魔剣に転生した俺は美女冒険者と冒険したい

そな。

文字の大きさ
3 / 15

洞窟を抜けたらしい

しおりを挟む
『う~ん?ここどこだ??』

俺は今、道に迷っています。何故かって?そりゃ、この洞窟が暗いからだよ。決して、俺が方向音痴とかじゃないからな。あまりにも暗すぎて本当に出口なんてあるのか?ってついつい愚痴をこぼす、もとい考えてしまうこの有り様。

『はぁ、早く日の光を浴びたい・・・・・・』

仕方ない、進むか。ん?あれは。

進もうと思ったとき、ある魔物の群れを見つけた。

何だあの群れ?調べてみるか、鑑定っと

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャインウルフ  lv.25 (群れ:15体)
HP・1200/1200(単体)
MP・653/653 (単体)
攻撃力・1000(単体)
防御力・800(単体)
俊敏・1400(単体)
スキル・なし
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

シャインウルフ・・・確かに少し光ってるな。倒そうかな?いや、驚かして出口まで逃げてくれればそれを追いかけて洞窟から抜け出せる。
・・・・・・・うん!!それが良い!!それにしよう!!驚かすのにピッタリなのは・・・・あれだな。よし、さっきのように魔力を目の前に集まるように流して。

  ジャイアントゴーレム
『[剛山地王]!!』

魔法名を念じた途端、目の前の地面が光り大きな魔法陣が出現しそこから洞窟の天井に頭がギリギリつくくらいの大きいゴーレムが出てきた。

魔力を流すときに、少し量を減らしたからこのくらいだろうとは思っていたけど・・・・・・もし、[極焔業火]のときみたいな量を流したらそれこそ山みたいなゴーレムが出てくるのだろうな。おぉっと、こんなことを考えている場合じゃなかった。指示を出さないと。

『今からお前は、俺たちがこの洞窟を抜けるために向こうにいるシャインウルフの群れを驚かしてこの洞窟の出口まで誘導してくれ。絶対に殺すような真似はするなよ?』
『ゴォ』

分かってくれたみたいだな。よしよし。

『行動開始!!』
『ウゴォォォォォォオォォォォォッ!!』

合図を送ると、ゴーレムはシャインウルフの群れまで走り、威嚇のためグーパンによる風圧を放った。

「「「「「キャインッ!!」」」」」

驚いたウルフたちは一目散に逃げた。ゴーレムもちゃんと出口へいくように風圧を何発も放ち続ける。

流石、ジャイアントゴーレム。あいつは魔法名通り『地王』だから地形のことなら分かるらしいな。しっかりと考えて威嚇している。おっと、じっと見ている場合じゃなかった。俺も追いかけなきゃ。お~い待て~。

ー数分後ー

ドゴォォォォォォォォン 、ドゴォォォォォォォォン、ドゴォォォォォォォォン

・・・・・・・・・・・・見ていると、ちょっとウルフたちに同情するな。もう少しの辛抱だと思うから我慢してくれよ。ゴーレムにも注意しとくか。

『ゴーレム。ちょっと、風圧を弱めてくれ。流石にウルフが可哀想だ。反撃されない程度にな』
『ゴォ』

分かってくれたらしく、風圧を弱めてくれた。

それでも、強いんだよな。まぁ、これが最低限の弱さだと言うのなら仕方ない。シャインウルフたちも疲れ始めてきているからもうそろそろ出口に着いても良いはずなんだけど・・・・・
ん?あの光は。もしかして出口か!?

その光の所へ近くなる度にその思惑が確信へと変わった。

間違い無い!!あの光の入り方、洞窟の出口いや入り口と行った方が良いのかな?う~、この際はどうでも良い!!一直線に突き進むのみ。

『ゴーレム!!シャインウルフに対する威嚇を止めて一気に出口に出るぞ!!そのために一度お前の魔力を戻して出れるサイズにするぞ』
『ゴォ!!』

「勿論です、主よ」と言っているような返事が返ってきたのでゴーレムの魔力の一部を戻し、ゴーレムを出口に出れるようなサイズにした。え?何故小さくしたかって?そりゃ、ここまで手伝ってくれたんだから、どうせ消えるのなら同じ気持ちを分かちたいと思ったからだよ。

俺たちは、スピードをさらに上げ洞窟の出口へ思いっきり突き進んだ。







しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。 さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった! しかしハルの血が特殊だと知った騎士はハルを連れ帰って? いっそ美味しい血と癒しを与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!

川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。 だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。 だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。 馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。 俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

「俺が勇者一行に?嫌です」

東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。 物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。 は?無理

処理中です...