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序章
しおりを挟む「春香?いい加減起きなさい、学校遅刻するわよ。」と、私を起こしに来る母の声がする。いつもなら、「えー、もう少し寝かせてよ。」と、駄々をこねる私だが、学校へ遅刻すると、内申書に響くので、私は、ベットから起き上がり、制服に着替えて髪をセットして、リビングに向かう。
リビングに入ると。お兄ちゃんが「よ、春香、相変わらず朝は弱いんだな。てか、もう7時59分だぞ?家を出なくてもいいのか?確か、部活の朝練があるとか昨日いってなかったか?」と言われ、「私は、部活の中ではエースだし、ちょっとぐらい遅刻しても平気だもん。」と、言ってると母が「何のんきなこと言ってるの、そんなだから、いつまでたっても、成績が低くて、クラスの男子のハヤト君に馬鹿にされるんでしょ?屁理屈言ってないで、さっさと学校へ行きなさい。」と母に言われ「はーい、行ってきます。」と言いながら、家を出る。
そして、学校に着くと、もう、朝練は始まっていて、「ゲッ、もう始まってるの?あの監督、怒ると怖いからなあ、急がないと。」と思い、急いで体育館に向かう。そして「遅れてすみません」と言うと「おい春香、お前、また遅刻か、何回遅刻すれば気が済むんだ?」と言われ「すみません、遅刻しないように次から気を付けます。」と言うと「まあ、あんたは、エースだし、勝ってくれるんなら、少しは許したるが、今度遅れたら、シュート100本入るまで、帰らせないからな。」と言われ「はい、気を付けます。」と言って、ユニフォームに着替え練習へと入る。
そして、朝の練習が終わり、制服に着替えた私は、教室へと向かう。教室に入ると、クラスメートの男子生徒のハヤト君が「よ!お寝坊女子春香さん。」とからかってきて「はあ?誰がお寝坊女子よ!それに、寝坊したのにはちゃんとした理由があるんだから」というと「どんな理由だよ」と聞かれ、「それは、夜遅くまで、ゲームのイベント全部終わらせてたから仕方ないのよ」と答えた。
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