姉はすべてを支配する。さればわれらも姉に従おう。

さいきごそ

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ふたりの少女

相席

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黒御影石独特の鈍いきらめきをそこここに放つ校銘板が埋め込まれた於牟寺学園高等部の、威厳を通り越して(以下略)校門に立っていると、昨日のささやかな幸せを思い出す。
 十鳥オガミとの約束も忘れて、今日も羽二生さんが通らないだろうかなどと考えてみたりする。
 いや、通りはするだろう。ただ、タイミングの問題なのだ。たしか部活動には参加していないはずだ。そういえば、シギもロクも体験入部がどうとかいっていたのを聞いたような気がするけれど、どうするつもりなのだろうか。
 僕は中等部から引き続き、帰宅部に所属するつもりでいた。部活動こそ青春という見方が大人、特に教職員を中心に根づいているように見受けられるけれど、それはちょっと否定したいところだ。
 運動部などでみられる有無をいわさぬ上下関係など年功序列の悪しき習慣の最たるもののように思えて受け入れがたいものがある。
 だったら、けっこうのんびりしてる文化部でいいだろうという意見もあるだろうけれど、この世に帰宅部より魅力的な部活動はないと断言できる。
「あの」
 思考を遮ったのは待ち人ではなかった。
 見慣れない女子生徒がふたり、こちらを見ていた。なんといったかどこかの伯爵夫人にちなんだというおでこ見せヘアの子とシャギーの入ったロングヘアの子。内側にキツく跳ねた後者の髪型はなにか甲殻類の腹を連想させる。
「ニノマエ……さん、ですか」
 それはもう、みごとなハモりっぷりだった。
 ふたりは探るようにこちらに目線を向けたまま、顔を寄せ合いひそひそ話し始める。なぜ女子は複数になるとこういう話し方をするのだろう。
 見知らぬ女子に話しかけれるような心当たりなど、本来ならまったくないのだけれど、今こうしてここにいる要因をたどればそれも導き出せなくもない。
「十鳥さんのことかな」
 自分からいい出したことだし、こういうことにはしっかりしているように見えたから先に来ているものだとばかりいたのだけれど。
 ハッとしたような表情でこちらを見やり、再びひそひそ。くすくすという笑い声も混じって侮蔑されてます感が半端ない。
「十鳥さんなんですけど、用事があって遅くなるといってました」
 伯爵夫人がいう。見た目に反して知的な口調が意外だった。シャギーさんが続ける。
「彼女、生徒会の執行委員に推薦されちゃって、なんか召集されちゃったんですよ」
 語彙にまぶされた含み笑いが凛とした顔立ちにそぐわない。こちらも意外という点では見た目に反する喋り方といえる。
「それで申し訳ないけれど、先に行ってて欲しいって」
 またハモる。
 シャギーさんから待ち合わせの場所が書かれた書いたメモを手渡された。お世辞にもきれいな字とはいい難い。
 十鳥オガミとは昨日のコンビニと今日の昼休みに会っただけの、顔見知りと呼ぶには微妙な関係だけど、正直、この紙上で踊っている文字とは正反対の整った筆遣いの出来る女子に見えたので、軽くショックだった。
 暗澹たる気分でそれを眺めていると、またもやひそひそとくすくすが聞こえた。
 伯爵夫人が上目遣いをよこす。
「ニノマエさんって十鳥さんの、あの……」
 ひそひそ。シャギーさんが引き取る。
「彼氏ですか?」
 そして、くすくす。
 気後れしていると、四つの瞳が好奇の色を増幅させて燃え滾っているようにこちらを見据えていた。
 女子ってこういう話、好きだよなあ。
「彼氏も何も昨日、はじめて会って会話らしい会話もしていないんだ」
 また、ひそひそをはじめると思いきや、今度はふたり、黙って僕を見つめるだけった。そこには明らかについさっきまでぎらぎらと揺らめいていた好奇の色は消えていて、何か見下されているというか値踏みされているというか、疎外感を味あわせるにはじゅうぶんな不快指数MAXな視線があった。
 妙な違和感が込み上げてきて、僕は思わずふたりに訊いていた。
「君たち、十鳥さんの友達じゃないの?」
 ふたり、ぽかん。顔を見合わせて、爆笑。それだけで理解した。
 十代女子特有の明るく元気な、しかし取りようによっては人を苛立たせるだけの無神経で無慈悲で無遠慮な馬鹿笑いを背に僕はメモに書かれた場所へ向かった。
「友達だってぇ~!」
 嘲笑までハモるとは本当、仲がいいのだろう。一生、笑ってればいいさ。

