2 / 2
#2 初めて出会ったあの子。(颯斗目線)
しおりを挟むこの日にどれほどの人が高校に入学したのだろうか。
希望を胸に新たなステージへ。
いろんな人がいた。けれどみんな笑顔で溢れてた。
1人を除いては...
めちゃくちゃ暗かった。とにかく暗かった。
負のオーラが溢れ出ていた。
けれど、あんな美しい顔はみたことなかった。
勇気を振り絞って声をかけてみた。
名前は寛太というらしい。
次の日から強引に話しかけに行った。
そして同じ部活まで誘った。
あれは誘ったと言っていいのだろうか。
半強制的だった。
恋は盲目という。
この言葉を理解できたのは初めてだったのかもしれない。
中学生の頃
いろんな女の子から告白をされた。
だけど、全て断った。
好きな人がいたからだ。
だけど、僕の初恋はあっけなく終わった。
その子は別の女と付き合ってしまった。
告白しなかったことに後悔はしていない。
付き合うよりも嫌われることの方が何十倍にも怖い。
この人に嫌われるくらいなら死んだ方がマシだ。
高校に入り、寛太に出会った。
一目惚れだ。
だけど、話せば話すほどもっと知りたくなった。
心を開いてくれるのが嬉しかった。
特別感
そんな日常が嬉しかった。
だけど日に日に欲は大きくなっていく。
もっと見つめたい、もっと見つめられたい、もっと話したい、もっと...
我慢できなかった僕は部活へと誘った。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる