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これは欲しい!
という物を買ってあげる。
よ~く選ばせて。
妹たちのテンションはヤバかった。
見るもの全てを欲しがるから大変。
気持ちが分からなくはない。
「カルラ、付けてあげる」
「ありがと」
だけどな。
それは慣れていない外出による刺激耐性の無さ。
初めてのお店や品物による目の強制補正。
悲しいかな、飛んで火に入るなんとやらだ。
「胡椒入れ可愛かったんだけどなあ」
「胡椒そんなに使うか?」
「料理していると可愛いらしい道具が欲しくなるわ」
……料理していると。
料理ができない身としては、パワーワード。
しかし、この場は必死に凌いだ。
「可愛いアイテムが並んでいると、美味しいカルラ料理が――」
はい、負けました。
カルラは料理が上手。
上手と言うことは飯が美味しいということ。
毎日ほぼメインで担当してくれている。
感謝の意味で買わせていただきます。
「無理しなくていいのよサダメ。ただあると気分が――――」
「感謝を込めてだよ。駄目押ししなくても買うから」
胡椒入れだけでは寂しい。
感謝の気持ちも込めようというのだ。
アイテムのランクを上げさせてもらった。
「うふふ。キッチンがお洒落になりそうよ」
「財布が泣いているから、カルラを構いまくるぞ」
「今更何言っているの。サダメならいつでも好きなようにどうぞ」
う。
確かにいつでも構いたい放題。
寧ろ構いなさいと怒られることがある程だ。
それでも改めてどうぞと言われると、嬉しい。
もっと愛情表現をしよっと。
「この四人って、やっぱり目立つね」
「最近意識しなくなっていたけれど、ハーフなのよね」
「髪の毛、眼や肌の色、スタイル。目を引く部分の塊だよ」
そう。
家の近所ですら未だに注目されているんだ。
見知らぬ土地では浮きまくりなのでは。
「一緒にいると恥ずかしいか?」
「そんなことない! 後ろから眺めていたら思っただけだよ」
「目線が気になるなら離れていてもいいよ?」
「もう! 混ぜてもらったばかりなのに、意地悪!」
ツィスカのようなプンプンモードの咲乃。
引き籠りだったことを忘れるほどになった。
喜怒哀楽をはっきりと見せてくれる。
「そういう咲乃、好きだよ。色んな表情見せて欲しいなあ」
「ええ!? き、急に言わないでよ~。ドキドキするからさ」
「言わない方がいいのか。思ったように言ったんだが」
「サダメから積極的だと照れちゃうんだよ~」
「なら、やめようか」
「……言ってよ」
「どっちだよ。咲乃はオレのことが?」
「好きだよ!」
「ほら、言うじゃん。オレも、咲乃が好き。それでいいよね?」
「……うん」
ほう。
ほうほう。
モーションを掛けられると弱いのか。
これは楽しいな。
これからはこっちから寄って行こう。
「咲乃ばっかり、ずるいですよ」
「美咲だってもちろん好きだよ」
「……あ、その、はい」
「告白されたのに、最近そっちから何もないから寂しいなあ」
「それはその、何と言うか、私もどう接っするのが良いのかわから――」
「ぐちゃぐちゃ言わないで構ってよ」
ツィスカが振り向いて二人に一言。
「サービスね。兄ちゃんは、甘えん坊だから構うと好かれるよ」
「何よ、ツィスカが教えるなんて珍しい」
「もう気付いているだろうからいいんじゃない?」
「ああそういうことね。鍵開けてあげるの?」
「う~ん、この二人ならどうかなって。チェックポイント通過ってとこね」
そういうの、あるんだ。
ツィスカが面接官みたいな事になっている。
カルラが補佐的な?
相変わらずオレに決定権は無いのね。
いや、今回は自分で扉を開けたのか。
それを見てツィスカも通したって感じ?