               *

 メモに記された場所はファーストフード店の二階だった。
 シギがよく来るといっていたけれど、僕はあまりこういう店には来ない。というか外食自体あまりしないので無縁なだけなのだけど。
 勝手もよく分からないので、ドリンクのみ注文して、窓際に座った。こういう店に来るとなぜかまず最初に窓際をチェックしてしまう。シギといい、窓際に人を引きつける何かがあるのだろうか。ぼんやりそんなことを考えてると、通路にひとの気配が降った。
 横に視線を流すと、於牟寺学園の制服のグリーンが飛び込んできた。ロケーションを思えばこの時間帯にこの緑に遭遇するのは何もめずらしいことじゃないはずだ。
 その女子生徒はちょっと驚いたような、そして不思議そうな表情でこちらを見ていた。
 彼女には見覚えがあった。左衛門三郎のお嬢様のもう一人の従者、今はシギのクラスメイトの確か……三苫みとまさんだ。
 表情に変化を見出すことが困難な三次と違って、常に人の顔色を伺うようなどこか頼りない感じで、たまに見せる控えめな笑顔がチャーミングだったりする。小柄でどこか小動物を思わせる雰囲気は男子の間でも話題に上ることもある。中にはぎゅっと抱きしめてあの小さなグラマラスボディのありとあらゆる箇所にキスの雨を降らせたいなどとデンジャラスな妄想に走るやつもいた。
 会話らしい会話はした記憶はないけれど、僕の中では左衛門三郎のお嬢様や三次に比べて苦手感はまったくない。
 手にしているトレイにはドリンクとハンバーガー、ポテトのセットが乗っていた。ありきたりな組み合わせであるけれど、問題はメインのハンバーガーだ。このボリューミーなふくらみは紛れもなく多段の証である。小柄なわりによく食べるらしい。
 あまりにも凝視し過ぎたせいか、三苫さんの顔が若干、上気しているようにも見える。まるでふくよかな胸に釘づけになり、本人の視線に慌てて我に返ったかのような気まずさ。
 いや、実際多段バーガーのその向こう側には豊満な三苫さんの胸が居座っている。
「……ひ、ひ、ひ、一人?」
 咄嗟のことで気の利いたセリフが出てこない自分のセンスのなさを呪う。ひ、ひ、ひ、とかどこの変質者だ。
 三苫さんは小さく頷くと、ちらと僕を見、すぐに下を向いた。トレイと僕との間で目線の落としどころを探っているようだった。
「よかったら、一緒に座らない?」
 他意はなかった。もっとも、ごまかしと突っ込まれれば、そうだと答えざるを得ない状況ではあることは明白。
 いってから、ちょっと図々しいかったかなとひとりごちてると、意外なことに小さな声でいいんですか、と聞こえた。
 今、なぜここに自分がいるのか当初の目的などすっかり忘れ、座るように促すと三苫さんは向かいの席についた。テーブルに置かれたトレイをよく見るとサラダも乗っていた。小柄なのに本当、よく食べるんだなと妙な感心をしてしまう。
 やっぱり栄養はあの胸にいくのかなとか一瞬、下劣なことを想像した自分に嫌悪。
「やっぱり、おかしいですか?」
 またもや凝視に気づいた三苫さんが困惑気味に訊いてきた。数秒前のことなのにまるで進歩がない。
「そんなことないよ。それくらいの量ならシギでも食べてるし」
「シギって……七ツ役さんですよね」
「そう。よく話すの?」
 三苫さんはあまり、といってかぶりを振った。小ぶりな顔に髪がかかる。彼女の髪は肩まであるのだけれど、前髪だけはショートでおでこが丸見えだった。小さくて地味な印象の彼女にとって目立つ特徴ともいえる。
「そういえば左衛門三郎さんたちとは一緒じゃないんだね」
