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サタン@異世界編PART2
謎のスパイダーマン現る
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「カトちゃん、進行進行」
「あ、そうだね!……ということで、エーギルを倒すかどうかは別にして、そんな感じで我々はカイさんと行動を共にすることにしました」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
皆で頭を垂れて挨拶する。
「そして、我々は先程、教会に備え付けられている『食堂』へ向かいました。するとそこで、目を疑う光景を目の当たりにしたのです。それは……」
「……一心不乱に怪物ウニを食う信者の皆さんでした」
俺はカトリーナより一歩前へ出て、キメ顔で語った。
「おい!一番良いとこで出てくるなよ!」
「うるせー。俺だってさっきジョウチンに邪魔されて消化不良だったんだ」
「……ったく。……そしてなんと!食堂で先日動画にも出てくれた少年、ローエングリンのお父さんを発見しました!!」
カトリーナが拍手しながら語る。
「信者の人に見つからないように接近するのは超絶難しかったですが、近づいたら髪の毛を白鳥の形に剃っているので、すぐにわかりました」
俺は自分の功績をアピールすべく補足した。
「今は色々あって気を失っていますが、起きたらインタビューしてみたいと思います」
「今更だけどなんで白鳥なんだろうな……」
俺は縛られた親父を見ながら疑問を呟いた。
「しかし、食堂ではサタちゃんのせいで信者に追われることになってしまいました。詳しくはこちらをご覧ください」
「おい、俺のせいだけではないだろ!」
「まぁ編集して食堂の動画付けとくからあとは視聴者さんのコメ欄に任せるよ」
「確実に否定的な編集するだろ、お前は!!!」
「あーあー、いちいちうるせぇんだよ。話が先に進まねーじゃねーか。そんで、この後はどうすんだっけ?」
「……しかし我々には、まだガリレオ氏の娘さん夫婦の捜索が残っています。まずは娘さんであるマリアさんを見つけるべく、6Fにある教会本部へ向かいたいと思います」
カトリーナは上の階を指差した。
「とても危険な調査になる可能性があるため、ここからはポーポー公爵もカバンに潜ませて隠し撮りする形になりますので、見えづらくなっちゃうかもしれませんが、ご了承下さい」
「では、続報をお待ちください」
「いや、お前が締めるんかい」
グイグイ出てくるジョウチンにツッコミつつ、俺たちはメイジーとクロエを探すべく、再び大聖堂への階段を降りていった。
大聖堂へ非常階段から入ってみると、目の前にかなり広い空間が広がる。
横並びの長イスが100席はあるだろうか。
さらに奥の中央には司祭などが話す際に立つ主祭壇があり、その背後には巨大なステンドグラスが見える。
そして、そこには神々しい光を放つ豚のような妙な絵が描いてあった。
「だ、誰もいない……?」
カトリーナが俺のコートを掴んで隠れながら中の様子を伺う。
「とりあえず今はいないみたいよ」
「だけどよ。お前らの仲間もいねーんじゃねーか?ガキンチョ、そいつらは本当にここに来たのか?」
「た、多分……」
「なんで多分なんだよ」
「いや、私は食堂に行く、って言って別れたんだけど、普通に考えたら本部や何も書かれてない階は避けるでしょ?だから大聖堂に来たんじゃないかって……」
「自分達が行くエリアくらいは話し合っとけよな」
「いや、元はと言えばお前が一人で行っちゃうからだろ!!」
カトリーナから大声で抗議されてしまった。
「おい、ガキンチョうるせーよ。ただでさえだだっ広くて反響しやすいんだから、そんな声出してたら一発で……」
ーーーと、ジョウチンが注意したその瞬間。
ーーーカトリーナが視界から消えた。
「は?」
俺は何が起こったかわからず、一瞬呆気に取られてしまった。
「あ、そうだね!……ということで、エーギルを倒すかどうかは別にして、そんな感じで我々はカイさんと行動を共にすることにしました」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
皆で頭を垂れて挨拶する。
「そして、我々は先程、教会に備え付けられている『食堂』へ向かいました。するとそこで、目を疑う光景を目の当たりにしたのです。それは……」
「……一心不乱に怪物ウニを食う信者の皆さんでした」
俺はカトリーナより一歩前へ出て、キメ顔で語った。
「おい!一番良いとこで出てくるなよ!」
「うるせー。俺だってさっきジョウチンに邪魔されて消化不良だったんだ」
「……ったく。……そしてなんと!食堂で先日動画にも出てくれた少年、ローエングリンのお父さんを発見しました!!」
カトリーナが拍手しながら語る。
「信者の人に見つからないように接近するのは超絶難しかったですが、近づいたら髪の毛を白鳥の形に剃っているので、すぐにわかりました」
俺は自分の功績をアピールすべく補足した。
「今は色々あって気を失っていますが、起きたらインタビューしてみたいと思います」
「今更だけどなんで白鳥なんだろうな……」
俺は縛られた親父を見ながら疑問を呟いた。
「しかし、食堂ではサタちゃんのせいで信者に追われることになってしまいました。詳しくはこちらをご覧ください」
「おい、俺のせいだけではないだろ!」
「まぁ編集して食堂の動画付けとくからあとは視聴者さんのコメ欄に任せるよ」
「確実に否定的な編集するだろ、お前は!!!」
「あーあー、いちいちうるせぇんだよ。話が先に進まねーじゃねーか。そんで、この後はどうすんだっけ?」
「……しかし我々には、まだガリレオ氏の娘さん夫婦の捜索が残っています。まずは娘さんであるマリアさんを見つけるべく、6Fにある教会本部へ向かいたいと思います」
カトリーナは上の階を指差した。
「とても危険な調査になる可能性があるため、ここからはポーポー公爵もカバンに潜ませて隠し撮りする形になりますので、見えづらくなっちゃうかもしれませんが、ご了承下さい」
「では、続報をお待ちください」
「いや、お前が締めるんかい」
グイグイ出てくるジョウチンにツッコミつつ、俺たちはメイジーとクロエを探すべく、再び大聖堂への階段を降りていった。
大聖堂へ非常階段から入ってみると、目の前にかなり広い空間が広がる。
横並びの長イスが100席はあるだろうか。
さらに奥の中央には司祭などが話す際に立つ主祭壇があり、その背後には巨大なステンドグラスが見える。
そして、そこには神々しい光を放つ豚のような妙な絵が描いてあった。
「だ、誰もいない……?」
カトリーナが俺のコートを掴んで隠れながら中の様子を伺う。
「とりあえず今はいないみたいよ」
「だけどよ。お前らの仲間もいねーんじゃねーか?ガキンチョ、そいつらは本当にここに来たのか?」
「た、多分……」
「なんで多分なんだよ」
「いや、私は食堂に行く、って言って別れたんだけど、普通に考えたら本部や何も書かれてない階は避けるでしょ?だから大聖堂に来たんじゃないかって……」
「自分達が行くエリアくらいは話し合っとけよな」
「いや、元はと言えばお前が一人で行っちゃうからだろ!!」
カトリーナから大声で抗議されてしまった。
「おい、ガキンチョうるせーよ。ただでさえだだっ広くて反響しやすいんだから、そんな声出してたら一発で……」
ーーーと、ジョウチンが注意したその瞬間。
ーーーカトリーナが視界から消えた。
「は?」
俺は何が起こったかわからず、一瞬呆気に取られてしまった。
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