偽物お嬢様と本物お嬢様

如月花恋

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番外編 子供

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「はいは~い…ってアイ!?」
「…カーラ。突然来て…ごめんなさい。」
私達はカーラの前に立っていた。
「輝と喧嘩したの…」
「あぁ…なんとなく察したわ。中に入りなさい。」
私達はカーラの部屋の中に入った。
そして詩乃はカーラからお菓子を貰って一生懸命に頬張っていた。
「だって…輝…私を外に出さないって言うから…私はただ…リィ様に魔法のことについて聞きたかっただけなのに…」
「男はそういうものよ。でもアイ?あなた今妊娠中じゃなかった?出歩いていいの?仮にも1国の王妃よね?」
「仮にもは余計よ。大丈夫。私元庶民だし。王妃には見られないわ。」
「…無理があると思うわ…だって…そのドレス…何万すると思ってるの?多分軽く100万は超えてるわよ?」
「え!?そうなの!?」
私は驚いて自分の着ているドレスを見た。
「…輝なんにも言わなかった…」
「ちなみに詩乃様のは200万はいってるわね。宝石だらけよ?」
「…ただのキラキラしたものかと…」
「金銭感覚がおかしいのよ。それとアイ?あなたはもっとお金について学びなさい。危ないわよ?それとアイのアクセサリー全部で1000万ね。」
「外したい…」
「外したら家が危ないじゃない!!私貴族の妻なんだから争いごとは嫌よ!!」
「無事に結婚出来たのね。おめでとう。」
私はカーラが入れてくれた紅茶を飲んだ。
「…リィ様に会うなら今すぐ行った方がいいわよ。いつ脱走するか分かんないから。」
「脱走?…そっか…その手があった…」
「アイはしないでよ?私体調崩すよ?」
「しないわ。…今はね。」
「悪魔の微笑み…」
私は立ち上がった。
「カーラ。詩乃のことよろしくね。1人で行ってくるわ。」
「かーさま!!うたのをおいていかないで!!」
詩乃はその言葉を聞いて私の足に抱きついた。
「大丈夫よ。置いていかないわ。でもね。今はカーラと一緒にいてくれる?母様大事なお話があるの。私の自慢の娘の詩乃なら出来るわよね?」
「うん!!うたのいいこだもん!!カーラおねーちゃんとあそんでる。」
「いいこいいこ。」
私は詩乃を撫でてからリィ様の元へ向かった。
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