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八話 王都デリアリ
ベルグール王国、第一大陸最大の国であり武力、財力、商業その全てにおいて他国を圧倒している。
王都デリアリはそんなベルクール王国の中心地であり、俺の所属する国営ギルド天神会の本部のあるところでもある。
「あー行きたくねぇ」
「そ、そんなに王都に行くのが嫌でしたか?」
「いやそうじゃなくて、俺はね王都デリアリにいる特定の人達に会いたくないんだよね」
「はぁそうなんですか」
なんだよその呆れ顔、うわぁこの人めんどくせぇって言ってるようなもんだからね。
結局あの後、倒れたヨウは1日経っても起きなかったのでとりあえず俺はタマキをデリアリに送る事にした。
そして移動にはせっかくなのでベヒモスの背中を借りることにした。
「あのぉオルクスさん、ベヒモスさん疲れたりとかしないんですか?」
「大丈夫、疲労とかそういうの俺が除去しながら走ってるから」
「え?」
アビリティー体力回復。
消費魔力400~800、効果は触れている対象の体力を消費魔力に応じて回復するもの。
俺はベヒモスの背中に乗りながらこのアビリティを適度な間隔で発動させ、ベヒモスを疲れさせないようにしている。
「まぁ休憩なしのこのペースで走ればあと10分くらいで着くから待っててね」
「は、早いですね」
「そうだね」
確かにめっちゃ早いと思う。
行き俺はギルド専用の移動用馬車に乗せてもらい3時間かかった。
あの馬車もだいぶ早いかったが、ベヒモスはその比ではない。
あ、ていうかベヒモスどうしよ。
街に着いたら流石にこんな魔獣連れ歩けないし、そうだ何か魔獣を出し入れできるアビリティでも作るか。
魔獣用の異空間とか作れたりするかな。
『アビリティ生成発動ー異空間創造を生成』
お、作れた!
なになに、消費魔力50000で効果はここではない異空間を創造、そしてそれをつなぐ扉を消費魔力500で呼び出す事ができるか。
だいぶ魔力を使うが、なんかあると他にも便利そうだし作っておくか。
まぁ1日経ってるから魔力量は元に戻ってるし余裕だろ。
「アビリティ発動ー異空間創造」
ん?おかしいな、何も変化が起きないな。
でもなんだろ、魔力は減ってるし作れてはいるみたいだな。
よし今度は扉を呼んでみよう。
「アビリティ発動ー異空間の扉」
「な、なに目の前に扉がでてきたよオルクスさん」
「おお!本当だな、良かった成功だよ」
俺は扉の前でベヒモスを止めた。
「よしベヒモス、お前は今日からこの先にある異空間で暮らせ、必要なときは呼ぶからその時頼む」
俺がそう言うとベヒモスは無言で扉をくぐり、闇の中へ消えていった。
関係ないけどあいつ、基本的に無言なんだよな。
もしかして魔獣って基本喋れないのかな、もしそうじゃなくて普通に話せるのに話してなかったとしたらなんか怖いな。
「オルクスさん、ベヒモスさん行っちゃいましたけど大丈夫なんですか?」
「ああ平気だよ、だってもう王都だから」
「うわ、本当だ!」
ベヒモスが扉をくぐり、扉が消えると目の前に王都が見えた。
「さて、行こうかタマキさん」
「はい、オルクスさん!」
王都の受付を終え、俺たちはデリアリの中へ入った。
「ではオルクスさん私はこれからエイドリアン様のお屋敷へ向かうのでここで失礼します」
「へ?場所わかるの?」
「はい、一回面接で来てるのでわかります」
「そ、そうか」
うーん、このまま行かせて良いのかなぁ。
エイドリアンか……話を聞く限りなんかやばそうなんだけど。
そうだ!何かあったか時のためにタマキさんに魔獣をつけよう。
「それではオルクスさん色々ありがとうございました」
「ま、待ってタマキさん、最後にプレゼントあげるよ」
「え?プレゼントですか?」
「まぁ見てて、アビリティ発動ー魔獣生成、出でよガルム!」
魔獣ガルム、レベル200で攻撃力35000防御力3000アビリティ耐性5000の犬型の魔獣だ。
「わぁ、ワンちゃんだぁ」
「お兄さん達と離れてこれから色々と大変だろうから、こいつを新しい家族だと思って可愛がってね」
「ありがとうございますオルクスさん!」
そう言ってタマキはガルムに抱きついた。
良かった見たところガルムも懐いてるみたいだしこれなら安心して見送れそうだ。
「じゃあタマキさん俺もそろそろ行くよ、この街に俺も住んでるし何かあったら頼ってくれ」
「本当に色々ありがとうございます、またねオルクスさん!」
「ああ、またね」
そうしてタマキとガルムはデリアリの第二区画へと向かって行った。
