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フランス編
幕間①
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「以上で作戦会議を終了とする!」
一列に並んだ4人は、司令に敬礼し司令室をでる。
扉が閉まった途端、リズが怒り出す。
「もうっ!アスカのせいでまた変な勘違いされちゃったじゃん!!」
部屋を出るなり、そう言って私の前に出てきて、腰に手を当てむくれた表情を見せる、リズ。
「本当にごめんリズ。」
リズに申し訳ないことをしたという自覚はあるため、素直に謝罪する。
『アスカ、おねぇ馬鹿にした。死刑』
「ベルもごめんなさい」
先ほどから、リズの横で殺気を発し続けていたベルにも、丁重に謝罪する。
『—許さない』
「夕飯のデザート、私の分あげるわ」
『!!?ゆる、、、、、す』
アスカの思いがけない償い方法に、落ちかけるベル。しかしそれにはリズが黙っていない。
「ちょっとアスカ!そもそも夕飯にデザートなんてここ半年ついてないじゃない!」
「うっ」
『!!?だま、、、、、、した?ころ、、、、、す?』
ベルが再び殺気を私に向けてくる。ひぇ!
『もうっ!アスカちゃん!素直に謝ればいいだけなのにぃ~』
そう言ってアスカの腰にチョップを入れる金髪の美少女。カリン
口下手なアスカの代わりに、カリンが姉妹を宥める。
『リズちゃんも、あの時、司令に正直に食堂行ってたこと話したら、説教&反省文コンボが発動してたってのはわかるよね?』
「それはもちろんわかるけど。私だけワリを食ってると思います!!」
リズが挙手をしながら元気よくそういった。
「よりもよってなんで大食い設定なのよ!!鹿なんて1匹丸ごと食えるわけないでしょぉ!!」
リズの物言いはもっともだ。
身内とはいえ、男の前で大食い扱いされたら女の子としてはたまったものではない。
リズは、言葉を続ける。
「大食いなら、アスカの方が私よりも全然食べるじゃん!!」
「なッ!?」
「その首下からぶら下げてる大きな塊は飾りなの!?」
アスカの見事に実った果実を指さしながら、リズは言う。
リズの物言いに、思わず感情的になりそうだったのを理性で押さえつける。
元はと言えば、自分が蒔いた種。これで怒るのは筋違いというものだ。
『アスカ、太った?』
ベルが追撃をかける。いや、彼女に追撃をしている自覚などない。
「!?」
ベルの挑発的とも取れる発言に思わず、拳が飛び出そうになる。
いやいや、冷静になれ私!
そもそもベルは元からああいう、的確に嫌なこと突いてくる奴なのだ。
「だいたい、あんな見え見えの嘘でバレないと思う方がおかしいよ!」
「!でも実際バレてはいないはずだわ」
「反省文も貰っないもの!」
「それは相手がベルジさんだからでしょう!?」
「他の人なら確実にバレてるよ!!」
『ベルジ、臭い。加齢臭。』
『ベルちゃん、それはちょっとかわいそうじゃない?』
司令への中傷とも取れる姉妹の発言に、苦笑いを見せるカリン。
とその時、司令室の扉が開いた。
4人が一斉に扉の方を向く。
「アスカ。そういえば、これ渡すの忘れてた。」
司令から手渡された紙には、《反省文》と書かれていた。
「あのっ、司令!」
「ん?どした」
「これは一体?」
「あぁ、明日までに書いといてね。理由は自分の胸に手を当ててよーく考えなさい。」
そう言ってベルジ司令官は、再び司令室へと帰っていった。
司令室の扉が閉じるのをずっと見ていたアスカに3人が声をかける。
「私も手伝うよ!」
『手伝うよ!アスカちゃん!』
『——てつだう。』
アスカは心の広い仲間に心底、感謝した。
一列に並んだ4人は、司令に敬礼し司令室をでる。
扉が閉まった途端、リズが怒り出す。
「もうっ!アスカのせいでまた変な勘違いされちゃったじゃん!!」
部屋を出るなり、そう言って私の前に出てきて、腰に手を当てむくれた表情を見せる、リズ。
「本当にごめんリズ。」
リズに申し訳ないことをしたという自覚はあるため、素直に謝罪する。
『アスカ、おねぇ馬鹿にした。死刑』
「ベルもごめんなさい」
先ほどから、リズの横で殺気を発し続けていたベルにも、丁重に謝罪する。
『—許さない』
「夕飯のデザート、私の分あげるわ」
『!!?ゆる、、、、、す』
アスカの思いがけない償い方法に、落ちかけるベル。しかしそれにはリズが黙っていない。
「ちょっとアスカ!そもそも夕飯にデザートなんてここ半年ついてないじゃない!」
「うっ」
『!!?だま、、、、、、した?ころ、、、、、す?』
ベルが再び殺気を私に向けてくる。ひぇ!
『もうっ!アスカちゃん!素直に謝ればいいだけなのにぃ~』
そう言ってアスカの腰にチョップを入れる金髪の美少女。カリン
口下手なアスカの代わりに、カリンが姉妹を宥める。
『リズちゃんも、あの時、司令に正直に食堂行ってたこと話したら、説教&反省文コンボが発動してたってのはわかるよね?』
「それはもちろんわかるけど。私だけワリを食ってると思います!!」
リズが挙手をしながら元気よくそういった。
「よりもよってなんで大食い設定なのよ!!鹿なんて1匹丸ごと食えるわけないでしょぉ!!」
リズの物言いはもっともだ。
身内とはいえ、男の前で大食い扱いされたら女の子としてはたまったものではない。
リズは、言葉を続ける。
「大食いなら、アスカの方が私よりも全然食べるじゃん!!」
「なッ!?」
「その首下からぶら下げてる大きな塊は飾りなの!?」
アスカの見事に実った果実を指さしながら、リズは言う。
リズの物言いに、思わず感情的になりそうだったのを理性で押さえつける。
元はと言えば、自分が蒔いた種。これで怒るのは筋違いというものだ。
『アスカ、太った?』
ベルが追撃をかける。いや、彼女に追撃をしている自覚などない。
「!?」
ベルの挑発的とも取れる発言に思わず、拳が飛び出そうになる。
いやいや、冷静になれ私!
そもそもベルは元からああいう、的確に嫌なこと突いてくる奴なのだ。
「だいたい、あんな見え見えの嘘でバレないと思う方がおかしいよ!」
「!でも実際バレてはいないはずだわ」
「反省文も貰っないもの!」
「それは相手がベルジさんだからでしょう!?」
「他の人なら確実にバレてるよ!!」
『ベルジ、臭い。加齢臭。』
『ベルちゃん、それはちょっとかわいそうじゃない?』
司令への中傷とも取れる姉妹の発言に、苦笑いを見せるカリン。
とその時、司令室の扉が開いた。
4人が一斉に扉の方を向く。
「アスカ。そういえば、これ渡すの忘れてた。」
司令から手渡された紙には、《反省文》と書かれていた。
「あのっ、司令!」
「ん?どした」
「これは一体?」
「あぁ、明日までに書いといてね。理由は自分の胸に手を当ててよーく考えなさい。」
そう言ってベルジ司令官は、再び司令室へと帰っていった。
司令室の扉が閉じるのをずっと見ていたアスカに3人が声をかける。
「私も手伝うよ!」
『手伝うよ!アスカちゃん!』
『——てつだう。』
アスカは心の広い仲間に心底、感謝した。
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