36 / 84
35
しおりを挟む
けほっ…
…風邪ひきました…
「39度…高いですね。お医者様呼びますか?」
「いい…絶対…注射打たれる…」
「ですが…薬がないと良くなりませんよ?」
「治るもん…」
「…呼びます。」
「やめて。」
「シュルク様のためです。」
「シュルクのためだったら呼ばないで。」
「…タール様達が押しかけて来てもいいんですか?」
「う…それは嫌…」
私がひるんだ好きにメイドは部屋を出て行った。
「けほ…大丈夫だって…言ってるのに…」
私はベットに寝転んだ。
寝るのが1番の薬だよね?
てなわけでおやすみなさい~
( ˘ω˘ ) スヤァ…
バンッ
「シュルク!!」
うるさい…
起こされた…
私はモゾモゾと動き布団を頭まで被った。
「シュルク。風邪ひいたんだって?」
タール様か…
返事しないどこ…
安眠妨害者は許さない
それが私のモットーだからな
「シュルク!!返事も出来ないほど辛いの!?」
どうしてそうなった…
「けほ…タール様…うるさい…ゲホゲホ…寝させて…」
「シュルク!?咳してるの!?医者は!?」
「…診てもらってない…けほ…」
「熱は?」
「39度…」
「そんなんでよく医者に診せようと思わなかったね。辛いでしょ。」
「辛い…」
辛いけどね?
お医者さんの注射の方が痛いからね?
これぐらい我慢我慢…
「シュルク様!!お連れしました!!」
おぅふ…
メイドが戻ってきちゃったよ…
そのために寝ようとしたのに…
「…メイドが行ってたの?」
私はこくっと頷いた。
不本意だけどね
「…じゃあ診てもらおっか。」
ふるふると私は首を横に振った。
嫌よ
痛いもん
「痛いから診てもらいたくないって考えてるでしょ?」
Σ(・ω・;)ギクッ
ナゼワカッタ…
「…図星だね。医者。僕が押さえてるからその間に診てやって。」
ほへ?
タール様?
手足掴まないで?
痛い痛い痛い!!
さらに力込めた!!
私は恐る恐る横を見た。
するとお医者さんがめっちゃおっきい注射器を用意してた。
「いやぁぁぁぁ!!」
私は手足をバタバタさせようとしたのだがタール様が押さえ込んでいる。
くっそ…
これ分かってたんだな?
分かっててやってるんだな?
「タール様の意地悪…」
「シュルクのためだよ?」
ぷすっ
「いったぁぁぁぁぁぁい!!」
私は叫び声をあげた。
部屋にいるメイド達全員が耳を塞ぐ程の大声で…
「どうした!?」
その叫び声を聞きつけてか国王陛下が部屋に飛び込んできた。
「痛い!!早く抜いて!!」
「なんだ…シュルクが叫んだだけか…賊が来たのかと思った…」
「っ!!父上も手伝ってくださいよ!!シュルクが暴れるので押さえつけているんです!!」
「やぁだぁ!!シュルク元気だもん!!風邪なんてひいてないもん!!」
「ひいてるでしょっ!!じゃなかったらあんな高熱出ないって!!」
タール様は顔に汗を浮かべながらも私を押さえつけた。
そしてやっと腕から注射器が抜かれた。
「痛かったのぉ…酷いのぉ…」
「酷くない。シュルクが暴れるのが悪いんでしょ?」
そりゃ暴れるよ!!
痛いんだもん!!
12歳(今は7歳)とはいえ痛いものは痛い!!
私はそう叫びたかったのだが急激な睡魔に襲われ眠りについた。
…風邪ひきました…
「39度…高いですね。お医者様呼びますか?」
「いい…絶対…注射打たれる…」
「ですが…薬がないと良くなりませんよ?」
「治るもん…」
「…呼びます。」
「やめて。」
「シュルク様のためです。」
「シュルクのためだったら呼ばないで。」
「…タール様達が押しかけて来てもいいんですか?」
「う…それは嫌…」
私がひるんだ好きにメイドは部屋を出て行った。
「けほ…大丈夫だって…言ってるのに…」
私はベットに寝転んだ。
寝るのが1番の薬だよね?
てなわけでおやすみなさい~
( ˘ω˘ ) スヤァ…
バンッ
「シュルク!!」
うるさい…
起こされた…
私はモゾモゾと動き布団を頭まで被った。
「シュルク。風邪ひいたんだって?」
タール様か…
返事しないどこ…
安眠妨害者は許さない
それが私のモットーだからな
「シュルク!!返事も出来ないほど辛いの!?」
どうしてそうなった…
「けほ…タール様…うるさい…ゲホゲホ…寝させて…」
「シュルク!?咳してるの!?医者は!?」
「…診てもらってない…けほ…」
「熱は?」
「39度…」
「そんなんでよく医者に診せようと思わなかったね。辛いでしょ。」
「辛い…」
辛いけどね?
お医者さんの注射の方が痛いからね?
これぐらい我慢我慢…
「シュルク様!!お連れしました!!」
おぅふ…
メイドが戻ってきちゃったよ…
そのために寝ようとしたのに…
「…メイドが行ってたの?」
私はこくっと頷いた。
不本意だけどね
「…じゃあ診てもらおっか。」
ふるふると私は首を横に振った。
嫌よ
痛いもん
「痛いから診てもらいたくないって考えてるでしょ?」
Σ(・ω・;)ギクッ
ナゼワカッタ…
「…図星だね。医者。僕が押さえてるからその間に診てやって。」
ほへ?
タール様?
手足掴まないで?
痛い痛い痛い!!
さらに力込めた!!
私は恐る恐る横を見た。
するとお医者さんがめっちゃおっきい注射器を用意してた。
「いやぁぁぁぁ!!」
私は手足をバタバタさせようとしたのだがタール様が押さえ込んでいる。
くっそ…
これ分かってたんだな?
分かっててやってるんだな?
「タール様の意地悪…」
「シュルクのためだよ?」
ぷすっ
「いったぁぁぁぁぁぁい!!」
私は叫び声をあげた。
部屋にいるメイド達全員が耳を塞ぐ程の大声で…
「どうした!?」
その叫び声を聞きつけてか国王陛下が部屋に飛び込んできた。
「痛い!!早く抜いて!!」
「なんだ…シュルクが叫んだだけか…賊が来たのかと思った…」
「っ!!父上も手伝ってくださいよ!!シュルクが暴れるので押さえつけているんです!!」
「やぁだぁ!!シュルク元気だもん!!風邪なんてひいてないもん!!」
「ひいてるでしょっ!!じゃなかったらあんな高熱出ないって!!」
タール様は顔に汗を浮かべながらも私を押さえつけた。
そしてやっと腕から注射器が抜かれた。
「痛かったのぉ…酷いのぉ…」
「酷くない。シュルクが暴れるのが悪いんでしょ?」
そりゃ暴れるよ!!
痛いんだもん!!
12歳(今は7歳)とはいえ痛いものは痛い!!
私はそう叫びたかったのだが急激な睡魔に襲われ眠りについた。
10
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!
クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。
ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。
しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。
ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。
そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。
国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。
樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる