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第三章 出会いと契約
第12話―2 一木代将とグーシュ皇女
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グーシュリャリャポスティにとってそのノート型PCに映し出された映像は、自身の生まれついての欲求を瞬く間に満たす麻薬のようなものだった。
何しろ、十八年の今までの人生で興味を抱き、答えを求め続けてきた疑問が次々と解決していくのだ。
もちろんそれは動画の内容が事実の場合ではあるが、グーシュは動画の信憑性を疑ってはいなかった。
ここまで高度な技術を持つ者たちが、わざわざ彼らから見て辺境の皇女ごときに、このような手の込んだことをするはずがない。
それにそれぞれの情報は、ある程度グーシュ自身が考えていた仮説とも一致する。
つまりは、この動画の内容は真実である可能性が極めて高い。
世界は球体であり。
星々は一つ一つがこの世界同様の存在であり。
星々が浮かぶ、漆黒の空間の果てから、彼らチキュウ……いや、地球連邦の者たちは来たのだ。
極めつけは宇宙の解説の際に映し出された映像だった。
ルーリアト帝国のある大陸全土の、写真と呼ばれる精巧な写し絵。
それも未知である大陸東部まで含めた全域の物だ。
それにも驚いたが、続いて画面が引いていくと、世界の全域が映し出された。
ルーリアトのある世界は海ばかりの青い球体だった。
そして、大陸と僅かばかりの小島以外はすべてが青だった。
”海向こう”は”この世界”には無かったのだ。
それを自覚した瞬間、グーシュの頭の中である場面が崩れ去った。
今よりも大人になった自分自身と、すっかり凛々しくなったミルシャが二人で巨大な船の船首に並び立ち、大海原へと海向こうの世界求めて旅立つ光景だ。
それは、叶わない。
そう自覚した瞬間、グーシュの目から一筋の涙が流れた。
それに気が付いたミルシャが驚いたのが気配で分かったが、グーシュはミルシャの手をギュッと握りしめて動きを制した。
対面ではイチギ代表が目元の丸い部品を動かしていたが、動画を見るグーシュを優先して黙ってくれていた。
海向こうを見る夢は今、終わってしまった。
しかし構わない。
グーシュの目的はちっぽけなものだったのだ。
この空にはより大きな未知が広がっていたのだ。
そうしてグーシュが新たな夢に思いをはせる間にも、動画は続いていく。
月の裏側にある、遥か彼方とこの世界をつなぐ巨大な門、空間湾曲ゲート。
宇宙を駆ける星船に乗り、ここからいくつもの世界と門を超えていくと、そこには地球という世界がある。
地球にはルーリアトの百倍近い五十億もの人間が住んでおり、しかもそこに住む人々は皆働かずとも生活を保障され、無料で学び、驚いたことに説話に出てきた歯車騎士や歯車人間……地球風に言うとアンドロイドを伴侶や親友として支給されるというのだ。
理想郷だ!
グーシュは驚いた。
そしてあることに気が付くと、一木に大声で叫んだ。
「申し訳ない! イチギ代表、この動画を一旦止めてほしい」
一木は軽くうなずくと、マナがノート型PCを操作して動画は一旦止まった。
「どうかされましたか、殿下?」
ミルシャが心配そうにグーシュの顔を覗き込むが、グーシュは黙ったまま考え込んでいた。
いくつか、気が付いたことがある。
一つは地球連邦の行動に関する疑念だ。
あの動画では地球は理想郷だった。
ならば、なぜこんな彼方の世界までやってきたのだ?
理想郷にいる者は新天地に行こうなどとは考えないはずだ。
ならば彼らがここにいる理由は?
