2 / 2
そもそもなんだが
終わりのはじまり
しおりを挟む
第二師団!拠点を落とされました!
これより第四防衛ラインまで
撤退に入ります!
王宮内に緊迫した声が響く。
魔王軍に連敗に次ぐ連敗。
王国《ゴシマカス》は風前の灯だ。
残された逆転の目は魔王と互角に戦える
勇者、魔導師の召喚‥。
貧乏ゆすりの音が王座から伝わってくる。
「もう召喚できるのであろうが!
であろうが!
勇者と魔導師の補充くらいに
何を手間取っておる!金は出した!
であろうが!あろうが!」
また国王ウスケの癇癪玉が破裂した。
「偉大なる大王。お平に。
あと暫しの刻を頂戴できますならば。
儀式はまさに今進行中でござりまする。」
癇癪持ちの国王ウスケの顔色を伺いながら
救国・災害担当大臣ブロウサ伯爵は宣う。
「竜神モウケマッカに召喚の儀をお願いする
だけでも苦労しておりましたが
偉大なる大王様のお名前ひとつで
尊大な竜神モウケマッカの態度は一変。
特別龍玉を献上致しましたぞ。」
静かな微笑みをたたえて救国・災害担当大臣
ブロウサ伯爵は続けた。
ブロウサ伯爵も今年64歳。
国政の表舞台に戻る最期のチャンスに
必死だ。
「これも偉大なる大王様の御威光に
よるもの。
このブロウサ。感服至極にございます。」
(このたわけ者が!)
心の内は真逆だった。
「故に今しばしの辛抱を賜りたく
存じます。」
(急かして竜神モウケマッカが
ヘソを曲げたらどうなる?)
寄附金を貴族どもから捻り出させ
《救国財団》を組織し
防衛費の4割8兆インを吐き出させた。
失敗は失脚どころか家名没収。
この癇癪持ちの事だ。
死刑を意味する。
竜神モウケマッカを呼び出すために
予算の半分近く費やし
国を超えた外交努力で召喚魔導師を
かき集めた。
思い出すだけで涙が出そうになる激務を
召喚のこの日まで半年も繰り返して
きたのだ。
横から出てきてまたこのバカが
ぶち壊そうとしている。
ブロウサ伯爵は大袈裟に手を広げて
のたまう。
「召喚の儀式はあと数刻。
召喚をしているのは各国一流の召喚魔導師
たち!
勇者と魔導師を見事召喚し
お味方を勝利に導きましょう!
そして後の世の人は偉大なる大王様の名を
永劫にたたえ続ける事に相違ございません。」
「で あるか。ならば 良い。
我の名を残させよ。愚かな民どもに
永遠に刻ませるのだぞ。」
見通しが立っているのを聞いて安心したのか
国王ウスケの貧乏揺すりが止まった。
さてここは治めたぞ。
頼む!無事救国の勇者、魔導師よ!
きてくれ!
場面は変わる。
真っ青な空とその空を映して
真っ青に染まる湖。
その湖の真ん中にまるで
空中に浮かぶように神殿は佇んでいた。
道の1番奥に目を移すと神託と召喚を行う
神殿があった。
中に入ると召喚の間だ。
四角く切り出された石柱が地面から生え出たように石造りの天井を支えている。
石柱の側面には歴代の勇者たちの彫刻が
施されその視線の先には女神アテーナイ
の像が鎮座していた。
龍神モウケマッカの変幻した女官が瞑想し
空中に浮かんでいる。
女官が輝き出した。
「これより10連ガチャを始める‥
言わずと知れておろうが
ガチャは運じゃ。
必ず勇者、魔導師が来るわけではないぞ。
そなたらの国の運が試されよう‥。」
始まる!
ブロウサ伯爵の代理として立ち会いを
している男爵ソーダは息を飲む。
来い! 勇者‼︎ 魔導師‼︎
神殿の中空から召喚龍玉が出現した!
縦に10個
まず一つ目が破裂する!
SSアイテムミスリルソード!
おお!いきなりレアアイテム!
騎士団から期待と驚きの声が上がる。
二つ目!
ミスリルソードの鞘
ん?
三つ目!
魔導師専用 世界樹ユドクラシス製
魔法の杖!
おお!
召喚魔導師たちが釘付けだ!
四つ目!
魔導師専用フード
ん?
微妙だ。
微妙とレアアイテムを繰り返し
ついに
龍玉九つ目
SSランク!魔導師 コウ出現!
ついに魔導師キターーーッ
男爵ソーダと行政官は小躍りだ!
神殿女官たちが駆け寄る。
祈りを捧げながら 控えの間に案内して
行った!
そして10個目‥
神殿は眩いばかりの光に包まれた!
男爵ソーダと行政官は息を飲む。
くるのか?
