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王城編
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騎士団宿舎入り口で待たされて居たネイサンたち。
ヘンリーを伴って先ほどの騎士が、無表情で近づいて行く。
「待たせて申し訳ない。
第二王子様がいらっしゃるので準備をして居たのでな」
第二王子を餌にしてしまうのは本来なら不敬扱いになるのだが、今回ばかりは捕縛が目的。
例外として認められて居るのだ。
勿論、アレクが囮になる事は無いのだが、姿が見えなければ行動を「起こさない」かも知れない。
ライが予め「起こさない」可能性を秘めて居ると踏み、アレクに「背格好が似た者」ではなく、アレク自身に顔見世と言う意味で見て回る事を提案し、それを了承して居たので強ち嘘ではなくなってしまった。
「第一騎士団の処遇はどうなった?」
そうやって姿を見せたのは新人騎士としての衣装では無く、正式なる王族で有り騎士としての衣装を纏ったアレクだった。
「殿下、第一は第二として吸収される事となりました」
「そうか、彼らの行き先が決まって本当に良かった。
所で、そちらの民は?」
動けなくなったランドンとジェフ、怒りに駆られ目の前に居る騎士の剣を奪い取りアレクに切りかかったネイサン。
「アレクシスぅーーーーー死ねぇ~~~~!!」
ネイサンが振り下ろした剣はアレクに届く筈もなく、ヘンリーの剣がネイサンの首を落とす直前で止められ、ネイサンは
「ひっ」
とアレクを殺す事よりも自分の命が危険だと言う方に意識が向いてしまうのは仕方ない。
「・・・今、死ねと発言したな?」
「ひぃっ…お、お許しをっ…」
「謝罪はいらん、死ねと発言したか否かだけ答えよ」
「しましたっ!白状したんだから命だけはお助けを!!」
「・・・たわけた事を…」
その言葉を吐き出したのはライ。
「「「ランフォース様?!」」」
アレクの登場は「有り得る」事として周知はされて居た。
だが、ライの登場は予想外で居合わせた騎士たちは慌ててしまった。
「臣下の礼など要らないからね。
アレクを亡き者にしようとした人物を逃がさぬようにな」
「「「はっ」」」
「ま、待って下さい!
僕は騎士になりたいと思って
見学だけするのだと思って付いて来ただけです!」
ジェフは正直に白状した為、捕縛が解かれる事となる。
「その者は開放して構わぬよ」
「はっ」
「そして君は、凶行におよぼうとして居るのに気付き、
懸命に止めようと努力して居たようだね」
「あ、あのっ・・・そのっ…ネ、ネイサンはっ…アレクシス殿下では無く、
ただのアレクシスに恨みを持って居ましてっ…」
「だから?第二王子たるアレクを殺そうとした・・・と言うのなら
断罪に値するのは判って居るよね?」
ネイサンを庇うのは難しい状況…それでもランドンは何とか死罪を回避させるべく言葉にしようとするのだが、
「アレク!
俺との勝負を置き去りにしやがって!!
ふざけんじゃねぇぞ?!」
愛称を呼び捨てにしてしまったネイサン。
絶対零度の視線をライはネイサンに向け騎士たちですら真っ青な顔色になってしまう。
「愛称で呼んで良いと誰か許可を出したか?」
「・・・いいえ…誰も許可を出しておりません。
アレクシス殿下は一切、言葉を発しておりませんし…」
「それに汚い言葉を発したよね?」
サー・・・と血の気が引いたのはランドン。
ネイサンの処遇が決まった瞬間となったのは、言うまでもない
ヘンリーを伴って先ほどの騎士が、無表情で近づいて行く。
「待たせて申し訳ない。
第二王子様がいらっしゃるので準備をして居たのでな」
第二王子を餌にしてしまうのは本来なら不敬扱いになるのだが、今回ばかりは捕縛が目的。
例外として認められて居るのだ。
勿論、アレクが囮になる事は無いのだが、姿が見えなければ行動を「起こさない」かも知れない。
ライが予め「起こさない」可能性を秘めて居ると踏み、アレクに「背格好が似た者」ではなく、アレク自身に顔見世と言う意味で見て回る事を提案し、それを了承して居たので強ち嘘ではなくなってしまった。
「第一騎士団の処遇はどうなった?」
そうやって姿を見せたのは新人騎士としての衣装では無く、正式なる王族で有り騎士としての衣装を纏ったアレクだった。
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「そうか、彼らの行き先が決まって本当に良かった。
所で、そちらの民は?」
動けなくなったランドンとジェフ、怒りに駆られ目の前に居る騎士の剣を奪い取りアレクに切りかかったネイサン。
「アレクシスぅーーーーー死ねぇ~~~~!!」
ネイサンが振り下ろした剣はアレクに届く筈もなく、ヘンリーの剣がネイサンの首を落とす直前で止められ、ネイサンは
「ひっ」
とアレクを殺す事よりも自分の命が危険だと言う方に意識が向いてしまうのは仕方ない。
「・・・今、死ねと発言したな?」
「ひぃっ…お、お許しをっ…」
「謝罪はいらん、死ねと発言したか否かだけ答えよ」
「しましたっ!白状したんだから命だけはお助けを!!」
「・・・たわけた事を…」
その言葉を吐き出したのはライ。
「「「ランフォース様?!」」」
アレクの登場は「有り得る」事として周知はされて居た。
だが、ライの登場は予想外で居合わせた騎士たちは慌ててしまった。
「臣下の礼など要らないからね。
アレクを亡き者にしようとした人物を逃がさぬようにな」
「「「はっ」」」
「ま、待って下さい!
僕は騎士になりたいと思って
見学だけするのだと思って付いて来ただけです!」
ジェフは正直に白状した為、捕縛が解かれる事となる。
「その者は開放して構わぬよ」
「はっ」
「そして君は、凶行におよぼうとして居るのに気付き、
懸命に止めようと努力して居たようだね」
「あ、あのっ・・・そのっ…ネ、ネイサンはっ…アレクシス殿下では無く、
ただのアレクシスに恨みを持って居ましてっ…」
「だから?第二王子たるアレクを殺そうとした・・・と言うのなら
断罪に値するのは判って居るよね?」
ネイサンを庇うのは難しい状況…それでもランドンは何とか死罪を回避させるべく言葉にしようとするのだが、
「アレク!
俺との勝負を置き去りにしやがって!!
ふざけんじゃねぇぞ?!」
愛称を呼び捨てにしてしまったネイサン。
絶対零度の視線をライはネイサンに向け騎士たちですら真っ青な顔色になってしまう。
「愛称で呼んで良いと誰か許可を出したか?」
「・・・いいえ…誰も許可を出しておりません。
アレクシス殿下は一切、言葉を発しておりませんし…」
「それに汚い言葉を発したよね?」
サー・・・と血の気が引いたのはランドン。
ネイサンの処遇が決まった瞬間となったのは、言うまでもない
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