魔剣に転生した俺は美女冒険者と冒険したい

そな。

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奴隷と装備者らしい

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『ついに、ついに洞窟から出たぞー!!』

俺はやっと、とても暗い洞窟から抜け出し日の光ある地表と言うよりは森林にたどり着いた。ん~っ!!やっぱり良いな、日の光は。あのまま暗い所に居たらネガティブ思考になってしまいそうだったからな。ジャイアントゴーレムとシャインウルフたちには感謝しないとな。

シャインウルフたちは、「おっかね~っ!!早く逃げないと」といった感じで洞窟で走っていたときよりも速く逃げ出した。

あ~。感謝の言葉を言いたかったのに。って、今の俺は喋れないんだった。ハハハハ~。さてと、

『ゴーレムありがとうな。また、次のとき頼むよ。期待してるからな』
『ゴォ』

ジャイアントゴーレムに感謝の言葉を念じるとゴーレムは「ありがたいお言葉。次も主を守れるよう頑張ります」と言ったかのように返事をし、ゴーレムの真下に魔法陣を出現させ姿を消した。

ゴーレム・・・・何て忠誠心なんだ。よし、今度はおもっいきり暴れさせてやらないとな。洞窟から出たのは良いものの、何処に行こうか。ここで魔物を倒しても経験値は当たらないし。
・・・・・・・・仕方ない。冒険者を探しに行くか。早く冒険者に装備してもらって強くなってもらいたいしな。ちなみに、《スキル共有》や《魔力共有》、《装備者ステータスアップ(大)》、《装備者獲得経験値(大)》そして《装備者HP自動回復》は【パッシブスキル】となる。あぁ、早く装備者の無双を見たい。考えるだけでニヤニヤしてしまう。こうしちゃいられない!!早く探しに行こう!!そのまま森を突き進むのも良いけど、この際空から探そう。
何故かって?無論、只単に空を飛べるからだ。早速、上昇するイメージをして。

上昇するイメージをすると、俺はそのイメージ通り上昇しこの森を一望出来るまで上昇した。

『おぉ♪高い!!』

俺の好奇心は上がり続き、動き始めた途端その心は爆発した。

ヤバい!!俺は今、飛行機等を使わずに空を飛んでる!!

『イッヤホー♪♪』

楽しい・・・・・・・・・・じゃなかった!!
冒険者を探さないと!!えぇっと、誰かいないかな?おーい。

ー2時間後ー

うーむ、いないなぁ・・・・冒険者。此処にはいなそうだし他の所に行こうかな・・・ってん?あれは。

森林沿いの道路の方を見ると、美女が無数の男たちに追いかけられていた。

『もっと、近くで見ないと』

俺はどういう状況なのか、確認するため森林に入り気付かれない距離を保って様子を伺った。話が途切れ途切れなのでよく分からないが美女は服装からして多分奴隷だろう。それで、あの汚い男たちは盗賊かな?恐らく、奴隷商の馬車?があいつらに襲われてあの美女は逃げているのだな。それにしても、あの美女の尖った長い耳・・・・・・・・・もしかしてエルフか?だとしたら、尚更だな。あんなスタイルの良い絶世の美女なんてそうそうお目にかからないしな。よし、助けよう!!あのエルフなら良い冒険者になるに違いない!!

そう考えている間に、あのエルフは森の中に入った。

チャンス!!先回りして待っていよう。

俺は、直ぐに森に入り先回りしてエルフが来るのを待ち構えた。

ー数分後ー

予想した所に先回りして待ち構えた所にちゃんとエルフが来た。走り続けていたのかヘトヘトになっている。早く念話しないとな。よし。

『お~い。そこのエルフ、聞こえるか?』
「ふえっ!?だ、誰ですか!?」

聞こえてるみたいだな。

『この剣だよ。お前の目の先いる』
「あ、貴方が・・・・もしかして魔剣ですか?」
『あぁ、その通り。俺は魔剣だよ。お前に聞きたいことがあって念じているんだけど、何であの男たちはお前を追いかけられてるんだ?』
「み、見ていたのですか!?」
『あぁ、少しな。それで何故?』
「多分、性奴隷にするためにだと思います。元々、私は奴隷で町まで運ばれていましたから・・・・・・・・」
『そっか・・・・だとしたらますます助けたくなるな』
「え?どういうことですか?」
『いや、こっちの独り言だ。お前に1つ頼みたいことがあるのだが』
「何ですか?」
『俺の装備者になってくれないか』
「私がですか?」
『あぁ。お前はどうしたい?あの男たちを、そしてこれからを』
「わ、私は・・・・強くなりたいです!!あのような男たちを、奴隷になってしまうほどの未熟な自分を断ち切るために!!」
『よし、分かった!!お前のその思いに答えるためにお前の専用武器になろう!!俺を手に持って「装備」と強く念じるんだ』
「はい!!」

エルフは、俺を手に持ち俺が指示したことを始めた。すると、その思いが強く流れ込んできて俺を包み込んだ。これが装備者が決まった瞬間か。

『どうだ?持った感じは』
「丁度良いです。重た過ぎず、かといって軽過ぎない。私にピッタリです」
『そうか。それなら良かった。あ!そう言えばまだ名を名乗っていなかったな。俺は慈愛の魔剣アルバートだ。好きなように呼んでくれ』
「はい、アル様。私の名前はリリィです」
『リリィだな。うん、良い名前だ。それよりも、アル様って武器に対しておかしくないか』
「いいえ、私を助けて下さったのですからそう呼ばせてください」
『まぁ、リリィがそう言うのなら良いけど。俺と話すときは口に出さなくていいからな。考えているときと同じ感覚で返事をすればいい』
『こうですか?』
『飲み込み早いな!?良いことなんだけどな。それよりも、もうすぐであの男たちが来るだろうから反撃するぞ!!』
『はい!!アル様!!』

俺とリリィの反撃が今始まる・・・・

    
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