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「あ、兄上…母上…父上!私を助けに来て下さったのですね?」
「・・・阿呆が。そなたの馬鹿さ加減に気付かされたわい」
王様が改心なさってらっしゃるのは、偏に王妃様が尽力なさったからだろうか。
「え」
「ジョン、お前はレイラ嬢との婚約を破棄する際、サバンナ・テーラー男爵令嬢から何を言われた?」
「レイラから意地悪をされて居ると…実際、勉強に使う本を破られたと見せて貰ったし、ドレスも破られたと…」
あー。有り得ない事を言われただろうに信じてしまったのか、この阿呆は。
「実際にレイラ嬢が破いた瞬間を目撃した訳では無いので有ろう?」
「そ、それは…」
「だってぇレイラはぁ、あたしをぉ苛めたんだものぉ。ダニエル様ぁ~あたしレイラが怖くてぇ…」
ダニエル殿下…眉間にシワを寄せられて睨んで居るのに気付いて無いとか…阿呆すぎる。
「・・・お前に発言権は無い。ジョン…どうなのだ?!レイラ嬢の言い分を聞いて納得した上で破棄したのか?何故、国外追放まで言い渡したのだ!?」
「うぅ。レイラの言い分など…不要だと…思って…それに、レイラは気絶して居たから…そのっ…」
不要だと思ったから置き去りにした…だと!?
「ふざけるなっ!それが一国の王子が発言して良い言葉でない事くらい理解して居ないのか!?」
俺の堪忍袋がキレた瞬間だった。
「アレクサンダー様?」
「あの時、お前はレイラに『迎えに行けないから騎士に案内して貰え』と言ったそうだな?その時点でサバンナ男爵令嬢と恋仲になって居たからこそ、レイラの存在が邪魔だった。だから婚約破棄を望んだ…そうだろう?!」
「あ、はいっ」
「何て事を…レイラ嬢との婚約は彼女の優秀さを見越して望んだ婚約でしたのに…ジョン、そなたは何たる事をしたのですか!」
「は、母上っ」
「しかし国外追放をお前が告げる事すら出来ない事を何故、覚えておらぬのだ?」
「え?私は第二王子ですよ?国から追い出したとて罪には…」
「「どれだけ阿呆なのだ(でしょう)」」
「はぁ…お前は何を勉強して来たのだ?我が国から爵位を持つ者へ国から出て行くよう伝えるのは王のみだぞ」
素で驚いた顔をして居るジョン王子は「まぬけ」としか言いようが無いな。
基本中の基本だろうに、それすら恋焦がれた相手から望まれた事だからと言って叶えてしまうとは…
「愚かとしか言えぬ」
ダニエル殿下…心中、お察し…したくないですがしますよ。
馬鹿すぎる弟の後始末をしなければならない何て、何の苦行だと言うんだろうな。
「残念だね。レイラは私が貰うから」
「え…え…ええっ?!」
「ヴィクトリア王国の王様が宣言なさった事柄すら…抜けたのか?馬鹿すぎる…」
宣言したのは数分前だぞ?それが抜け落ちるとか有り得ないんだが、この花畑は脳みそすら無いのだろうな。
「アレク…」
「ああ。レイラ私の私室へ案内するよ」
阿呆からの謝罪は無いだろうけれど・・・
「アレクサンダー様、私から弟の不始末を謝罪いたします」
「わたくしからも…本当に御免なさいね」
「儂からも…すまぬ」
第二王子以外の方々から謝罪を受けて許すとは思うけど…第二王子は許さないからね?
「その謝罪、お受け致しましょう。どうせ第二王子(阿呆)からの謝罪は無いでしょうから…失礼」
阿婆擦れは兄上と結婚できると思い込んで居たからだろうね、放心状態で固まって居るから、第二王子(阿呆)としか結婚できないよ?残念だったね
「・・・阿呆が。そなたの馬鹿さ加減に気付かされたわい」
王様が改心なさってらっしゃるのは、偏に王妃様が尽力なさったからだろうか。
「え」
「ジョン、お前はレイラ嬢との婚約を破棄する際、サバンナ・テーラー男爵令嬢から何を言われた?」
「レイラから意地悪をされて居ると…実際、勉強に使う本を破られたと見せて貰ったし、ドレスも破られたと…」
あー。有り得ない事を言われただろうに信じてしまったのか、この阿呆は。
「実際にレイラ嬢が破いた瞬間を目撃した訳では無いので有ろう?」
「そ、それは…」
「だってぇレイラはぁ、あたしをぉ苛めたんだものぉ。ダニエル様ぁ~あたしレイラが怖くてぇ…」
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「・・・お前に発言権は無い。ジョン…どうなのだ?!レイラ嬢の言い分を聞いて納得した上で破棄したのか?何故、国外追放まで言い渡したのだ!?」
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「ふざけるなっ!それが一国の王子が発言して良い言葉でない事くらい理解して居ないのか!?」
俺の堪忍袋がキレた瞬間だった。
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「あの時、お前はレイラに『迎えに行けないから騎士に案内して貰え』と言ったそうだな?その時点でサバンナ男爵令嬢と恋仲になって居たからこそ、レイラの存在が邪魔だった。だから婚約破棄を望んだ…そうだろう?!」
「あ、はいっ」
「何て事を…レイラ嬢との婚約は彼女の優秀さを見越して望んだ婚約でしたのに…ジョン、そなたは何たる事をしたのですか!」
「は、母上っ」
「しかし国外追放をお前が告げる事すら出来ない事を何故、覚えておらぬのだ?」
「え?私は第二王子ですよ?国から追い出したとて罪には…」
「「どれだけ阿呆なのだ(でしょう)」」
「はぁ…お前は何を勉強して来たのだ?我が国から爵位を持つ者へ国から出て行くよう伝えるのは王のみだぞ」
素で驚いた顔をして居るジョン王子は「まぬけ」としか言いようが無いな。
基本中の基本だろうに、それすら恋焦がれた相手から望まれた事だからと言って叶えてしまうとは…
「愚かとしか言えぬ」
ダニエル殿下…心中、お察し…したくないですがしますよ。
馬鹿すぎる弟の後始末をしなければならない何て、何の苦行だと言うんだろうな。
「残念だね。レイラは私が貰うから」
「え…え…ええっ?!」
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宣言したのは数分前だぞ?それが抜け落ちるとか有り得ないんだが、この花畑は脳みそすら無いのだろうな。
「アレク…」
「ああ。レイラ私の私室へ案内するよ」
阿呆からの謝罪は無いだろうけれど・・・
「アレクサンダー様、私から弟の不始末を謝罪いたします」
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「儂からも…すまぬ」
第二王子以外の方々から謝罪を受けて許すとは思うけど…第二王子は許さないからね?
「その謝罪、お受け致しましょう。どうせ第二王子(阿呆)からの謝罪は無いでしょうから…失礼」
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