クラブPhantom Rougeの拷問劇場

翔田美琴

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1章 ユウキの場合

43話 傲慢なる醜女

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超高級クラブ【Phantom Rouge】のきらびやかな内装に目を奪われたユウキ。しかし彼女は、この場所が美しさの裏に隠された鉄の掟によって支配されていることをまだ知らない。

ユウキ: へえ、ここがPhantom Rouge…噂通り、すっごく綺麗。こんなところで飲めたら、インスタ映えもバッチリじゃん!

クラブの奥へと進むユウキ。背後から冷たい視線が彼女を捉えていることに気づきもしない。豪華なソファに腰掛け、堂々とシャンパンを煽り始めた。

ユウキ: このシャンパン、めっちゃ美味しい!あたしにピッタリじゃん。ねえ、ボーイさん、もっと高いの持ってきてよ。

その時、ミコトが漆黒のスーツを纏い、静かにユウキの背後に現れた。エリオットは彼女のすぐ後ろに立ち、冷たい眼差しをユウキに向ける。

ミコト: ナガサト・ユウキさん、でしたね。Phantom Rougeの掟、覚えていらっしゃいますか?

ユウキ: え?掟って何?入会金は…えーと、後で払うつもりだったんだけど。今、持ち合わせがなくて…。

ミコト: 掟その一。他のクラブの男と付き合うな。掟その二。入会金は現金一括で。そして、最も重要な掟…当クラブの男達を金と色気で買えると思うな。

エリオット: あなたは、入会金をを踏み倒し、男性執行者に色仕掛けをした。最大級の侮辱行為だ。

ユウキ: な、何よそれ!聞いてないし!それに、ちょっとカッコいいと思ったから声かけただけじゃん!そんなことで怒るなんて、ケチくさいわね!

ミコト: 禁句です。『聞いてない』。書面を読め、最初に提示したでしょうが。エリオット、準備を。

エリオット: 御意。

エリオットが合図すると、屈強な男たちがユウキを取り囲んだ。ユウキの顔から笑顔が消え、恐怖の色が浮かび上がる。

ユウキ: え、何?何をするつもり?やめてよ!誰か助けて!

ミコト: 残念ながら、ここはPhantom Rouge。助けを求める声は、誰にも届きません。そして、ナガサトさん…いえ、ユウキ。あなたは今から、その軽薄さを後悔することになる。

ミコトは冷酷な笑みを浮かべた。エリオットは手袋をはめ直し、静かに拷問具を手にする。それは、VIP席の者たちだけが見ることのできる、血と臓物のショーの始まりだった。

ユウキ: ま、待って!ごめんなさい!何でもします!お金ならいくらでも払うから!お願いだから許して!

ミコト: 禁句その一、『何でもする』。承知いたしました。では、全てを受け入れていただきます。そして、禁句その二、『金ならいくらでも』。ならば、入会金を今すぐお支払いください。

エリオットがユウキの爪を剥ぎ始める。悲鳴がクラブに響き渡るが、VIPルームでは、それを肴に酒を飲む音が響いている。ユウキの体は、痛みと恐怖で痙攣していた。

ミコト: さあ、ユウキ。これがPhantom Rougeの流儀です。永遠に、この痛みと後悔を噛み締めながら生きてください。あなたのような愚かな女には、それがお似合いです。

エリオット: (冷静に)次は、ふくらはぎを引き裂きます。

ユウキの絶望的な叫びは、Phantom Rougeの静寂に吸い込まれていく。クラブの奥深くで、血みどろのショーは終わることなく続いていくのだった。

ユウキの意識が混濁していく。痛覚増幅剤の影響で、爪を剥がされた指先からの激痛が、脳髄を直接叩きつけるようだ。目の焦点は合わず、ただ涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃになっている。

ユウキ: あ…あ…許して…ごめんなさい…もう…金輪際…

ミコト: 金輪際? まるで時代劇のような言い回しですね。口先だけの謝罪は聞き飽きました。さあ、次はふくらはぎです。

ミコトは鋭利なメスを手に取り、ユウキのふくらはぎにゆっくりと、しかし確実に切り込みを入れる。筋肉が引き裂かれる鈍い音が、クラブ内に響き渡った。

ユウキ: きゃあああああ! 足! 足! やめて! 歩けなくなる!

エリオット: 歩けなくなる? それがどうした。あなたは今まで、自分の足で一体どこへ行ってきたというのですか? 欲望と快楽を追い求めるだけの愚かな旅路でしょう。

ミコト: エリオットの言う通りです。自業自得。少しでも痛みを感じたら、自分の行いを反省しなさい。

ミコトは更に深くメスを入れ、ふくらはぎの筋肉を抉り出す。ユウキは絶叫し、全身を痙攣させる。

ユウキ: 血! 血が止まらない! 死ぬ! あたし、死んじゃう!

ミコト: 死にはしません。そんなに簡単に解放してあげるほど、私は甘くありませんよ。エリオット、止血処置を。

エリオットは手際よく止血剤を注射し、ユウキの出血を止める。ユウキは喘ぎながら、命乞いをする。

ユウキ: もう…本当に…ごめんなさい…何でもするから…助けて…

ミコト: 『何でもする』ですか。良いでしょう。では、まず、あなたが踏み倒した入会金、一千万円を今すぐ払いなさい。

ユウキ: そんな…お金…ない…今すぐには…

ミコト: ない? さっきまで『金ならいくらでも』と豪語していたのは、誰でしたっけ? ほら、嘘をつくと舌を抜かれますよ。

ミコトは冷たい笑みを浮かべながら、ユウキに小型の懐中電灯を向ける。ライトの光はユウキの瞳を射抜き、逃げ場のない恐怖を煽る。

ユウキ: やめて…それ以上…何も…奪わないで…

エリオット: (低い声で)そろそろ、お楽しみの時間も終わりですか、ミストレスローズ。

ミコト: あら、エリオット。もう少し付き合っていただきたいところですが、VIPの皆様もお待ちかねでしょう。

ミコトはユウキに最後の宣告を下す。

ミコト: ユウキ、あなたはPhantom Rougeの掟を破り、我々を愚弄した。その罪は永遠に消えることはないでしょう。これから先、あなたは終わりのない拷問の中で、永遠に苦しみ続けるのです。

ミコトは合図を送り、Rouge隊のメンバーがユウキを拘束具に固定する。ユウキの絶望に染まった瞳が、虚空を見つめていた。

ユウキ: いや…だ…やめて…お願い…誰か…助けて…

しかし、Phantom Rougeに助けを求める声は、誰にも届かない。ユウキの運命は、既に決まっているのだから。

エリオット: ミストレスローズ、次のプログラムの準備が整いました。髪剥ぎと眼球摘出、どちらから参りましょうか。

ミコト: そうですね…では、まずは髪から。美しいものは、ゆっくりと壊していくのが醍醐味ですから。

新たな拷問が始まる合図とともに、ユウキの悲鳴が再び、超高級クラブ【Phantom Rouge】に響き渡った。その音は、まるで地獄からの叫びのようだった。



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