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ぼー…
「シュルク様。風邪をひいてしまいますよ?」
いやだって…暑いんだもん…
「暑い~」
「…冷房かけますか?」
「うん~」
私は床に寝っ転がった。
暑い…
暑すぎて顔まで真っ赤になってる気がする…
「…はぁ…はぁ…」
あれ?
息が苦しくなってきた…
暑いせいなのか?
まぁいいや
このまま寝転んでよ
「…暑い…」
「シュルク様。冷房おつけいたしました。時期に涼しくなりますよ。」
「うにゅ~」
涼しくなるまで床で寝っ転がってよ…
1時間後
おかしい…
更に暑くなったよ…
「暑い~」
「変ですね…冷房はきちんときいているのですが…」
「暑いものは暑い~」
「シュルク様。少し失礼致しますね。」
メイドはしゃがんで私の額に手を当てた。
「熱っ!!熱ありますよ!!」
「そ~なの~?」
「かなりの高熱ですから今街ではやっている流行病でしょう…お医者様を呼んでこなくては!!」
メイドはそう言って走り去って行った。
うぅ
流行病か~
なんで私が…
私が動けずにいると他のメイドが私をベットに寝かせた。
「大人しくしていてくださいね。」
ぽんぽん叩くな~
眠くなる~
「くぁぁ…」
眠たくなった…
バンッ!!
「シュルク様!!流行病とは本当ですか!?」
うるさ…
医者だろお前
患者を寝かせろよ…
「しかし困りましたね…今の流行病には薬がないんですよ。」
は?

それって…まずくね?
「出来ることといえば熱を下げることだけですね。後はシュルク様の回復力にかけるしかないです。」
「そんな事言われても~…暑い~」
そこから私の戦いが始まるのだった
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