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遊学
3(タール目線)
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シュルクから手紙が届いた
そう父上から聞き奪い取るようにして手紙を受け取った
手紙の内容はこうだった
タール様と父様へ
遊学に来て3日が経ちました
私は元気です
父様
あなたに伝えたことは守ってください
私の口から言うまで伝えないでください
タール様
…私を探さないでください
私は友好関係を築くためにここにいます
私のせいで戦争を起こしてほしくありません
…でも無事に私が帰ったら願いを叶えてくれますか?
あなたに…甘えたいです
あなたにたくさんぎゅーってしてもらいたいです
あなたに…好きって伝えたいです
もう遅いかもしれませんが…
タール様
あなたのこと愛しています
ずうっとシュルクはあなたのことを想っています
シュルクより
「シュルク…」
僕はその手紙を握りしめた。
「お…おい?俺…まだ読んでないんだからくしゃくしゃにしないでくれよ?」
「…宰相。シュルクの手紙を持たされたやつの国籍は?」
「ツルグアです。」
「シュルクはそこか…」
「タール。行ってはダメだぞ?」
「行きますよ。シュルクを連れ戻しに。」
僕は手紙をポケットに入れシュルクの元へ向かった。
もう遅いだって?
僕が…そんなことさせると思うのか?シュルク
僕がどれほど君を想っているのか…
僕がどれほど君を愛しているのか…
それを今分からせてあげるよ
そう父上から聞き奪い取るようにして手紙を受け取った
手紙の内容はこうだった
タール様と父様へ
遊学に来て3日が経ちました
私は元気です
父様
あなたに伝えたことは守ってください
私の口から言うまで伝えないでください
タール様
…私を探さないでください
私は友好関係を築くためにここにいます
私のせいで戦争を起こしてほしくありません
…でも無事に私が帰ったら願いを叶えてくれますか?
あなたに…甘えたいです
あなたにたくさんぎゅーってしてもらいたいです
あなたに…好きって伝えたいです
もう遅いかもしれませんが…
タール様
あなたのこと愛しています
ずうっとシュルクはあなたのことを想っています
シュルクより
「シュルク…」
僕はその手紙を握りしめた。
「お…おい?俺…まだ読んでないんだからくしゃくしゃにしないでくれよ?」
「…宰相。シュルクの手紙を持たされたやつの国籍は?」
「ツルグアです。」
「シュルクはそこか…」
「タール。行ってはダメだぞ?」
「行きますよ。シュルクを連れ戻しに。」
僕は手紙をポケットに入れシュルクの元へ向かった。
もう遅いだって?
僕が…そんなことさせると思うのか?シュルク
僕がどれほど君を想っているのか…
僕がどれほど君を愛しているのか…
それを今分からせてあげるよ
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