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1.婚約破棄
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「ロゼッタ・ヴァルハラ!貴様との婚約を今、この時、破棄する事を宣言する!」
煌びやかな装飾が施された広場に卒業を祝う為に集った紳士・淑女、そして親世代さらには隣国皇帝陛下を迎えての卒業式で、それは起こった。
怒り狂った顔で自身の婚約者(宣言したので今は「元」だが)を睨みつけ、指先を突き付ける様は到底王子とは言えぬ仕草。
しかし婚約を破棄して真実の愛を貫かんとする姿は異様に見える。
「・・・(一応)理由をお伺いしても?」
無駄だと判って居ても聞く必要が有ると決めたのは宣言されたロゼッタ・ヴァルハラ皇女。
「貴様は愛しのリリーを苛めただろう?!教科書を破り、制服を汚し、果ては階段から突き落とそうとしたそうだな?!」
卒業式に参列して居る上級生は
「何いってんだ、こいつ。誰に罪を着せようとしてるのか判ってんの?」
と副音声が聞こえそうな顔つきで見ており、彼らの親世代は「これ、戦争になりかねなくないか?急いで移住せねばならないのでは?」とハラハラ。
「(リリアンナ・ヴァンス令嬢を愛称で呼ぶ等、アホなのかしら?)証拠は御座いますの?」
教科書は破れる訳も無く、ましてや制服が汚れる事は無い。
何故なら全て魔法が施されて居るから…
最後の階段から云々…は特に有り得ない。
彼女には常に「影」が付いており、何か有れば動ける「護衛」も兼ねて居るからで、彼が言うように「階段から突き落とそう」としたならば「影」が事前に防いだ事だろう。
「証拠など、リリーがこれだけ怖がっているのが証拠だ!」
((((アホか王子は)))全員の相違で有る。
「この事は陛下も御存知…なのでしょうか?」
と水を向けると玉座で皇帝陛下と共に座って居る王…カストル・アゼウスは顔面蒼白、汗だらだら…ゴクリ、と唾を飲みこんで
「し、知らぬ。何も愚息からは聞いておらぬ」
と知らない事を強調。
愚息…と言われて気づかないのが馬鹿王子。
「父上!性根の悪いロゼッタより心優しきリリーと婚約を結びたいです!」
(((阿保だな、この王子)))生徒全員の相違で有ろう。
軍事大国で有る皇帝陛下の眼前で娘で有る姫を有りもしない罪で糾弾してるのだ。
戦争が勃発しても不思議ではない。
「ヴぁ・・・ばかもーーーーーーーーーーーんっ!
国と国の約束をお前は無視してそやつと婚約を望むのか?!」
「・・・は・・・?国と国の約束?どうして…ですか?」
もう卒業パーティどころでは無い雰囲気が漂い始める。
「どうして…だ…と?」
自分の息子の発言が信じられないカストル。
「・・・この婚約破棄、承諾しても宜しいでしょうか?父上…いえ、皇帝陛下」
凛とした声がシン…と静まり返った広間に響き、馬鹿王子は目を大きく見開き、リリアンナはハテナが頭上に出て居るかの如く、父親が皇帝陛下?と言うような顔をして居る。
自分たちが何をしでかしたのか、未だ理解してないようだった
煌びやかな装飾が施された広場に卒業を祝う為に集った紳士・淑女、そして親世代さらには隣国皇帝陛下を迎えての卒業式で、それは起こった。
怒り狂った顔で自身の婚約者(宣言したので今は「元」だが)を睨みつけ、指先を突き付ける様は到底王子とは言えぬ仕草。
しかし婚約を破棄して真実の愛を貫かんとする姿は異様に見える。
「・・・(一応)理由をお伺いしても?」
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卒業式に参列して居る上級生は
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「(リリアンナ・ヴァンス令嬢を愛称で呼ぶ等、アホなのかしら?)証拠は御座いますの?」
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何故なら全て魔法が施されて居るから…
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((((アホか王子は)))全員の相違で有る。
「この事は陛下も御存知…なのでしょうか?」
と水を向けると玉座で皇帝陛下と共に座って居る王…カストル・アゼウスは顔面蒼白、汗だらだら…ゴクリ、と唾を飲みこんで
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と知らない事を強調。
愚息…と言われて気づかないのが馬鹿王子。
「父上!性根の悪いロゼッタより心優しきリリーと婚約を結びたいです!」
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「ヴぁ・・・ばかもーーーーーーーーーーーんっ!
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「・・・は・・・?国と国の約束?どうして…ですか?」
もう卒業パーティどころでは無い雰囲気が漂い始める。
「どうして…だ…と?」
自分の息子の発言が信じられないカストル。
「・・・この婚約破棄、承諾しても宜しいでしょうか?父上…いえ、皇帝陛下」
凛とした声がシン…と静まり返った広間に響き、馬鹿王子は目を大きく見開き、リリアンナはハテナが頭上に出て居るかの如く、父親が皇帝陛下?と言うような顔をして居る。
自分たちが何をしでかしたのか、未だ理解してないようだった
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