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第百二十三話 暖炉の前で ※※
アウレリオの手が肩に触れただけで、リオの身体はゆっくりと溶けだした。
じっと見つめる熱と湿り気を帯びた目に、引き寄せられるように唇を重ね合う。
その唇はしっとりとして、あたたかく、全身に震えが走った。
どれほど、恋しかったか。
アウレリオがリオの服の隙間から手を入れ、確かめるように手のひらで身体を撫でた。
ただのそんな動きにも、ぞくぞくと快感が走り抜ける。
リオが耐え切れずため息をもらすと、アウレリオはリオのまとっていた薄物を肩から一直線に引き裂いた。
「えっ?」
リオが息をのむと、アウレリオは無表情のままリオの身体から薄物をはぎ取って、床に落とした。
そうだこんなもの。二度と着たくない。
リオが足を抜き、蹴とばすと、薄物はありえないほど小さくなった。
「下着より薄いじゃないか」アウレリオが真剣な顔で言う。「もっと温かい服を着ないと」
あまりに変わらないアウレリオの態度に、リオは吹きだした。
「そうですよね。薄すぎます。俺もそう思ってました。すごく寒いし」
「そうだ。手も足も冷え切ってるじゃないか。ほら、暖炉の前に座れ」
アウレリオはリオを毛布にくるんで暖炉の前に座らせた。
早春の夜は、まだ冷える日が続いていた。
「待ってろ、今、温かいはちみつ酒を持ってきてやる。毛布ももう一枚」
「いいえ」リオはアウレリオの服の裾をつかんだ。「いいんです。はちみつ酒もうれしいですけど、今は、アウレリオ様から一瞬も離れたくありません。だって」
リオが言葉を飲みこんだ時、アウレリオは心配そうにリオの手を包み込んだ。
「冷たいな」そういいながら両手をさする。「足も氷みたいじゃないか」
まるで子供にするようにリオの足を暖炉に向けさせる。
「ほら、しっかりと火に向けて、暖かくするんだ」
リオの隣に座り、足を両手で優しくこすり続けると、少しずつ足がぽかぽかと温まってきた。
「こんなの、俺の仕事じゃないですか」
リオが困ったように言うと、アウレリオは片眉を上げた。
「私はいま冷えていないし、お前は冷えている。そして、お前がしてくれたように温めてやっているだけだ。なにかおかしいか?」
「おかしいかって・・・おかしいですよ。主人が使用人の足を温めるなんて聞いたこともない」
「ふむ。でも、まあ、お前は恋人だし」
リオの心臓が痛いほど、ぎゅっとなった。
喉がつまり、涙があふれそうになる。
俺みたいな者のことをそんな風に言ってくださるなんて。
「あ・・・」
顔が真っ赤になり、涙がにじんでくる。
リオは顔を伏せた。
アウレリオはそのリオの頭を片腕で引き寄せ、髪に口づけた。
「どうした?」
優しい口調に、優しい手。
言葉が出てこない。
ただ、胸がいっぱいになって涙があふれだした。
静かに涙を流すリオのことをアウレリオが両手で抱きしめて、ゆっくりと揺らした。
子どもみたいだ。
そう思っても涙が止まらない。リオの涙が止まるまで、アウレリオはずっとリオの身体を優しく撫で、揺らし続けた。
産まれてきてからずっと、ここまで優しくしてくれる人がいただろうか。
「アウレリオ様」
リオはアウレリオの肩に手を回した。
「俺、アウレリオ様が恋人だって言ってくださったこと、一生忘れません」
「ん」アウレリオがリオの首筋に顔をうずめた。「すぐ忘れていい」
「どうして?」
「何度でも言ってやる。お前はすぐに忘れるし、自信を失くすから」
「だって」
アウレリオはチュッとリオの鼻の上に口づけを落とした。
「温まったか?」
「はい」
「顔色もよくなってきたな。青白くて、心配したぞ」
「アウレリオ様だって、あんまり顔色良くなかったですよね?」
「それは、まあ」
「俺がいなくたってしっかり生活してくださいね。心配で仕方ないじゃないですか」
