クラブPhantom Rougeの拷問劇場

翔田美琴

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1章 ユウキの場合

41話 執行者の静かな怒り

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超高級クラブ【Phantom Rouge】、その華やかな入り口に、ユウキは軽い気持ちで足を踏み入れた。入会金を踏み倒し、平然と酒を煽る彼女に、制裁の時は迫る。

ユウキ: へー、ここが【Phantom Rouge】? なんだか思ってたよりイケてるじゃん。アタシみたいな可愛い子が来るの、遅すぎたくらいじゃない?

ミコト: ユウキ・ナガサトさん、でしたね。入会金の一件、説明していただけますか? あと、その男性執行者への色仕掛け…随分と大胆ですね。

ユウキ: え? 入会金? あー、あれね! まぁ、可愛い子にはサービスってことで良くない? あと、あの執行者の人、結構タイプだったし♡

レンブラント: (冷たい声で)サービス? タイプ? ここは貴様の遊郭ではない。契約書を読んだか? 理解できないなら、脳味噌を取り出して見せてみろ。話はそれからだ。

ミコト: レンブラント中佐、言葉は過ぎます。ユウキさん、当クラブの掟はご存知ですよね? 掟破りには相応の制裁が待っています。

ユウキ: 制裁? なになに? アタシに何する気? アンタら、まさか本気で怒ってるわけ? ま、まさか、暴力とか振るわないよね…?

レンブラント: 暴力? 違うな。これは…儀式だ。お前のような愚か者が、自らの愚行を悔い改めるためのな。

ミコト: 始めましょうか、レンブラント中佐。まずは、爪から… ゆっくりと、丁寧に剥がしていきましょう。

ミコトの合図で、レンブラントは冷酷な笑みを浮かべ、ユウキの爪に手をかけた。超高級クラブ【Phantom Rouge】は、血と絶叫に染まり始めた。

ユウキ: きゃああああああ! やめて! 痛い! 痛い! ごめんなさい! ごめんなさい! もうしません! お願いだから、許して!

レンブラント: 許し? お前は勘違いをしている。これは罰ではない。お前自身の愚かさが具現化した姿だ。それを味わい尽くせ。

ミコト: 次はふくらはぎを引き裂きましょうか。それとも、髪の毛を剥ぎますか? どちらがお好み?

ユウキ: 嫌! 嫌! 何でもする! 何でもするから! お願いだから、止めて! 金ならいくらでも払う! いくらでも払うから!

ミコト: (冷笑)「何でもする」ですか。あら、面白い。「金ならいくらでも」? 良いですね。ではまず、踏み倒した入会金、1000万現金一括で。

ユウキ: そんなの、今すぐには無理だよ! 待って! 誰か! 助けて!

レンブラント: 誰も助けには来ない。ここはそういう場所だ。絶望を味わえ、ユウキ・ナガサト。

絶望と痛みの中、ユウキは意識を失いかけた。ミコトは、容赦なく塩酸を傷口にかけた。

ユウキ: あ…ああああああ!

ミコト: そろそろ精神攻撃も始めましょうか。家族や友人にも、あなたの今の姿を見せてあげましょう。彼らは、どんな顔をするかしら?

レンブラント: SNSのアカウントをハッキングしたぞ。さあ、存分に拡散してやる。世間に、お前の醜態を晒してやるんだ。

ユウキ: やめて! 本当にやめて! もう何もかも嫌! うわあああああん!

ミコト: (静かに)終わらない悪夢を、あなた自身が作り出したのですよ。お気の毒に。

レンブラント: さあ、ユウキ。永遠の拷問の始まりだ。

こうして、ユウキの制裁は終わることなく、Phantom Rougeの中で繰り返されることになった。緋色の警告は、今日もまた、一人の愚かな女を飲み込んだのだ。

永遠の拷問の淵に沈んだユウキ。意識が途切れ途切れになる中、彼女は過去の愚行を走馬灯のように思い返していた。

ユウキ: (意識朦朧としながら)…ホスト…ブランド…チヤホヤ…全部、アタシのもの…のはずだったのに…なんで…こんなことに…

ミコト: (冷徹な声で)後悔しても、もう遅い。あなた自身の浅はかさが、今の苦しみを生んでいるのですから。今更、何を願っても無駄ですよ。

レンブラント: (淡々と)お前の虚栄心と傲慢さが招いた結果だ。自分の価値を理解せず、安易な道を選んだ代償は、想像以上に重い。

ミコトは、静かにタロットカードを手に取り、ユウキのために一枚引いた。カードに描かれたのは、逆位置の『塔』。崩壊と破滅を意味する。

ミコト: 出ましたね…逆位置の塔。今まで積み上げてきたものが全て崩れ去り、何も残らないことを示唆しています。まさに、今のあなた自身を表しているかのよう。

ユウキ: (震える声で)嫌だ…嫌だ…崩れるなんて嫌だ! アタシは、アタシは…!

レンブラント: お前は、何も持っていない。見せかけの美貌と、空っぽの頭だけだ。それすら、今は無意味なものとなった。

レンブラントは、ダークエクスカリバーをゆっくりと抜き放ち、その刃をユウキの目に向けた。

ユウキ: (悲鳴)目…目…! 目だけは…!

レンブラント: その虚飾に満ちた瞳で、何をみてきた? 他人を蔑み、見下すことしかしてこなかったお前の目に、光は不要だ。

ミコト: (レンブラントを制止し)少し待ちましょう、中佐。まだ、彼女には味わうべき絶望が残されています。

ミコトは、不気味な笑みを浮かべ、一台のモニターをユウキの前に設置した。そこに映し出されたのは、ユウキがこれまで散々馬鹿にしてきた友人たちの姿だった。

ユウキ: (絶望した声で)嘘…そんな…アタシの友達…?

ミコト: ええ、友人たちです。あなたは彼女たちの貯金を盗み、ブランド品を自慢し、貧乏人だと嘲笑った。さあ、彼女たちがあなたにどんな言葉を贈るのか、しっかりと目に焼き付けなさい。

モニターから聞こえてくるのは、怒りと軽蔑に満ちた罵詈雑言の嵐だった。かつての友人たちは、ユウキに対し、ありったけの憎しみをぶつけてきた。

ユウキ: やめて…お願いだから、やめて! もう何もかも聞きたくない!

レンブラント: 逃げるな、ユウキ。お前がこれまで積み重ねてきた罪の重さを、今こそ知るべきだ。これは、お前が永遠に背負う十字架となるだろう。

ミコト: (冷酷に)さあ、レンブラント中佐。そろそろ、次の拷問に移りましょうか。次は、何から始めます?

レンブラント: そうだな…次は、彼女の自尊心を徹底的に破壊するとしよう。最も恐れていた醜態を、クラブのVIPたちに余すところなく見せてやる。

クラブのVIPルームに、ユウキは連れていかれた。そこで彼女を待っていたのは、嘲笑と侮蔑の視線だった。

ユウキ: (泣き叫びながら)やめて…見ないで…! 助けて…!

ミコト: 誰も助けません。あなたは、この【Phantom Rouge】で永遠に苦しみ続けるのですから。これが、契約違反者への制裁。そして、あなたの愚かさへの代償なのです。

永遠にも思える拷問の時間が過ぎていく。ユウキの心は完全に打ち砕かれ、絶望の淵で永遠に彷徨うこととなった。超高級クラブ【Phantom Rouge】には、今日もまた、血と涙の匂いが染み付いている。


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