一つは動画の内容が嘘である可能性だ。
つまり地球は理想郷ではなく、ルーリアトに何かを求めてやってきた可能性だ。
この可能性は非常に高い。自然や世界そのものに関することには嘘を感じなかったが、どうにも地球に関する部分には引っかかりを覚えたのだ。
または地球連邦が底抜けのお人よしであるか、または地球にも自分と同じような好奇心に取りつかれた人間がいる可能性だ。
国家が丸ごとお人よしという事は考えられない。
国は自分の利益と拡大を絶対的に求める存在だ。
どんなに遠くの未知の国だろうと、目の前にいるイチギ代表のような、普通の感覚を持った者達がいる国家が、善意だけで動くことは考えられない。
では自分と同じような未知を求める人間がいるのだろうか。
これについては予想が付かない。
ルーリアトのような規模の国ならともかく、ここまで大きな国が個人の意思で動くのだろうか。
好奇心が満たされすぎて浮かれていたが、すべてを信じるのは危険だ。
グーシュは動画を止めて数秒考えこむと、息を吐き頭を冷やした。
そして、先ほどの問題を一旦棚上げすると誤魔化すため、そして真面目に疑問に感じた事を一木に聞いた。
「イチギ代表……もしや、あなたも含めてここにいる者達はアンドロイドなのか?」
グーシュがそのことを問うと、隣のミルシャがギョッとした表情を浮かべた。
慌てて正面の一木とマナ、背後のニャル中佐と歩兵の二人を見回す。
ジッと一木を見るグーシュ。
それに一木は少し迷ううように沈黙すると、声を発した。
「私は人間です。この体には多少事情がありますが、それについては後程。ただし、他のものはその通りです。現在このルーリアトのある星系……つまりはこの世界には、地球人は私と私の上官の二人しかいません」
その一木の言葉を聞くと、グーシュは勢いよく立ち上がった。
あまりの勢いに部屋にいる者は全員あっけにとられた。
そのままの勢いでグーシュは背後のニャル中佐の前に行く。
ニャル中佐は何事かと身構えながら、小声でつぶやく。
「殿下、いったいどうされ、きゃあ!」
部屋に響く、以外に可愛いニャル中佐の悲鳴。
グーシュがいきなりニャル中佐のスカートの中に手を突っ込んだせいだ。
二、三秒ほどしてから手を引き抜いたグーシュは、突っ込んだ方の手の中指だけを起用にクイクイと動かしながら叫んだ。
「そんなバカな! この感触が……人間ではないというのか!?」
「バカはあなた様です殿下!」
ミルシャの怒声が部屋に響き渡った。
何しろ、十八年の今までの人生で興味を抱き、答えを求め続けてきた疑問が次々と解決していくのだ。
もちろんそれは動画の内容が事実の場合ではあるが、グーシュは動画の信憑性を疑ってはいなかった。
ここまで高度な技術を持つ者たちが、わざわざ彼らから見て辺境の皇女ごときに、このような手の込んだことをするはずがない。
それにそれぞれの情報は、ある程度グーシュ自身が考えていた仮説とも一致する。
つまりは、この動画の内容は真実である可能性が極めて高い。
世界は球体であり。
星々は一つ一つがこの世界同様の存在であり。
星々が浮かぶ、漆黒の空間の果てから、彼らチキュウ……いや、地球連邦の者たちは来たのだ。
極めつけは宇宙の解説の際に映し出された映像だった。
ルーリアト帝国のある大陸全土の、写真と呼ばれる精巧な写し絵。
それも未知である大陸東部まで含めた全域の物だ。
それにも驚いたが、続いて画面が引いていくと、世界の全域が映し出された。
ルーリアトのある世界は海ばかりの青い球体だった。
そして、大陸と僅かばかりの小島以外はすべてが青だった。
”海向こう”は”この世界”には無かったのだ。
それを自覚した瞬間、グーシュの頭の中である場面が崩れ去った。
今よりも大人になった自分自身と、すっかり凛々しくなったミルシャが二人で巨大な船の船首に並び立ち、大海原へと海向こうの世界求めて旅立つ光景だ。
それは、叶わない。
そう自覚した瞬間、グーシュの目から一筋の涙が流れた。
それに気が付いたミルシャが驚いたのが気配で分かったが、グーシュはミルシャの手をギュッと握りしめて動きを制した。
対面ではイチギ代表が目元の丸い部品を動かしていたが、動画を見るグーシュを優先して黙ってくれていた。
海向こうを見る夢は今、終わってしまった。
しかし構わない。
グーシュの目的はちっぽけなものだったのだ。
この空にはより大きな未知が広がっていたのだ。
そうしてグーシュが新たな夢に思いをはせる間にも、動画は続いていく。
月の裏側にある、遥か彼方とこの世界をつなぐ巨大な門、空間湾曲ゲート。
宇宙を駆ける星船に乗り、ここからいくつもの世界と門を超えていくと、そこには地球という世界がある。
地球にはルーリアトの百倍近い五十億もの人間が住んでおり、しかもそこに住む人々は皆働かずとも生活を保障され、無料で学び、驚いたことに説話に出てきた歯車騎士や歯車人間……地球風に言うとアンドロイドを伴侶や親友として支給されるというのだ。
理想郷だ!