妹は彼女だもんね。
大事にされていると考えればいいのかな。
そう思うと、温かいね。
という物を買ってあげる。
よ~く選ばせて。
妹たちのテンションはヤバかった。
見るもの全てを欲しがるから大変。
気持ちが分からなくはない。
「カルラ、付けてあげる」
「ありがと」
だけどな。
それは慣れていない外出による刺激耐性の無さ。
初めてのお店や品物による目の強制補正。
悲しいかな、飛んで火に入るなんとやらだ。
「胡椒入れ可愛かったんだけどなあ」
「胡椒そんなに使うか?」
「料理していると可愛いらしい道具が欲しくなるわ」
……料理していると。
料理ができない身としては、パワーワード。
しかし、この場は必死に凌いだ。
「可愛いアイテムが並んでいると、美味しいカルラ料理が――」
はい、負けました。
カルラは料理が上手。
上手と言うことは飯が美味しいということ。
毎日ほぼメインで担当してくれている。
感謝の意味で買わせていただきます。
「無理しなくていいのよサダメ。ただあると気分が――――」
「感謝を込めてだよ。駄目押ししなくても買うから」
胡椒入れだけでは寂しい。
感謝の気持ちも込めようというのだ。
アイテムのランクを上げさせてもらった。
「うふふ。キッチンがお洒落になりそうよ」
「財布が泣いているから、カルラを構いまくるぞ」
「今更何言っているの。サダメならいつでも好きなようにどうぞ」
う。
確かにいつでも構いたい放題。
寧ろ構いなさいと怒られることがある程だ。
それでも改めてどうぞと言われると、嬉しい。
もっと愛情表現をしよっと。
「この四人って、やっぱり目立つね」
「最近意識しなくなっていたけれど、ハーフなのよね」
「髪の毛、眼や肌の色、スタイル。目を引く部分の塊だよ」
そう。
家の近所ですら未だに注目されているんだ。
見知らぬ土地では浮きまくりなのでは。
「一緒にいると恥ずかしいか?」
「そんなことない! 後ろから眺めていたら思っただけだよ」
「目線が気になるなら離れていてもいいよ?」
「もう! 混ぜてもらったばかりなのに、意地悪!」
ツィスカのようなプンプンモードの咲乃。
引き籠りだったことを忘れるほどになった。
喜怒哀楽をはっきりと見せてくれる。
「そういう咲乃、好きだよ。色んな表情見せて欲しいなあ」
「ええ!? き、急に言わないでよ~。ドキドキするからさ」
「言わない方がいいのか。思ったように言ったんだが」
「サダメから積極的だと照れちゃうんだよ~」
「なら、やめようか」
「……言ってよ」
「どっちだよ。咲乃はオレのことが?」
「好きだよ!」
「ほら、言うじゃん。オレも、咲乃が好き。それでいいよね?」
「……うん」
ほう。
ほうほう。
モーションを掛けられると弱いのか。
これは楽しいな。
これからはこっちから寄って行こう。
「咲乃ばっかり、ずるいですよ」
「美咲だってもちろん好きだよ」
「……あ、その、はい」
「告白されたのに、最近そっちから何もないから寂しいなあ」
「それはその、何と言うか、私もどう接っするのが良いのかわから――」
「ぐちゃぐちゃ言わないで構ってよ」
ツィスカが振り向いて二人に一言。
「サービスね。兄ちゃんは、甘えん坊だから構うと好かれるよ」
「何よ、ツィスカが教えるなんて珍しい」
「もう気付いているだろうからいいんじゃない?」
「ああそういうことね。鍵開けてあげるの?」
「う~ん、この二人ならどうかなって。チェックポイント通過ってとこね」
そういうの、あるんだ。
ツィスカが面接官みたいな事になっている。
カルラが補佐的な?
相変わらずオレに決定権は無いのね。
いや、今回は自分で扉を開けたのか。
それを見てツィスカも通したって感じ?
妹は彼女だもんね。
大事にされていると考えればいいのかな。
そう思うと、温かいね。
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