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1章
15話 出発!
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やってきました。私はこの日をまちにまっていたのです。私が初めて城に忍び込んだ日から3ヶ月。リョウのあの任務が終わった日です。あの日の様に男装をして家をでます。
「おはよう。未来ちゃん。」
「おはようございます。おばさん。」
「どこ行くの?」
「ちょっと買い物へ。」
城に行くことは誰にも言わないって決めたんです。いくらお世話になっているおばさんにも。
「いってらっしゃい。」
「いってきま〜す!」
なるべく早足で城までの道を歩きます。フードをかぶっていますがやはりリョウに見られた事がトラウマになり怖いんです。
「なあ、そこの人。」
「ひゃあぁぁ。」
「わりぃ。驚かせて。」
「いや。すいません。変な声だして。」
正直めっちゃビビりました。いきなり肩を掴まれたんですよ。驚きすぎて変な声出ちゃったし。
「あのさ、俺とお茶しない?いい店知ってんだよ。」
「え?」
「だめ?」
おかしいです。この変装はリョウに会ったときの変装です。それなのにこの人は私を女だと初めから認識しています。そう言えばおばさんにもバレてましたし。もしかしてリョウも初めから気づいていたんじゃ…。
「どうしたの?黙りこくって。可愛いね。」
「す、すいません。少し急いでいますので。」
なんとなくこの人リョウに似ている気が…。
「そっか。残念だな〜。」
フードの中からチラッと見えたのですが口元が緩んだような気がしました。
「ごめんなさい。じゃこのへんで。」
ドカッ…。
すごい鈍い音とともに意識が少し薄れました。それと同時に体に力が入らなくなりました。
「あ〜あ。また、リョウに怒られるかな?まぁ、俺いいことしてるし親には褒められるかな?」
「おはよう。未来ちゃん。」
「おはようございます。おばさん。」
「どこ行くの?」
「ちょっと買い物へ。」
城に行くことは誰にも言わないって決めたんです。いくらお世話になっているおばさんにも。
「いってらっしゃい。」
「いってきま〜す!」
なるべく早足で城までの道を歩きます。フードをかぶっていますがやはりリョウに見られた事がトラウマになり怖いんです。
「なあ、そこの人。」
「ひゃあぁぁ。」
「わりぃ。驚かせて。」
「いや。すいません。変な声だして。」
正直めっちゃビビりました。いきなり肩を掴まれたんですよ。驚きすぎて変な声出ちゃったし。
「あのさ、俺とお茶しない?いい店知ってんだよ。」
「え?」
「だめ?」
おかしいです。この変装はリョウに会ったときの変装です。それなのにこの人は私を女だと初めから認識しています。そう言えばおばさんにもバレてましたし。もしかしてリョウも初めから気づいていたんじゃ…。
「どうしたの?黙りこくって。可愛いね。」
「す、すいません。少し急いでいますので。」
なんとなくこの人リョウに似ている気が…。
「そっか。残念だな〜。」
フードの中からチラッと見えたのですが口元が緩んだような気がしました。
「ごめんなさい。じゃこのへんで。」
ドカッ…。
すごい鈍い音とともに意識が少し薄れました。それと同時に体に力が入らなくなりました。
「あ〜あ。また、リョウに怒られるかな?まぁ、俺いいことしてるし親には褒められるかな?」
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