精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~

如月花恋

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シャル働く

「ん…」
「シャルロッテちゃん。おはよう」
「リースちゃん…おはよ…」
私は起き上がってん~と体を伸ばした。
ちょっと体痛いわ~
慣れない所で眠ったからかな
「あ…あとリースちゃん。私のことはシャルって呼んで」
「分かった!!シャル!!私のこともリースでいいよ」
「リース」
「なぁに?」
「呼んだだけよ」
「ひっど~い」
私達は笑い合った。
そんな時リースのお母さんにご飯よ~と呼ばれた。
「リースのお母様。おはようございます」
「おはよう。シャルロッテちゃん」
「リースのお母様も私のことはシャルとお呼びください」
「…私のこともお母さんでいいわよ。敬語もなし」
「…お母さん…」
「シャルがここを出て行きたいと思うまでは私達は親子よ。分かった?」
「分かり…分かった」
急に直すのって大変だ
「さぁ朝ご飯にしましょ」
「「いただきます」」
いつもと違う食事だったけど…
すっごくあたたかくて美味しかった
いつも…食事は1人が多かったから…
それにお母様は料理なんてなさらないから…
自然と涙が流れた。
「え!?美味しくなかった!?」
「違うの…あったかくって…」
「…そういうこと…」
お母さんは安心したようで椅子に座り直した。
「そういえば…リースのお父様は?」
「大きい街にお仕事に行ってるの。帰ってくるのは年に3回だけ。私の誕生日とお母さんの誕生日とお正月だけ」
「…そんなにお仕事をしないといけないの?私のお父様はいつもお家にいるわよ?」
「え…まさか無職?」
「違うの。何かたくさんの紙を見てるんだけど…私には理解出来ないの」
「…難しいお仕事なのね」
お母さんは何故か引きつった笑みを浮かべた。
「お母さん?」
「何でもないわ。食べましょ」
…何だったんだろう…
私のお金…少しは役に立つかな…
でもお金は大切にするようにってお母様に言われたし…
「シャル?もうお腹いっぱい?」
「あ…うん。ごちそうさまでした」
私ははしたないけれど椅子をおりて自分の荷物の所へ走った。
そして中から少しだけお金を出した。
「…お母さん。これ…私のお金…少しでも役に立ちたい…」
「…やっぱりね」
「え?」
「シャルって貴族でしょう?でなければ子供がこんな大金持ってないわ」
大金?
私の月に貰うお小遣いの半分よ?
転生してお金の感覚がおかしくなっちゃったのかな…
「これは受け取れないわ」
そう言ってお金を返された。
「じゃあ…これだけ」
私は1枚だけお母さんに渡した。
「私を泊めてくれたのとご飯のお礼。受け取ってくれる?」
「…仕方ないわね」
「シャル。ありがと!!」
「え!?わわっ…」
私はリースが抱きついてきたため転びそうになった。
「お母さん。私色々手伝う!!」
「シャルが出来ること…あるかな…」
「リース…失礼ね。これでもお掃除だって覚えたんだからね!!」
「私それ3歳の時に出来てる」
うっ…
貴族生活が長いから…
「仕方ないでしょ!!学園に入るまで全部使用人がやってたんだから!!」
「…シャル頑張ったんだね~偉い偉い」
「む…なんか子供扱いされてる…リース何歳なのよ」
「私?私9歳」
「…3歳年上…」
「じゃあ私の方がお姉さんね」
マジですか…
同い年ぐらいだと思ってたのに
「じゃあ畑のお仕事しよっ!!」
「畑?」
…前世の記憶~出てこい~
やり方~

出てきた
なになに…
土を耕して…種を埋めて…
長いわ!!
つか何これ
〇ィキかよ!!
「はい。シャルの」
「…これは何?」
「クワよ?知らないの?」
「知らないわ。見たことないもの」
分かんないの
色々
「…じゃあ使い方も知らない?」
「うん」
「お手本見せるね」
そう言ってリースはお手本を見せてくれた。
私はリースの同じようにやろうとしたのだが思うように出来ず転んだ。
「いったぁ…」
「大丈夫?」
「大丈夫…」
痛い痛い…
土の上で転ぶのって結構痛いのね
「そんなに大きく振らなくていいのに」
こうやってやるの
とまたお手本を見せてくれた。
いつになったら私はマスター出来るのだろう…
「大丈夫。何度か練習すればシャルでも出来るようになる」
「シャルでもって何よシャルでもって。まるで私が何も出来ないみたいじゃない」
「出来ないでしょ?」
「失礼ね。これでも料理と掃除と刺繍は出来るのよ」
「花嫁修業だね」
…そういうことか
これを学ばされたのは…
「ちょっとずつ覚えていこ」
「うん!!」
リースに教えてもらえばなんとかなる!!
…はず
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