病弱幼女は最強少女だった

如月花恋

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…あ
ども
結菜です
唐突ですが…迷子です
私は人々が目の前を行き交うのをじっと見ていた。
…あのあと家に帰って…
数週間後にまた来たんだよ
…遊びに
パパが(前世の)ママと意気投合してたから私は遊びに行こ~なんて思って都会に来たら…
迷いました
「…どうしよう…けいたい…はもってないし」
お金も帰りのことを考えると残り少ないし…
誰かに電話を借りる…?
でも電話番号分かんないし…
「はぁ…」
私はポシェットからミニペットボトルを出してお水を飲んだ。
「…もってるのはおかしとおみずとハンカチ、ティッシュ、おさいふ。おさいふのなかは…」
私はばぁばに貰ったお財布を開けた。
小銭が…200円ちょいぐらい…
ここに来るまでに100円くらい使ったから…
…残り100円ちょい…
ジュースが1本変えるぐらい…
カードの方を見てみると数枚入っていた。
「テレフォンカード…?」
100円分のテレフォンカードが入っていた。
…あとは
何この黒いカード
「…よめない」
英語…かな
英語は苦手…
「…これは…?」
よく見ると私の名前と『TEL』と書いてあった。
…?
この番号何…?
「てぃーいーえる…?」
なんでこれが入ってるんだろう…
他には何も入っていないようだ。
「…パパぁ…はやくむかえにきてよぉ…」
私はポロポロと涙を流した。
「…君」
急に目の前に影が落ちて私は顔を上げた。
「君名前は?どうしてここに?」
「ゆいなね…まいごなの…」
「ご両親は?」
「パパにだまってでてきちゃったの…ふぇぇん…パパぁ…」
その人は私の頭を撫でてくれた。
「お家の町名は言える?」
「…えっと…」
…ばぁばのとこ?
それともママのとこ?

確かカードがあった…
私はお財布の中からカードを出して渡した。
「柊結菜…なんだ。電話番号も書いてあるんだ。ならこれ貸してあげるからかけな」
その人は私にスマホを渡した。
えっと…ボタンどこ…?
私はそ~っとその人を見上げた。
「ホームボタンを開いて…このボタンを押して…ほら。数字ボタンが出てきたでしょ?これを押していくんだよ」
その人は説明しながら操作してくれた。
プルルル…プルルル…
ーーはい。こちら柊ですが。
「ぎんさん!!」
ーー結菜様…?どうされました?
「ゆいなね…まいごなの」
ーー今どこにいるのか分かりますか?
「えっと…」
私はお兄さんを見上げた。
「ここ…どこですか?」
「栄町だけど…?」
「さかえちょう…」
ーー誰かと一緒ですか?
「うん…でんわかしてくれたおにいさんがいる…」
ーー少し変わってもらえますか?
「うん…おにいさん…ぎんさんがかわってって…」
私はお兄さんにスマホを渡した。
…銀さん早く来てぇ
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