精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~

如月花恋

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加護の理由

私は道具なんかじゃないもん…
私は私だもん…
"シャ…シャル?大丈夫?"
「大丈夫…魔力欲しかったらコーティング外すから吸ってていいよ」
"あ…うん…"
はぁ…
アル様に会いたくない…
まぁ扉の前にさっきタンスと机置いたから鍵を開けても開かないけど…
…授業…出なきゃダメかな…
今日ぐらい…欠席してもいいよね…
私は授業を欠席するための届けを書き専用の箱に入れた。(この箱に入れると魔法で先生の所に届く仕掛けになっている)
…お父様の所…帰りたい
でも学園に通わないと…
邸からじゃ学園には通えないもんな…
泣いていい…かな…
「お父様ぁ…帰りたいよぉ…」
"シャル…"
…なんかだるい
魔力吸われてるのかな
ほっとけば回復するからいっか…
"んむむむむ…"
え?
「精霊…何してるの?」
"あ…幸福の魔法を皆でかけようと頑張ってるの"
「皆?」
"全属性の精霊が集まってるんだよ?空気中の魔力…薄くなっちゃったけど…"

それでだるいのか
「ありがとう…でもね…今はいいかな。気持ちだけ受け取っておくね」
"シャル。この前私達が加護を与えた理由話すって言ったわよね?"
「そうだったわね…」
"あのね~…理由は…私達…魔力吸いすぎちゃったんだよね"
「え?」
"シャルが生まれた時に…美味しそうな魔力だな~って皆集まって…一斉に吸ったから生命力が弱まって…皆焦って同時に加護で生命力を元に戻そうとしたから…全属性の加護がついたの"
「…そんな理由?」
まさかの?
"いや…本当にごめん…なさい…"
「ううん。いいの。皆と会えて嬉しかったし」
"シャルゥ…"
あらら
精霊が泣きそうになってる
「泣かないで」
私は精霊の涙を拭ってあげた。
こういう所は普通の人間みたいだな~
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