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2 学園編
58 新しい友達?
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「なんかさ、リカルドってやばいよね」
私は教室への帰り道、セオドアと話していた。
「あれは、絶対!やばい!!ステラは1人になっちゃダメだよ」
「確かに、ぶっちゃけヤンデレを感じた。まともな人ぶってるけど、なんかヤバさしか感じない」
「でも、さあ」本音を言うとね。リカルドみたいなやばい世界じゃなくて、普通に新しい世界をもっと知ってみたい。だってせっかく学園に入ったのに、まだ狭い世界しか知らなすぎる。記憶は曖昧だけど、前世では好きなところに好きな時に行けていたような記憶がある。だから…
「街に行ってみたい。」
「はあ?」
「だって、男爵家とその周辺とこの学園しか知らないんだよ?もっと別の世界に行ってみたいじゃん」
「うーん。気持ちはわかるけどなぁ。スーは聖女なんだろ?ほんとは自分でわかってるんだろ?危険とかないのかな」
セオめ。知ってたのか。
「まあ、金環の瞳持ってるしね。でも、聖女ってなんなのかわからないんだよね。だって、私ただの子どもじゃん。一体何ができるのよ。本気でわからない。」
「確かにね。自分が聖女だって言われても、困るよなあ」
「でしょ~?」
「まあ、僕なら美しすぎて、美しさで人を癒せそうな気がするけどさ」
「そうだね」セオ、相変わらずブレなくて好き。
「ツッコミどころでしょ、今のは」セオが私の頭を軽く小突く。
「ごめん」
2人で笑った。
「行ってみるか!街に!」
セオが言い出した。
「僕たちだって社会勉強したいよね!護衛をつければいいのかな。」
「護衛なんかつけたらいかにもじゃん。やだよ。なんとか自由に行けないかな」
「うーん。」
「うーん。」
2人とも剣の鍛錬はしているけど、私は実際の役に立つのかわからないレベル。セオは私よりへたっぴ。
やっぱり護衛は必要か。一応貴族だし?領地に戻れば姫様だしね?
「ジョセフは?」
「やっぱりそこ来る?」
「だよねー」私たちは頷きあった。
だって、他にいないんだもん。剣の得意な友達。
「わ、私もつれて行ってください!!」
突然後ろから声をかけられた。
振り返るとめちゃめちゃ可愛い女の子が顔を赤らめて話しかけてきていた。
「わ、私はリーラ、2年生です!でも、ステラ嬢とお友達になりたいです!!」
「はあ?」
セオドアが怪訝そうに振り返る。
「あんた、誰だよ」
「怪しいものではありません!」
「いや、怪しさしか感じないからね。うちのステラに近寄ろうとしてんのかよ」
「セオドア、相手は可愛い女の子だから」
慌てて私はセオドアを止めようとする。
「男も女も関係ないね。あんた何者だよ」
「2年生のリーラです。実は、ステラ嬢がジョセフ様と手合わせをしたと聞いてから友達になりたくて、今がチャンスかと思って頑張って声をおかけしました!」
「リーラ‥‥‥リーラ・コンラッド?もしかして国内一武闘派として知られているコンラッド家の末の姫?」
「あ、そうそう。それです!間違いありません!」
「誰?」私がこっそりセオに聞くと、「家庭教師から習ったでしょ」と小突かれた。
「確か、王太子殿下の婚約者候補にもなっていたはずだけど」
「へー」チクリ。あれ、なんだろ、このチクリは?
「私は、候補にはなってましたけど、まあ、飾り的な?ろくにお話もしないままお役御免になりましたし!実家的にもお付き合い的な側面が強かったので!むしろ側室になんてお話になっていたら、父も兄も荒れ狂ったでしょうから、候補解消で無事終わったと思ってますから!」
「あー、そうなんだ」ほっ。?なんでホッとするのかしら。?
「街に行きたいんですよね?聞こえました。うちの兄達に頼んでこっそり護衛をしてもらうことはできますよ?」
「その話、乗った!」いい子じゃん!
