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しおりを挟む練習の帰り道に、私のスマホに一通のラインが届いた。
確認してみると私のお母さんからで「えーっと何々?今日の夕飯は先輩のうちで食べてきなさい?あと、向こうの両親と話して、一週間先輩の家で暮らすことが決まったからよろしくって?いくら何でも無責任・・・ん?ちょっと待って?先輩のお母さんたちのこと知ってるってことは知り合い?」と思いすぐに先輩に聞いた。
すると先輩は「とにかく、うちで暮らすことが決まってんなら荷物持ってこないとでしょ?」と言われ一旦家に帰るとお母さんが「荷物はもうとっくに送っといたからてか、成績悪くて、オタクな娘はこの家にはいりません、なので、もう帰ってこなくていいから・・・バイバイ~」と言って私を完全に家から追い出してカギを閉める両親たち、私はそれに腹が立ち「こんな家、こっちから願い下げだよ・・・」と言い、両親に別れを告げ、先輩の家にこれから住むことになった。
泣きながら、先輩の家に向かってると前に絡んできたヤンキーが「おい、どうしたんだ?」と聞いてきた
私はそのヤンキーさんに「実は、家を追い出されまして」と答える。
するとそのヤンキーの人が「まあ、追い出すのには何かしら理由がある、理由を聞いてもいいか?」と言わたので私はそのヤンキーたちに理由を教えたんだ。
そしたら「はあ?なんだよお前の親、まじで頭のねじぶっ飛んでやがるぜ、嬢ちゃん、自分から別れを告げて正解だぜ」と言って一緒にその私の部活動の先輩の家に行ってくれたの。
で、私は先輩の家のチャイムを鳴らす。
すると先輩の両親が出てきて「いらっしゃい、春奈から話は聞いてるわ、上がって・・・」と言われ上がるとそのヤンキーが「この嬢ちゃん、家を完全に追い出されたらしい、理由は頭が悪くてオタクという理由だからだそうだ・・・」とその先輩の両親にいってくれた。
そしたら、その先輩の両親が「あいつら、自分の娘をなんだと思ってるのかしら・・・オタクだからとか、頭が悪いからとか何も関係ないでしょ?それを支えてあげるのが私たち親の役目でしょ・・・」と言って私を歓迎してくれたの。
で、私は「ありがとうございます、励ましてくれて」ときちんとお礼を言った。
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