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コンコン
「お父様。入ってもよろしいでしょうか。」
皆様~口調で分かりますよね?
現在猫かぶり中です!!
「シュルク!!やっと来たのか!!」
「お…お父様。びっくりさせないでください。倒れちゃうかと思ったじゃないですか…」
私はお父様に急にドアを開けられ倒れかけた。
「悪い。だが…」
「シン。その令嬢が娘か?」
「…こ…国王陛下…」
私は急いでその場で頭を下げた。
「お…お会いできて…こ…光栄です。」
何故か…震えて上手く話せない。
「顔を上げて良い。別に俺は気にしない。」
「…はい。」
私は顔を上げ…あることに気づいた。
ん?国王の息子…なんだよね?
次期国王?
そして…遂に事の重大さに気づいた。
「お父様!!わ…私…婚約なんて無理~!!」
不安になりお父様にドンと抱きついた。
「…何をそんなに不安がる?次期王妃だぞ?」
「それが嫌なの~!!静かに暮らしたいの~!!だからだから…婚約なんて無理なの~!!」
「ハハハ。婚約者にあって数秒で振られたな。我が息子よ。」
「…父上。笑い事じゃありませんよ。僕がどれほど傷ついているか分かってます?」
私は恐る恐る後ろを振り返り王子様を見た。
「か…」
「「「か?」」」
「カッコイイ!!何これ!!こんなイケメンいたの!?こんなの前世にいたら絶対皆に好かれるキャラだよ~!!同人誌とか~本とか~とにかく色んなところに使われる!!うふふ…漫画家目指してた私が描こうかしら。」
「…シュルク?お前…そんなだったか?」
「あ…」
しまった!!
つい王子様がカッコイイからぶっ壊れた…猫どっか飛んでっちゃったじゃん
「シュ…シュルクったらいけない…」
私は子供らしく少しモジモジしてみた。
「良かったな!!息子よ!!」
「…父上。痛いです。叩かないでください。」
「…お…王子様…?」
「タール。」
「…え?」
「タールって呼んで。」
「タール様。あなたがシュルクの婚約者になるのですか?」
私は…焦って一人称を"私"に変えるのを忘れていた。
「そうだけど?」
「…シュルク…のこと…大事にしてくれる?いっぱい好きって言ってくれる?」
「シュ…シュルク!!お前どこでそんなこと覚えたんだ!!恋愛など知らぬ子に育つようにしたのに…」
「親の努力は全て水の泡だな。シン。」
「もちろん。大切にするよ。僕の可愛い花嫁さん。」
タール様は私の身長に合わせお父様達の目の前でキスをした。
「!?」
しかもどんなにもがこうが離してくれない。
「☆!$\?@!?」
「タール…もうそろそろ離した方がいいぞ。ぐったりしてきた。」
「ごめん。つい嬉しくて…」
「きゅ…きゅぅ…」
私は力が入らず倒れそうになったところをタール様に支えられた。
「お父様。入ってもよろしいでしょうか。」
皆様~口調で分かりますよね?
現在猫かぶり中です!!
「シュルク!!やっと来たのか!!」
「お…お父様。びっくりさせないでください。倒れちゃうかと思ったじゃないですか…」
私はお父様に急にドアを開けられ倒れかけた。
「悪い。だが…」
「シン。その令嬢が娘か?」
「…こ…国王陛下…」
私は急いでその場で頭を下げた。
「お…お会いできて…こ…光栄です。」
何故か…震えて上手く話せない。
「顔を上げて良い。別に俺は気にしない。」
「…はい。」
私は顔を上げ…あることに気づいた。
ん?国王の息子…なんだよね?
次期国王?
そして…遂に事の重大さに気づいた。
「お父様!!わ…私…婚約なんて無理~!!」
不安になりお父様にドンと抱きついた。
「…何をそんなに不安がる?次期王妃だぞ?」
「それが嫌なの~!!静かに暮らしたいの~!!だからだから…婚約なんて無理なの~!!」
「ハハハ。婚約者にあって数秒で振られたな。我が息子よ。」
「…父上。笑い事じゃありませんよ。僕がどれほど傷ついているか分かってます?」
私は恐る恐る後ろを振り返り王子様を見た。
「か…」
「「「か?」」」
「カッコイイ!!何これ!!こんなイケメンいたの!?こんなの前世にいたら絶対皆に好かれるキャラだよ~!!同人誌とか~本とか~とにかく色んなところに使われる!!うふふ…漫画家目指してた私が描こうかしら。」
「…シュルク?お前…そんなだったか?」
「あ…」
しまった!!
つい王子様がカッコイイからぶっ壊れた…猫どっか飛んでっちゃったじゃん
「シュ…シュルクったらいけない…」
私は子供らしく少しモジモジしてみた。
「良かったな!!息子よ!!」
「…父上。痛いです。叩かないでください。」
「…お…王子様…?」
「タール。」
「…え?」
「タールって呼んで。」
「タール様。あなたがシュルクの婚約者になるのですか?」
私は…焦って一人称を"私"に変えるのを忘れていた。
「そうだけど?」
「…シュルク…のこと…大事にしてくれる?いっぱい好きって言ってくれる?」
「シュ…シュルク!!お前どこでそんなこと覚えたんだ!!恋愛など知らぬ子に育つようにしたのに…」
「親の努力は全て水の泡だな。シン。」
「もちろん。大切にするよ。僕の可愛い花嫁さん。」
タール様は私の身長に合わせお父様達の目の前でキスをした。
「!?」
しかもどんなにもがこうが離してくれない。
「☆!$\?@!?」
「タール…もうそろそろ離した方がいいぞ。ぐったりしてきた。」
「ごめん。つい嬉しくて…」
「きゅ…きゅぅ…」
私は力が入らず倒れそうになったところをタール様に支えられた。
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