勇者くるのか?
来い!勇者‼︎
SSSランク!
海亀!出現‼︎ーーーーーー!
‥‥。
あれ?
外した?
神殿は小さく揺れた。
ええーーー?
4兆インも貢いだのだのに‥?
勇者来なくて 亀?
意味わかんないんですけどお‼︎
ソーダ男爵がブチ切れた!
「竜神モウケマッカよ!
これはいかがしたことか!
我が国王ウスケな顔に泥を塗るおつもりか?
SSSランクとは言わぬ!
我らには勇者が必要なのだ!」
ガバッ
土下座した。
頭を床に擦り付け叫ぶ。
「竜神モウケマッカよ!
あと一度チャンスを!
我らに勇者を与えたまえ~!」
竜神モウケマッカの変幻した女官は
嫌そうだ。
「だから最初もうした。
召喚ガチャは
必ず勇者、魔導師が来るわけではない。」
「そこを そこをなんとかぁぁぁぁーッ」
半狂乱になって祈るソーダ男爵の熱意に
押されたのかしぶしぶ竜神モウケマッカは
召喚 おまけ龍玉を取り出した。
「おまけじゃ。
これで来ねば諦めよ。」
龍玉におまけって書いてある。
ほれ!
中空に浮かぶおまけ龍玉。
ゆっくり回転を始めると閃光を放ち
召喚された
勇者 コウヤ!
キタ⁈
勇者キターーーーーーーーーー!
歓喜に揺れる神殿。
ランク マイナスSS!
なんじゃそりぁーーーーーッ!
スキル 英検4級 普通自動車免許
意味わかんねーーーーーーーーッ!
いるか?
いるのか?そのスキル?
魔王倒すのに?
その時!
グニャリ!
と突然磁場が歪んだ!
海亀が必死に逃げようとしている。
強烈な磁場の歪みに海亀と
勇者コウヤが引き込まれて行った。
誕生!
ニュー勇者コウヤ
ランク S+α!
微妙だ‥‥。
勇者コウヤの左手には海亀が装着されていた。
SSSランクの海亀とマイナスSSの勇者コウヤ
がプラスとマイナスで引かれ合い
ニュー勇者コウヤ
ランクS+αが誕生したのだ!
だったらなんなのだ?
大丈夫か?
王国《ゴシマカス》!
次回 大丈夫なのか⁉︎王国《ゴシマカス》‼︎
これより第四防衛ラインまで
撤退に入ります!
王宮内に緊迫した声が響く。
魔王軍に連敗に次ぐ連敗。
王国《ゴシマカス》は風前の灯だ。
残された逆転の目は魔王と互角に戦える
勇者、魔導師の召喚‥。
貧乏ゆすりの音が王座から伝わってくる。
「もう召喚できるのであろうが!
であろうが!
勇者と魔導師の補充くらいに
何を手間取っておる!金は出した!
であろうが!あろうが!」
また国王ウスケの癇癪玉が破裂した。
「偉大なる大王。お平に。
あと暫しの刻を頂戴できますならば。
儀式はまさに今進行中でござりまする。」
癇癪持ちの国王ウスケの顔色を伺いながら
救国・災害担当大臣ブロウサ伯爵は宣う。
「竜神モウケマッカに召喚の儀をお願いする
だけでも苦労しておりましたが
偉大なる大王様のお名前ひとつで
尊大な竜神モウケマッカの態度は一変。
特別龍玉を献上致しましたぞ。」
静かな微笑みをたたえて救国・災害担当大臣
ブロウサ伯爵は続けた。
ブロウサ伯爵も今年64歳。
国政の表舞台に戻る最期のチャンスに
必死だ。
「これも偉大なる大王様の御威光に
よるもの。
このブロウサ。感服至極にございます。」
(このたわけ者が!)
心の内は真逆だった。
「故に今しばしの辛抱を賜りたく
存じます。」
(急かして竜神モウケマッカが
ヘソを曲げたらどうなる?)
寄附金を貴族どもから捻り出させ
《救国財団》を組織し
防衛費の4割8兆インを吐き出させた。
失敗は失脚どころか家名没収。
この癇癪持ちの事だ。
死刑を意味する。
竜神モウケマッカを呼び出すために
予算の半分近く費やし
国を超えた外交努力で召喚魔導師を
かき集めた。
思い出すだけで涙が出そうになる激務を
召喚のこの日まで半年も繰り返して
きたのだ。
横から出てきてまたこのバカが
ぶち壊そうとしている。
ブロウサ伯爵は大袈裟に手を広げて
のたまう。
「召喚の儀式はあと数刻。
召喚をしているのは各国一流の召喚魔導師
たち!
勇者と魔導師を見事召喚し
お味方を勝利に導きましょう!
