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討伐編
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ランフォース様の計らいで何とか宿舎で生活出来るようになったのだが、やはり室内は団長や副団長…俺が王子かもしれない事を八束水んだ奴らからの嫌がらせが、痕跡として部屋に残って居た。
「バルトすまん…」
「い、いや…ここまでする必要あるのか?お前が王子様かもしれないってだけで…」
ベッドのシーツは使い物にならないまで切り刻まれ、ベッド自体も体を横たわらせる事など出来ないくらいに破壊され、椅子にも亀裂が入って居る。
何かしら書く事が生じるのだろう、机も備えられて居るのだが…機能して無さそう。
「身分が許せないんだろうさ」
「あ~…何となく察した。
王子様ならば平民以上の身分な筈。
なのに平民のアレクシスがナイフを所持して居た。
だから身分を持って居る奴からすれば成り代われるなら…ってか?」
「どうだろうな…。
認めさせるしか無いんだろうが…
ランフォース様に部屋の事、進言するってのも有りか?」
「ぶっ!」
「・・・申し訳ない。
第一騎士団の団長と副団長たちが、
君たちの部屋を荒らしたと聞いて見に来たけど、
これは酷いな」
「「誰だ?」」
「あぁ申し遅れた。
第二騎士団団長のヘンリー・ロドリゲス。
使われて無いベッドや机、椅子を運ばせて居るから食堂に行かないか?」
「・・・構いませんが…第二騎士団の方が、
何処に所属するか決まって無い騎士見習いに、
手を貸して宜しいのですか?」
俺の考えが正しいとは思うんだけど、この団長さんは意地悪より信用できそう。
「第一騎士団の団長と副団長は謹慎処分が下ってね(苦笑)。
君たちに新しい部屋装備を渡す事も出来ないから、
ランフォース様から依頼されたんだよ」
「「なるほど」」「では食堂へ案内して頂けますか?」
「ああ」
貴重品(と言っても俺の貴重品は形見のナイフと村から持ち出した金子)を持ってヘンリー殿の後に着いて行った。
* * * *
「恐らく明日から団長たちは任務に復帰するとは思うけど、
討伐依頼と称して何かしら無理難題を押し付けると思う。
それを乗り越えて欲しい」
「「・・・やっぱり、そう来るか」」
2人ハモって答えた瞬間、ヘンリー殿が目を見開き
「君たちから見破られてしまうルーカスは詰めが甘いのか、
見る目が無いんだろうな」
と苦笑した。
「危険生物に遭遇させて、
お…私の命を奪えればと企むのでしょう。
ならば、それを逆手に乗り切って認めさせますよ」
「アレクお前…」
「どうせ鬼畜団長の事だ。
1回や2回で終わる訳ないだろ?
だったら蹴落とすくらいの覚悟で臨まなきゃ、
命がいくつ有っても足らない」
「確かにな…。だったらアレクの命は俺が守ってやるよ」
「有難う。俺の背中を任せられるのは今の所、バルトだけだ」
堅く結ばれた絆を垣間見たヘンリーは、食事を食べさせて居る間に、荒らされてしまった2人の部屋を整え、室内だけは平穏に過ごせるようにと計らったのだ
「バルトすまん…」
「い、いや…ここまでする必要あるのか?お前が王子様かもしれないってだけで…」
ベッドのシーツは使い物にならないまで切り刻まれ、ベッド自体も体を横たわらせる事など出来ないくらいに破壊され、椅子にも亀裂が入って居る。
何かしら書く事が生じるのだろう、机も備えられて居るのだが…機能して無さそう。
「身分が許せないんだろうさ」
「あ~…何となく察した。
王子様ならば平民以上の身分な筈。
なのに平民のアレクシスがナイフを所持して居た。
だから身分を持って居る奴からすれば成り代われるなら…ってか?」
「どうだろうな…。
認めさせるしか無いんだろうが…
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「ぶっ!」
「・・・申し訳ない。
第一騎士団の団長と副団長たちが、
君たちの部屋を荒らしたと聞いて見に来たけど、
これは酷いな」
「「誰だ?」」
「あぁ申し遅れた。
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使われて無いベッドや机、椅子を運ばせて居るから食堂に行かないか?」
「・・・構いませんが…第二騎士団の方が、
何処に所属するか決まって無い騎士見習いに、
手を貸して宜しいのですか?」
俺の考えが正しいとは思うんだけど、この団長さんは意地悪より信用できそう。
「第一騎士団の団長と副団長は謹慎処分が下ってね(苦笑)。
君たちに新しい部屋装備を渡す事も出来ないから、
ランフォース様から依頼されたんだよ」
「「なるほど」」「では食堂へ案内して頂けますか?」
「ああ」
貴重品(と言っても俺の貴重品は形見のナイフと村から持ち出した金子)を持ってヘンリー殿の後に着いて行った。
* * * *
「恐らく明日から団長たちは任務に復帰するとは思うけど、
討伐依頼と称して何かしら無理難題を押し付けると思う。
それを乗り越えて欲しい」
「「・・・やっぱり、そう来るか」」
2人ハモって答えた瞬間、ヘンリー殿が目を見開き
「君たちから見破られてしまうルーカスは詰めが甘いのか、
見る目が無いんだろうな」
と苦笑した。
「危険生物に遭遇させて、
お…私の命を奪えればと企むのでしょう。
ならば、それを逆手に乗り切って認めさせますよ」
「アレクお前…」
「どうせ鬼畜団長の事だ。
1回や2回で終わる訳ないだろ?
だったら蹴落とすくらいの覚悟で臨まなきゃ、
命がいくつ有っても足らない」
「確かにな…。だったらアレクの命は俺が守ってやるよ」
「有難う。俺の背中を任せられるのは今の所、バルトだけだ」
堅く結ばれた絆を垣間見たヘンリーは、食事を食べさせて居る間に、荒らされてしまった2人の部屋を整え、室内だけは平穏に過ごせるようにと計らったのだ
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