復讐

夏野ホスタ

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第ニ章

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…遂にこの日が来た。
3年間という長い期間、恋人という演技をしてきたけれどやっと奴から解放される。Yは、浮かれる気持ちを少しだけ抑えて、最後までAの計画通りに進むよう最終チェックを行う。
置き手紙。…OK、書いて机に置いた。仮面は…OK。銃は…あった。OK!準備完了!あとは、Aが上手いことやってくれるだろう。
わたしは、例の場所で待機していれば大丈夫だろう。よし。じゃあ、行ってくるわ。Yは外に出て、重要なことを忘れていた。
あーそうだ。忘れてた。奴のこと、着信拒否しないと…。





例の場所で待機すること丸半日。
どういうわけかAから部屋の明かりをつけるな。という命令が出た。
Yは、その命令に素直に従っていた。
始めのうちは、太陽の光も差し込まない部屋であったので本当に真っ暗で周りがなにも見えなかった。
しかし、半日経てば、さすがに慣れる。Yは、壁に掛けてある時計をずっとぼーっと見ていた。
「おっそいなー。まだかなA。」
ガチャ。「お待たせ。」Aが帰ってきた。そして、後ろにJもいる。
「遅い!なにをそんなにチンタラしてるんだー!」
「いや、すまんすまん。奴を気絶させたのまでは良かったんだけど、さすがに私一人じゃ、気絶した男を運べなくてな。」
「あー。だからJがいるのか。」
Jはこの件の担当ではない。
「そうそう。いきなりリーダーから電話きたからびっくりしたよ。それに仕事中だったんだけどね。リーダーがピンチだからっていうから飛んできたってわけ。」
「お疲れ様」と心を込めないでYは言った。Jもどーもとそっけなく対応する。
「じゃあ、あとはY。頼んだぞ!」
「はい!」
やっとこの時が来た。
少しだけ手に汗をかいていた。
心の中で大丈夫。と唱える。よし!
わたしは今から人を殺しに行く!!!
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