精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~

如月花恋

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お部屋

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「ん…」
くぁぁ
よく寝た…
…………………………………………ちょっと…
なんで部屋荒らされてんの!!
そういえば…
アル様…生徒会長の権限使って私の部屋に入ったんだっけ…
抗議しに行こ!!
えっと…
髪とかして…
服は…私服でいいかな
授業終わっただろうし
よ~し
どうにもならなかったら~
お父様に報告してやる!!
生徒会室…
「アル様!!」
「シャルロッテ嬢…ノックもしないで入るのは令嬢としてどうかな…」
「アル様!!私のお部屋荒らしましたね!!」
「あぁ…薬探すのに手間取って…」
「なんで片付けてくれないんですか!!」
「早くした方が良かったでしょ?」
「…はぁ……2度と私に関わらないでください。何かあったら…お父様に言いつけますからね」
「公爵様?僕一応第3王子だけど?」
「……………はい?」
「この国の第3王子のアルムント。よろしくね。シャルロッテ嬢」
「はぁ!?」
いけない!!
…お父様に言いつけようと思ったのに…
王子様なんて…逆らえない…
さっき注目浴びたのはそのせいか…
「シャルロッテ嬢。私服可愛いね」
「…光栄です」
全く光栄じゃない!!
多分顔引きつってるだろうな
「…無理に笑顔にしなくていいのに…」
「王子様ですから。不敬罪で死にたくありません」
「シャルロッテ嬢は殺さないよ」
「…失礼致します」
「ちょ…どこ行くの!!」
「病み上がりゆえ…体調を崩す心配がありますのでお部屋に戻らせていただきます」
失礼しましたと礼をしてから生徒会室を出た。
うぅ
王子様なんて知らなかったぁ…
お父様…
生徒の情報くらいくれてもいいのに…
「…はぁ…お父様に色々聞かなきゃ…」
手紙セット…引き出しに入れたんだけど…
あぁもう!!
アル様のせいで分かんないよ!!
先に…片付けか
「使用人~」
シーン…
いないんだった…
ここは邸じゃないんだ…
連れて来ても…いいかな
「あ…あった!!」
なんで…机の下に落ちてんの…
…アル様絶対片付けとかしたことないな…
う~ん…
書くスペースもないや…
仕方ない
自分で片付けよ…
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