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「シュルク!!起きろ!!」
「んにゃ…お父様…まだシュルクおねむ~…寝るの~…」
「う…ってそんなことしてる暇はない!!起きろ!!」
お父様は私の布団を剥がした
「寒い……」
「シュルク!!婚約者が来た!!」
「…う?」
「婚約者だ!!」
「…お父様。ちゃんと話してください。私婚約した覚えないんですけど…」
「お前が生まれた瞬間からの婚約者だ。俺と王は幼なじみでな。自分達に息子と娘が産まれたら結婚させる約束だったんだ。」
…………………………ん?
「お…お父様?今…国王陛下と幼なじみと聞こえましたが…?空耳です?」
「いや事実だ。」
「わ…私…夢から覚めてないみたいなので…もう1回寝ます…」
私はそのままぶっ倒れそうになったのだがお父様に無理矢理起こされた
「いいから着替えろ!!」
「え~…シュルク会いたくない…」
「笹崎。後は任せた。」
「え…俺がやるんですか?」
ん?笹崎?普段の口調が出てますわよ?
「お子様の着替えとかしたことないんですけど…」
「お子様じゃないわ!!っていうか部屋から出て行ってよ!!メイド呼んでよ!!」
「…あぁそうか。その手があった。」
笹崎はそのまま急ぎ足でメイドを呼びに行った
「全く…使えるのか使えないのか分かんない秘書だこと。」
私は急いで支度を終えお父様のもとへ向かった
「う~ん…1回会って婚約破棄すればいいよね?」
私はこの時…重大なことを忘れていた
お父様の幼なじみが国王だということを…
「んにゃ…お父様…まだシュルクおねむ~…寝るの~…」
「う…ってそんなことしてる暇はない!!起きろ!!」
お父様は私の布団を剥がした
「寒い……」
「シュルク!!婚約者が来た!!」
「…う?」
「婚約者だ!!」
「…お父様。ちゃんと話してください。私婚約した覚えないんですけど…」
「お前が生まれた瞬間からの婚約者だ。俺と王は幼なじみでな。自分達に息子と娘が産まれたら結婚させる約束だったんだ。」
…………………………ん?
「お…お父様?今…国王陛下と幼なじみと聞こえましたが…?空耳です?」
「いや事実だ。」
「わ…私…夢から覚めてないみたいなので…もう1回寝ます…」
私はそのままぶっ倒れそうになったのだがお父様に無理矢理起こされた
「いいから着替えろ!!」
「え~…シュルク会いたくない…」
「笹崎。後は任せた。」
「え…俺がやるんですか?」
ん?笹崎?普段の口調が出てますわよ?
「お子様の着替えとかしたことないんですけど…」
「お子様じゃないわ!!っていうか部屋から出て行ってよ!!メイド呼んでよ!!」
「…あぁそうか。その手があった。」
笹崎はそのまま急ぎ足でメイドを呼びに行った
「全く…使えるのか使えないのか分かんない秘書だこと。」
私は急いで支度を終えお父様のもとへ向かった
「う~ん…1回会って婚約破棄すればいいよね?」
私はこの時…重大なことを忘れていた
お父様の幼なじみが国王だということを…
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