寂しがり屋な猫娘と優しすぎるご主人様

如月花恋

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2年後…

私は固まっていた。

え?え?
本当になんか攫われそうな雰囲気?
魔力も回復してるんだけど…今戦えないのよ?

私は魔力と引き換えに近接戦闘能力が無くなってしまった。

まさかアム様…これが狙いで?

『小娘。いい魔力を持っているな。よし。我の嫁になれ』
「ん~ちょっと待って…頭の整理が追いついてない…」

えっと~?
この人誰?
アム様の話だと…魔王がどうとかって言ってたし…
魔王?
周りの人は…動けないみたいだね
で?
私はこれから攫われて?
助けが来なかったらめでたく魔王と結婚?

「そんなの認められるかぁぁ!!」

私は体が覚えていたのか魔王の袖を掴み思いっきり投げ飛ばしていた。

あれ?
近接戦闘能力皆無じゃなかった?

「姫様!!」
「メイド~…体痛い…」

無茶したのかな~
動かなくなっちゃった

『小娘…気に入った。何がなんでも我のものとしよう』

え?
きゃあ!!

私は魔王に担がれどこかに転移した。

我のものにしよう
じゃないわよぉぉ!!
勇者様!!
早く来てぇ!!
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