さぁて頼まれごとも終わったしギルドに戻るかぁ……つかクエスト放棄したことギルドマスターになんて言おうかな。
王都デリアリはそんなベルクール王国の中心地であり、俺の所属する国営ギルド天神会の本部のあるところでもある。
「あー行きたくねぇ」
「そ、そんなに王都に行くのが嫌でしたか?」
「いやそうじゃなくて、俺はね王都デリアリにいる特定の人達に会いたくないんだよね」
「はぁそうなんですか」
なんだよその呆れ顔、うわぁこの人めんどくせぇって言ってるようなもんだからね。
結局あの後、倒れたヨウは1日経っても起きなかったのでとりあえず俺はタマキをデリアリに送る事にした。
そして移動にはせっかくなのでベヒモスの背中を借りることにした。
「あのぉオルクスさん、ベヒモスさん疲れたりとかしないんですか?」
「大丈夫、疲労とかそういうの俺が除去しながら走ってるから」
「え?」
アビリティー体力回復。
消費魔力400~800、効果は触れている対象の体力を消費魔力に応じて回復するもの。
俺はベヒモスの背中に乗りながらこのアビリティを適度な間隔で発動させ、ベヒモスを疲れさせないようにしている。
「まぁ休憩なしのこのペースで走ればあと10分くらいで着くから待っててね」
「は、早いですね」
「そうだね」
確かにめっちゃ早いと思う。
行き俺はギルド専用の移動用馬車に乗せてもらい3時間かかった。
あの馬車もだいぶ早いかったが、ベヒモスはその比ではない。
あ、ていうかベヒモスどうしよ。
街に着いたら流石にこんな魔獣連れ歩けないし、そうだ何か魔獣を出し入れできるアビリティでも作るか。
魔獣用の異空間とか作れたりするかな。
『アビリティ生成発動ー異空間創造を生成』
お、作れた!
なになに、消費魔力50000で効果はここではない異空間を創造、そしてそれをつなぐ扉を消費魔力500で呼び出す事ができるか。
だいぶ魔力を使うが、なんかあると他にも便利そうだし作っておくか。
まぁ1日経ってるから魔力量は元に戻ってるし余裕だろ。
「アビリティ発動ー異空間創造」
ん?おかしいな、何も変化が起きないな。
でもなんだろ、魔力は減ってるし作れてはいるみたいだな。
よし今度は扉を呼んでみよう。
「アビリティ発動ー異空間の扉」
「な、なに目の前に扉がでてきたよオルクスさん」
「おお!本当だな、良かった成功だよ」
俺は扉の前でベヒモスを止めた。
「よしベヒモス、お前は今日からこの先にある異空間で暮らせ、必要なときは呼ぶからその時頼む」
俺がそう言うとベヒモスは無言で扉をくぐり、闇の中へ消えていった。
関係ないけどあいつ、基本的に無言なんだよな。
もしかして魔獣って基本喋れないのかな、もしそうじゃなくて普通に話せるのに話してなかったとしたらなんか怖いな。
「オルクスさん、ベヒモスさん行っちゃいましたけど大丈夫なんですか?」
「ああ平気だよ、だってもう王都だから」
「うわ、本当だ!」
ベヒモスが扉をくぐり、扉が消えると目の前に王都が見えた。
「さて、行こうかタマキさん」
「はい、オルクスさん!」
王都の受付を終え、俺たちはデリアリの中へ入った。
「ではオルクスさん私はこれからエイドリアン様のお屋敷へ向かうのでここで失礼します」
「へ?場所わかるの?」
「はい、一回面接で来てるのでわかります」
「そ、そうか」
うーん、このまま行かせて良いのかなぁ。
エイドリアンか……話を聞く限りなんかやばそうなんだけど。
そうだ!何かあったか時のためにタマキさんに魔獣をつけよう。
「それではオルクスさん色々ありがとうございました」
「ま、待ってタマキさん、最後にプレゼントあげるよ」
「え?プレゼントですか?」
「まぁ見てて、アビリティ発動ー魔獣生成、出でよガルム!」
魔獣ガルム、レベル200で攻撃力35000防御力3000アビリティ耐性5000の犬型の魔獣だ。
「わぁ、ワンちゃんだぁ」
「お兄さん達と離れてこれから色々と大変だろうから、こいつを新しい家族だと思って可愛がってね」
「ありがとうございますオルクスさん!」
そう言ってタマキはガルムに抱きついた。
良かった見たところガルムも懐いてるみたいだしこれなら安心して見送れそうだ。
「じゃあタマキさん俺もそろそろ行くよ、この街に俺も住んでるし何かあったら頼ってくれ」
「本当に色々ありがとうございます、またねオルクスさん!」
「ああ、またね」
そうしてタマキとガルムはデリアリの第二区画へと向かって行った。
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