背面座位の姿勢になる。
　アキラくんの膝が足の間に入って、両腕は胸やお腹を固定して、恥ずかしい格好のまま身動きが取れない。
　アキラくんの指が、胸に伸びてきて全体を包み込むように揉みしだく。

「んぁ、っ、はぁっ、んんっ」
「あーすっごい柔らかい……。コハルちゃんの体、全部エロくて授業中、我慢するの大変だったんだよ」

　そう言いながら、アキラくんの指先が乳輪をくすぐって硬くなった先端をくにくにと摘む。膣内に入ったちんぽは挿れっぱなしで動かしていないのに、膣口がひくつく。

「またビクビクさせて。ここも触ろうか」

　足を広げられて、丸見えになった秘部から覗くクリトリスを指の腹で撫でられる。ひく、と喉を晒してアキラくんに体を預けると、人差し指と親指に挟まれたクリトリスをちゅこちゅこと上下に揺すぶられる。
　さんざん弄ばれたそこは、まるで触って欲しそうにぷっくりと肥大していた。

「あぁー…、すごい、締まる…っ、やば…」
「んゃっ…ぁっ、ゆびで、しごかないでぇ…っ、くちゅくちゅするの、やぁあ…っ」

　余裕のないアキラくんに、半泣きになりながら訴える。もう体はくたくたで体力は残っていない。与えられる刺激にだけ腰を振って反応しているようなものだった。それがアキラくんを煽っていることになるなんて、当然気づかない。

「ふ、ぅっ、…いっ、く……いくぅ…ぁああっ」

　お腹の奥がひくついて、膣口がぎゅうっと締まる。アキラくんの苦しげな呻き声が耳元で聞こえる。息が詰まって、下腹部がびくびくと波打つ。

「はぁ…痙攣まんこ、きもちぃ……っ」

　イッてもなお、アキラくんの指の動きは止まらなかった。愛液でぬるぬると滑らせながら、捕らえたクリトリスの根本からきつくしごかれる。暴力的な快感に目の前がチカチカする。さらに膣内の奥までグッポリとおさまったちんぽを揺すぶられて、お腹の力が抜けきると、じょば…っと秘肉の痙攣する動きに合わせて潮が噴き出る。

「ぁ——…っ、…ゃあ——…っ」

　呂律が回らない。口の端から涎をこぼして、掠れた声で喘ぐしかできない。
　クリトリスをいじる手とは別の手で、痙攣する下腹部をぐっと押さえ込まれる。秘肉を外側から押しつけるような刺激が加わって、また子宮がうねる。

「————っ」
「キッツ…ぅ……はっ、あぁっ——イクっ」

　切羽詰まった呻き声の後、子宮の奥で、膨れた切先が精液を吐き出した。お腹の中が薄い膜越しに熱く塗りつぶされて、足の指先がわななく。


　長い余韻の後、やっと解放されてベッドの上に倒れ込んだ。汗で濡れて顔に張り付いた髪を払われて、見下ろされる。
　いつもの可愛いアキラくんだ。
　力の抜けた両腕を持ち上げて、アキラくんの方へ伸ばす。すんなりと落ちてきた頭を抱きかかえて、私は意識を手放した。