 小学校の頃から左衛門三郎のお嬢様とは同じ学校に通っているけれど、いつも三苫さんとあの能面・三次がそばにいた。お嬢様への一方的な印象のせいで詳しいことは聞いたことはないけれど、両人とも代々、左衛門三郎家に仕えてる家系というのは耳に入っていた。情報元はロクだったか。今はクラスが別とはいえ、常に行動を共にしているイメージがあるので、ちょっと意外な気もしたけれど、下校時はそうでもないんですよと三苫さんは答えた。
 かさかさとハンバーガーの包みを開ける音が聞こえた。さっきまでの反省から、観察するのはやめるべきだろう。
 すると、彼女はスッとこちらに何かを差し出してきた。ポテトだった。
「よかったら、これ、どうぞ」
 ひとりじゃ食べきれないのでと、付け加えると、はむ・・とハンバーガーに齧りついた。食べ方はまさに小動物を連想させる。食べきれないものをなぜ注文したのかとも思ったけれど、彼女なりの照れ隠しかもしれないし、ここは相伴にあずかることにした。
「じゃあ、いただきます」
 彼女はどうぞというとはむはむしながら、ひたすら何段か分からない、彼女の顔を覆いつくさんばかりのハンバーガーを消化していく。
 はむっとハンバーガー、ぱりぱりっとサラダ、ずずっとドリンク。見事な三角食べっぷり。
 指先に心地のよい熱をもたらす短冊状のそれをつまみながら、窓から景色を眺める。春になって明るい時間も多くなってきた。眼下にちらほら見える於牟寺学園謹製の緑の中に知った顔がないか追ってみるけど、あいにく見当たらない。
 ふと、ここに、こうしている要因を探ってみる。昨日、コンビニの前で女子高生が空き缶のことで見知らぬ男に――こういう言い方は本人には容認し兼ねるだろうけれど――喧嘩を売っていた。そこに僕が割って入って、結果的に事態は終結し、翌日、改めて礼をいわれて放課後に待っているからと約束された。そして、遅れるからと連絡を受け、先にここへ行くようにと指示されて今に至る。
 何度も何度も空き缶をゴミ箱に放れない男に捨てるよう指示し続けた十鳥オガミ。
 騒動の後にそれまで覆っていた険しさを解いて自己紹介を始めた十鳥オガミ。
 別れ際に顔にかかった髪の毛をかき上げる十鳥オガミ。
 昼休み一方的に約束を取りつけて去っていった十鳥オガミ。
 色々な十鳥オガミが現れては消え、消えては現れてを繰り返す。まだ出会って一日経ったくらいなのに、ずいぶん昔からの知り合いだったのではないかと錯覚したくなるくらい、さまざまな十鳥オガミが脳裏に蘇って僕を困惑させた。
 本当に不思議な少女だ。 
 視線を正面に戻すとトレイの上のモノがほぼ消化されようとしていた。期せずして三苫さんと目が合う。
 十鳥オガミのことを知っているのか、照れ隠しというわけでもないけれど、なんとなく訊いてみた。
「トトリさん、ですか。すみません、聞いたことないです」
 三苫さんはすみません、ともう一度申し訳なさそうにアタマを下げながら添えると、でも、と言葉を継いだ。
「……左衛門三郎さんなら知っているかもしれません。いろいろ知ってる方ですから」
 何か妙な違和感を覚える口吻だった。三苫さんはぎこちない、居心地の悪そうな笑みを浮かべると残りのハンバーガーを消化すべく包み紙に顔をうずめた。なんとなくそれは、表情を読み取られないための照れ隠しにもみえた。
 わしゃわしゃと残りを一気に押し込んでいる三苫さんは時折むせながらもなんとか消化し、ドリンクを啜っていた。
 一連のその仕草は食べ物ではない別の何かを無理に飲み込んでいるようにも見え、痛々しささえ感じさせるものだった。
 その後、しばらく三苫さんと雑談した後、先に帰るという彼女を見送って閉店ギリギリまで待ってみたけれど、けっきょく十鳥オガミは現れることはなかった。
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