グーシュは驚いた。
そしてあることに気が付くと、一木に大声で叫んだ。
「申し訳ない! イチギ代表、この動画を一旦止めてほしい」
一木は軽くうなずくと、マナがノート型PCを操作して動画は一旦止まった。
「どうかされましたか、殿下?」
ミルシャが心配そうにグーシュの顔を覗き込むが、グーシュは黙ったまま考え込んでいた。
いくつか、気が付いたことがある。
一つは地球連邦の行動に関する疑念だ。
あの動画では地球は理想郷だった。
ならば、なぜこんな彼方の世界までやってきたのだ?
理想郷にいる者は新天地に行こうなどとは考えないはずだ。
ならば彼らがここにいる理由は?
一つは動画の内容が嘘である可能性だ。
つまり地球は理想郷ではなく、ルーリアトに何かを求めてやってきた可能性だ。
この可能性は非常に高い。自然や世界そのものに関することには嘘を感じなかったが、どうにも地球に関する部分には引っかかりを覚えたのだ。
または地球連邦が底抜けのお人よしであるか、または地球にも自分と同じような好奇心に取りつかれた人間がいる可能性だ。
国家が丸ごとお人よしという事は考えられない。
国は自分の利益と拡大を絶対的に求める存在だ。
どんなに遠くの未知の国だろうと、目の前にいるイチギ代表のような、普通の感覚を持った者達がいる国家が、善意だけで動くことは考えられない。
では自分と同じような未知を求める人間がいるのだろうか。
これについては予想が付かない。
ルーリアトのような規模の国ならともかく、ここまで大きな国が個人の意思で動くのだろうか。
好奇心が満たされすぎて浮かれていたが、すべてを信じるのは危険だ。
グーシュは動画を止めて数秒考えこむと、息を吐き頭を冷やした。
そして、先ほどの問題を一旦棚上げすると誤魔化すため、そして真面目に疑問に感じた事を一木に聞いた。
「イチギ代表……もしや、あなたも含めてここにいる者達はアンドロイドなのか?」
グーシュがそのことを問うと、隣のミルシャがギョッとした表情を浮かべた。
慌てて正面の一木とマナ、背後のニャル中佐と歩兵の二人を見回す。
ジッと一木を見るグーシュ。
それに一木は少し迷ううように沈黙すると、声を発した。
「私は人間です。この体には多少事情がありますが、それについては後程。ただし、他のものはその通りです。現在このルーリアトのある星系……つまりはこの世界には、地球人は私と私の上官の二人しかいません」
その一木の言葉を聞くと、グーシュは勢いよく立ち上がった。
あまりの勢いに部屋にいる者は全員あっけにとられた。
そのままの勢いでグーシュは背後のニャル中佐の前に行く。
ニャル中佐は何事かと身構えながら、小声でつぶやく。
「殿下、いったいどうされ、きゃあ!」
部屋に響く、以外に可愛いニャル中佐の悲鳴。
グーシュがいきなりニャル中佐のスカートの中に手を突っ込んだせいだ。
二、三秒ほどしてから手を引き抜いたグーシュは、突っ込んだ方の手の中指だけを起用にクイクイと動かしながら叫んだ。
「そんなバカな! この感触が……人間ではないというのか!?」
「バカはあなた様です殿下!」
ミルシャの怒声が部屋に響き渡った。
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