そして後の世の人は偉大なる大王様の名を
永劫にたたえ続ける事に相違ございません。」
「で あるか。ならば 良い。
我の名を残させよ。愚かな民どもに
永遠に刻ませるのだぞ。」
見通しが立っているのを聞いて安心したのか
国王ウスケの貧乏揺すりが止まった。
さてここは治めたぞ。
頼む!無事救国の勇者、魔導師よ!
きてくれ!
場面は変わる。
真っ青な空とその空を映して
真っ青に染まる湖。
その湖の真ん中にまるで
空中に浮かぶように神殿は佇んでいた。
道の1番奥に目を移すと神託と召喚を行う
神殿があった。
中に入ると召喚の間だ。
四角く切り出された石柱が地面から生え出たように石造りの天井を支えている。
石柱の側面には歴代の勇者たちの彫刻が
施されその視線の先には女神アテーナイ
の像が鎮座していた。
龍神モウケマッカの変幻した女官が瞑想し
空中に浮かんでいる。
女官が輝き出した。
「これより10連ガチャを始める‥
言わずと知れておろうが
ガチャは運じゃ。
必ず勇者、魔導師が来るわけではないぞ。
そなたらの国の運が試されよう‥。」
始まる!
ブロウサ伯爵の代理として立ち会いを
している男爵ソーダは息を飲む。
来い! 勇者‼︎ 魔導師‼︎
神殿の中空から召喚龍玉が出現した!
縦に10個
まず一つ目が破裂する!
SSアイテムミスリルソード!
おお!いきなりレアアイテム!
騎士団から期待と驚きの声が上がる。
二つ目!
ミスリルソードの鞘
ん?
三つ目!
魔導師専用 世界樹ユドクラシス製
魔法の杖!
おお!
召喚魔導師たちが釘付けだ!
四つ目!
魔導師専用フード
ん?
微妙だ。
微妙とレアアイテムを繰り返し
ついに
龍玉九つ目
SSランク!魔導師 コウ出現!
ついに魔導師キターーーッ
男爵ソーダと行政官は小躍りだ!
神殿女官たちが駆け寄る。
祈りを捧げながら 控えの間に案内して
行った!
そして10個目‥
神殿は眩いばかりの光に包まれた!
男爵ソーダと行政官は息を飲む。
くるのか?
勇者くるのか?
来い!勇者‼︎
SSSランク!
海亀!出現‼︎ーーーーーー!
‥‥。
あれ?
外した?
神殿は小さく揺れた。
ええーーー?
4兆インも貢いだのだのに‥?
勇者来なくて 亀?
意味わかんないんですけどお‼︎
ソーダ男爵がブチ切れた!
「竜神モウケマッカよ!
これはいかがしたことか!
我が国王ウスケな顔に泥を塗るおつもりか?
SSSランクとは言わぬ!
我らには勇者が必要なのだ!」
ガバッ
土下座した。
頭を床に擦り付け叫ぶ。
「竜神モウケマッカよ!
あと一度チャンスを!
我らに勇者を与えたまえ~!」
竜神モウケマッカの変幻した女官は
嫌そうだ。
「だから最初もうした。
召喚ガチャは
必ず勇者、魔導師が来るわけではない。」
「そこを そこをなんとかぁぁぁぁーッ」
半狂乱になって祈るソーダ男爵の熱意に
押されたのかしぶしぶ竜神モウケマッカは
召喚 おまけ龍玉を取り出した。
「おまけじゃ。
これで来ねば諦めよ。」
龍玉におまけって書いてある。
ほれ!
中空に浮かぶおまけ龍玉。
ゆっくり回転を始めると閃光を放ち
召喚された
勇者 コウヤ!
キタ⁈
勇者キターーーーーーーーーー!
歓喜に揺れる神殿。
ランク マイナスSS!
なんじゃそりぁーーーーーッ!
スキル 英検4級 普通自動車免許
意味わかんねーーーーーーーーッ!
いるか?
いるのか?そのスキル?
魔王倒すのに?
その時!
グニャリ!
と突然磁場が歪んだ!
海亀が必死に逃げようとしている。
強烈な磁場の歪みに海亀と
勇者コウヤが引き込まれて行った。
誕生!
ニュー勇者コウヤ
ランク S+α!
微妙だ‥‥。
勇者コウヤの左手には海亀が装着されていた。
SSSランクの海亀とマイナスSSの勇者コウヤ
がプラスとマイナスで引かれ合い
ニュー勇者コウヤ
ランクS+αが誕生したのだ!
だったらなんなのだ?
大丈夫か?
王国《ゴシマカス》!
次回 大丈夫なのか⁉︎王国《ゴシマカス》‼︎
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝
ファンタジー
「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる