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遊学
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「タール様…会いたいです…またぎゅーってしてほしいです…たくさん…あなたに甘えたかったです…」
私はベットに座ってそう呟いた。
コンコン
「宰相です。何か託すものはありますか?」
「…これと…メイド達を国に帰らせてください。」
私は宰相さんに手紙を渡した。
これの内容は…父様とタール様に宛てたものだ。
「分かりました。」
宰相さんは扉を閉めた。
私はこの部屋から出ることを許されない
そんなの…遊学を決めた時から分かってた
遊学じゃないってことも…
私が人質になれば他の人は悲しまない
私がツルグア国に来たら…タール様は私を探しに来る
だから伝えなかった
父様にも伝えないでと言った
…友好関係を築くために私はここにいる
それなのに…私のせいで戦争をしてほしくなかった
「タール様。父様。お元気で…シュルクに出来ることは…ありません。シュルクは…あなた方の健康を祈っております。」
私はベットに座ってそう呟いた。
コンコン
「宰相です。何か託すものはありますか?」
「…これと…メイド達を国に帰らせてください。」
私は宰相さんに手紙を渡した。
これの内容は…父様とタール様に宛てたものだ。
「分かりました。」
宰相さんは扉を閉めた。
私はこの部屋から出ることを許されない
そんなの…遊学を決めた時から分かってた
遊学じゃないってことも…
私が人質になれば他の人は悲しまない
私がツルグア国に来たら…タール様は私を探しに来る
だから伝えなかった
父様にも伝えないでと言った
…友好関係を築くために私はここにいる
それなのに…私のせいで戦争をしてほしくなかった
「タール様。父様。お元気で…シュルクに出来ることは…ありません。シュルクは…あなた方の健康を祈っております。」
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