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最終話
あてのない未来 4
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光の勢力からも闇の勢力からも追われ、八方ふさがりの私。
その上、アルバートとも別れてしまった私は現状に絶望し、活動気力がわいてこなかった。
それでも私はチャームのために気力を振り絞って立ち上がる。
「あ・・・。」
立ち上がると同時にフェリックスから貰ったマントがビリビリと裂けて落ちてしまった。
布生地には目がある。目に従って生地はハサミで切るように引き裂けてしまう。きっと歩きながら山の木々の枝で擦り切れ、裂け目に傷が入ってしまっていたのだろう。
「・・・ううっ・・・」
全裸同然の自分の姿を見て、私は情けなくて涙を止められない。
泣きながら裂けたマントの記事を結んでせめて下着部分は守れるように、短剣でマントの中央を丸く切り抜き貫頭衣を作ると、その辺りの蔦を切って腰ベルト代わりにした。
「こ、これじゃ・・・横からオッパイもお尻も見えちゃう。」
メリナに下着を剥がされたのが大きい。私は泣く泣く貫頭衣の丈を削って超簡易的なブラを作る。首が抜けるように切り抜いた部分でパンツ部分も作った。
(あら、ママ。これって逆に扇情的な恰好だわ。
これで男を誘ってお金を貰えば生きていけそうよ。)
「うう~~っ!! だ、誰のための苦労だと思ってるのっ?」
親の心、子知らず。チャームは私の姿がエッチだと喜ぶのだった。
「全く、いい気なものね。」
私はため息をつくと、歩き始めた。
(とりあえず・・・どうしようかな。
服は野生動物を捕まえて、その皮で作るからいいとして、問題はその後よね。)
そう、問題はその後なのだ。
私は何処に行けばいいのかわからないからだ。
そうやってあてもなく私は歩きだす。
深い山に囲まれたこの場所は平地とはいえ岩場や大きな林で囲まれた人が手を出さない土地。
そんな土地は身を隠すのには向いているけれど、自分の生活もままならない。
それに私は身を隠すだけでは生きていけない。魔神シトリーの夢の呪いから身を護る呪具か神聖具を手に入れる必要があった。
つまり、できるだけ早く人里に出て行かないといけない身。
「全く・・・本当にどうしたらいいのよ・・・。」
愚痴をこぼしながら、途中で見つけた川沿いに下方へ向かって歩き出すと、日暮れ前に無人の掘っ建て小屋を見つけることができた。
掘っ建て小屋の中には中身が空の水桶と暖炉があるだけで他には所狭しと薪が詰まれていた。
「そうか・・・。遠くに家があってここは木こりの仕事部屋なのかな?」
人がいないのは有難く、私はここに一晩止まることにした。
チャームが見張ってくれているから怖い事はないのだけれども、人が来たら心配ではあった。
さすがにこんな田舎に直ちに指名手配書が出回ることはないだろうけど、それでも勝手に人の家に泊まり込んでいるのだから、バレたらややこしい事になからだ。
そんな心配の中、それでも精神的な疲れがあって、私はいつの間にか眠りについてしまった。
そして、私は夢を見た。
恐ろしい悪夢を再び見たのだった・・・。
その上、アルバートとも別れてしまった私は現状に絶望し、活動気力がわいてこなかった。
それでも私はチャームのために気力を振り絞って立ち上がる。
「あ・・・。」
立ち上がると同時にフェリックスから貰ったマントがビリビリと裂けて落ちてしまった。
布生地には目がある。目に従って生地はハサミで切るように引き裂けてしまう。きっと歩きながら山の木々の枝で擦り切れ、裂け目に傷が入ってしまっていたのだろう。
「・・・ううっ・・・」
全裸同然の自分の姿を見て、私は情けなくて涙を止められない。
泣きながら裂けたマントの記事を結んでせめて下着部分は守れるように、短剣でマントの中央を丸く切り抜き貫頭衣を作ると、その辺りの蔦を切って腰ベルト代わりにした。
「こ、これじゃ・・・横からオッパイもお尻も見えちゃう。」
メリナに下着を剥がされたのが大きい。私は泣く泣く貫頭衣の丈を削って超簡易的なブラを作る。首が抜けるように切り抜いた部分でパンツ部分も作った。
(あら、ママ。これって逆に扇情的な恰好だわ。
これで男を誘ってお金を貰えば生きていけそうよ。)
「うう~~っ!! だ、誰のための苦労だと思ってるのっ?」
親の心、子知らず。チャームは私の姿がエッチだと喜ぶのだった。
「全く、いい気なものね。」
私はため息をつくと、歩き始めた。
(とりあえず・・・どうしようかな。
服は野生動物を捕まえて、その皮で作るからいいとして、問題はその後よね。)
そう、問題はその後なのだ。
私は何処に行けばいいのかわからないからだ。
そうやってあてもなく私は歩きだす。
深い山に囲まれたこの場所は平地とはいえ岩場や大きな林で囲まれた人が手を出さない土地。
そんな土地は身を隠すのには向いているけれど、自分の生活もままならない。
それに私は身を隠すだけでは生きていけない。魔神シトリーの夢の呪いから身を護る呪具か神聖具を手に入れる必要があった。
つまり、できるだけ早く人里に出て行かないといけない身。
「全く・・・本当にどうしたらいいのよ・・・。」
愚痴をこぼしながら、途中で見つけた川沿いに下方へ向かって歩き出すと、日暮れ前に無人の掘っ建て小屋を見つけることができた。
掘っ建て小屋の中には中身が空の水桶と暖炉があるだけで他には所狭しと薪が詰まれていた。
「そうか・・・。遠くに家があってここは木こりの仕事部屋なのかな?」
人がいないのは有難く、私はここに一晩止まることにした。
チャームが見張ってくれているから怖い事はないのだけれども、人が来たら心配ではあった。
さすがにこんな田舎に直ちに指名手配書が出回ることはないだろうけど、それでも勝手に人の家に泊まり込んでいるのだから、バレたらややこしい事になからだ。
そんな心配の中、それでも精神的な疲れがあって、私はいつの間にか眠りについてしまった。
そして、私は夢を見た。
恐ろしい悪夢を再び見たのだった・・・。
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