生まれ変わった(転生した)私に誰か逃亡スキルを教えてください!!

如月花恋

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最終話

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「…シュルク。シュルクは偉いよ。ルナ達をあんなに立派に育てて…」
「私は何にもしてないわ。」
「やったでしょ。」
「何を?」
「子育て。」
私そんなのやったっけ?
「…ラン達が優秀だったのよ。」
「シュルクも頑張ったよ。えらいえらい。」
「む…だから子供扱いしないでって。」
「小さいんだもん。シュルク。」

タール様人が1番気にしてることを…
まぁ15歳から全然成長してないよ?
小さいのは認める
だけどストレートに言わなくても…
「よしよし。」
「子供じゃないもん…」
「子供じゃないなら大人?まだこんなに甘えるのに?」
「タール様が甘えろって言った…」
タール様のせいだ
私がこんなに甘えるのは
「内心喜んでるんでしょ。」
はい
すみません
言い訳しました
ものすっごく嬉しいです
だからタール様
その綺麗な笑顔悪魔の微笑みやめて
「シュルクはいつまで経っても甘えん坊だね。」
「うるさい…タール様のせいだ…」
「僕が甘やかすからって言いたいの?」
「甘やかされたらシュルクまた我が儘シュルクになっちゃう。」
「いいよ。シュルクの我が儘聞いてあげる。」
「いいの?」
いいんだね?
本当に言っても
「タール様。」
「なに?」
「ずっとシュルクと一緒にいて…シュルク…タール様の物になってもいい…一緒がいいの。」
「…シュルクそれって…」
「言わせないで…恥ずかしい。」
こうして私達は幸せになりました
…なんか王道の終わり方だね

end
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