「ちょっと、本当に簡単に信用して大丈夫なの?」遠くでセオがいつものように騒いでいるが、まあ、ほっておこう。
私は教室への帰り道、セオドアと話していた。
「あれは、絶対!やばい!!ステラは1人になっちゃダメだよ」
「確かに、ぶっちゃけヤンデレを感じた。まともな人ぶってるけど、なんかヤバさしか感じない」
「でも、さあ」本音を言うとね。リカルドみたいなやばい世界じゃなくて、普通に新しい世界をもっと知ってみたい。だってせっかく学園に入ったのに、まだ狭い世界しか知らなすぎる。記憶は曖昧だけど、前世では好きなところに好きな時に行けていたような記憶がある。だから…
「街に行ってみたい。」
「はあ?」
「だって、男爵家とその周辺とこの学園しか知らないんだよ?もっと別の世界に行ってみたいじゃん」
「うーん。気持ちはわかるけどなぁ。スーは聖女なんだろ?ほんとは自分でわかってるんだろ?危険とかないのかな」
セオめ。知ってたのか。
「まあ、金環の瞳持ってるしね。でも、聖女ってなんなのかわからないんだよね。だって、私ただの子どもじゃん。一体何ができるのよ。本気でわからない。」
「確かにね。自分が聖女だって言われても、困るよなあ」
「でしょ~?」
「まあ、僕なら美しすぎて、美しさで人を癒せそうな気がするけどさ」
「そうだね」セオ、相変わらずブレなくて好き。
「ツッコミどころでしょ、今のは」セオが私の頭を軽く小突く。
「ごめん」
2人で笑った。
「行ってみるか!街に!」
セオが言い出した。
「僕たちだって社会勉強したいよね!護衛をつければいいのかな。」
「護衛なんかつけたらいかにもじゃん。やだよ。なんとか自由に行けないかな」
「うーん。」
「うーん。」
2人とも剣の鍛錬はしているけど、私は実際の役に立つのかわからないレベル。セオは私よりへたっぴ。
やっぱり護衛は必要か。一応貴族だし?領地に戻れば姫様だしね?
「ジョセフは?」
「やっぱりそこ来る?」
「だよねー」私たちは頷きあった。
だって、他にいないんだもん。剣の得意な友達。
「わ、私もつれて行ってください!!」
突然後ろから声をかけられた。
振り返るとめちゃめちゃ可愛い女の子が顔を赤らめて話しかけてきていた。
「わ、私はリーラ、2年生です!でも、ステラ嬢とお友達になりたいです!!」
「はあ?」
セオドアが怪訝そうに振り返る。
「あんた、誰だよ」
「怪しいものではありません!」
「いや、怪しさしか感じないからね。うちのステラに近寄ろうとしてんのかよ」
「セオドア、相手は可愛い女の子だから」
慌てて私はセオドアを止めようとする。
「男も女も関係ないね。あんた何者だよ」
「2年生のリーラです。実は、ステラ嬢がジョセフ様と手合わせをしたと聞いてから友達になりたくて、今がチャンスかと思って頑張って声をおかけしました!」
「リーラ‥‥‥リーラ・コンラッド?もしかして国内一武闘派として知られているコンラッド家の末の姫?」
「あ、そうそう。それです!間違いありません!」
「誰?」私がこっそりセオに聞くと、「家庭教師から習ったでしょ」と小突かれた。
「確か、王太子殿下の婚約者候補にもなっていたはずだけど」
「へー」チクリ。あれ、なんだろ、このチクリは?
「私は、候補にはなってましたけど、まあ、飾り的な?ろくにお話もしないままお役御免になりましたし!実家的にもお付き合い的な側面が強かったので!むしろ側室になんてお話になっていたら、父も兄も荒れ狂ったでしょうから、候補解消で無事終わったと思ってますから!」
「あー、そうなんだ」ほっ。?なんでホッとするのかしら。?
「街に行きたいんですよね?聞こえました。うちの兄達に頼んでこっそり護衛をしてもらうことはできますよ?」
「その話、乗った!」いい子じゃん!
「ちょっと、本当に簡単に信用して大丈夫なの?」遠くでセオがいつものように騒いでいるが、まあ、ほっておこう。
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