精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~

如月花恋

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発熱

「うぐっ…」
苦しい…
早く…薬…
「大丈夫か?」
「大丈夫じゃ…ない…です…」
苦しいんだもん…
「持病教えてくれるか?教えてくれたらこっちでも治療出来る」
「教え…られ…ません…」
「何故だ?」
魔力の暴走とか…
全属性の加護持ちとか…
色々バレたくないんです
「言ってみろ。俺はこれでも1級回復魔法師だぞ?」
「先生…の…回復魔法…のせい…です…」
先生のせいで体の中の魔力が増えた…
「俺のせい?」
はい
先生があそこで帰らせてくれたら苦しまなくてよかったのに
「何故だ?回復魔法は怪我や病気を治すもの。害になるものではないはずだが?」
「魔力…放出…させて…」
もう限界
「魔力放出?」
「早く…1人に…して…」
「病人置いてけるわけないだろ」
「薬…早く…」
「先生!!やっと薬見つけたよ」
ぽいっとアル様は先生に薬を投げた。
「よっと…ん?この薬…」
「先生…早く…それ…ちょうだい…」
「ほい。水と薬」
私はそれを受け取りすぐに薬を飲んだ。
「ふぅ…」
魔力放出の練習…出来なかったな…
「…シャルロッテ…この薬…魔力を外に排出するためのものだよな…なんでこの薬を飲む必要がある?子供は魔力の量なんて少ないだろ」
「それは…」
「2つの属性を持ってるのか?それでもここまでは苦しまないだろ。何故だ?何か特別な理由でもあるのか?」
鋭い…
この先生…鋭い
「言え。持病があるなら保険医は把握しておく必要がある」
「言えません…」
「シャルロッテ嬢。言って。命に関わることだとまずいからね」
「アル様…やっぱり言えません…秘密…です…」
全属性の加護なんて…
あの調べてる人でも驚いてたんだもん
ここで話したらどうなるか…
「記憶探るか…この魔法使うの嫌いなんだけどな…」
「記憶を探る!?ダメです!!」
「だったら話せ。話さなかったら強行突破だ」
「話しません!!」
私はベットから降り医務室から逃げ出した。
「おい!!」
「先生。僕が追いかけてくるよ」
はぁ…はぁ…
病み上がりの体だと…上手く動けない…
後…ちょっとで寮…
「捕まえた」
「きゃあ!!離してください!!私は絶対に話しませんから!!」
「…医務室行こう。先生も待ってるからさ」
アル様が何か唱えると周りの景色が一瞬で変わった。
「アル。ごくろう」
「僕は先生のために動いたんじゃない。シャルロッテ嬢のためにだよ」
「シャルロッテ…時間切れだ」
「嫌!!」
私はコーティングを無意識に剥がした。
「…空気中の魔力濃度が上がった…おいアル。漏れてんのか?」
「僕じゃないよ」
「「じゃあ…」」
「シャルロッテ。魔力漏れてるぞ」
「ふぇ?」

でもこれ利用できるかも
魔力と魔力がぶつかると魔法は消えるってお姉様に教えてもらったもん
「…コントロール出来ないのか?」
「出来ますけど…記憶…探られたくないんです。知られたくないことだってあるんです」
「…じゃあ話せよ?」
「嫌です」
「何故だ?」
「私の秘密は国…世界が関わってるからです」
全属性の加護持ちの私
そんなのが知られたら…
怖い
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