「まあ・・・だが、お前がいないときは月をながめていたよ」
「月?」
「お前は同じ月を見ているかも、しれない、と思って」
「俺もです」リオが勢い込んで答えた。「俺も、俺もおんなじこと考えてました」
いつも、月をながめているときは、せつない気持ちだった。でもこれからは少し変わって見えるかもしれない。
心がつながっている、そう思えるかもしれない。
「アウレリオ様」
リオがアウレリオの唇にそっと唇を合わせた。
アウレリオはリオを引き寄せると、しっかりと自分も唇を合わせた。待っていたように深くなる口づけ。
舌が絡み合い、探り合う。
ただそれだけなのに、気持ちがいい。
くちびるを離すと、熱い吐息がまじりあった。
「リオ」
ただ名を呼ばれただけなのに、ぞくぞくする。
「アウレリオ様にも触れたい」
リオはアウレリオの服を脱がせようと手を伸ばした。自分ばかりが裸同然の恰好で、そんなの不公平だ。
アウレリオは大人しくリオにされるがままになっている。昔に戻ったようで、楽しくなってしまう。
アウレリオの服を全部脱がせると、リオとアウレリオは暖炉の前で一緒の毛布にくるまりながら、口づけを交わした。ぱちぱちと炎が揺れ、互いの肌を照らす。
「すごく、きれいです」
リオがほほ笑むと、アウレリオが笑った。アウレリオの金髪もまつ毛の先も暖炉の光に金色に輝いている。
産毛の一つ一つまでがオレンジ色の光に照らされ、暖かく輝いていた。
「お前の方こそ」
アウレリオはリオを床に寝かせ、その体を優しく愛撫した。
王に付けられた装飾品は、アウレリオがむしり取り、「くだらん」と一言つぶやくと、部屋の端に投げて捨ててしまった。敏感な乳首を舌先で転がすように愛撫する。嬌声に気を良くして、体中を舐め、甘噛みする。
リオを全身を震わせ、満足そうに吐息をもらした。
がらりと空気が変わる。
あんなにゆったりとした時間を過ごしていたのがまるで嘘のように。
リオの足を広げると、指先とリオのすぼみの両方に香油を垂らし、長い指を押し込んだ。
あまりに鋭い快感にリオは息をのむ。
アウレリオも苦し気にリオに自分を押し付け、揺らしている。その熱さに、気が狂いそうだ。
「アウレリオ様、もう、挿れても・・・」
「だめだ」
アウレリオはせつなそうにため息をついた。
「もっとほぐさないと」
指の数が増やされ、刺激が増した。柔らかな内側をこするように刺激する動きに、リオは快感のあまり叫び声をあげた。
「あ、アウレリオ様!もっと・・・!」
もっと奥に入れるように、足を大きく開き、アウレリオの手のひらに押し付ける。
体中がむずがゆくなるほど刺激され、居ても立っても居られない。
リオはアウレリオの中心に手を伸ばし、指の動きに合わせて腰を振った。
もう、耐えられない。
「あ、ああっ」
じんじんとなかが熱くなり、欲しくて欲しくてたまらない。
全身が性感帯になったように、毛布が触れただけでいってしまいそうだ。
青白かったリオの全身はピンク色に染まり、リオのすぼみは誘うようにひくひくと動いた。
「もう、もう・・・」
リオが叫ぶように喘ぎ声を上げると同時に、アウレリオがぐっと自分自身を押し込んできた。
*********
お読みいただきましてありがとうございました。
♡と広告もありがとうございました。
(いちゃいちゃしているので、おしゃべりなしで)
じっと見つめる熱と湿り気を帯びた目に、引き寄せられるように唇を重ね合う。
その唇はしっとりとして、あたたかく、全身に震えが走った。
どれほど、恋しかったか。
アウレリオがリオの服の隙間から手を入れ、確かめるように手のひらで身体を撫でた。
ただのそんな動きにも、ぞくぞくと快感が走り抜ける。
リオが耐え切れずため息をもらすと、アウレリオはリオのまとっていた薄物を肩から一直線に引き裂いた。
「えっ?」
リオが息をのむと、アウレリオは無表情のままリオの身体から薄物をはぎ取って、床に落とした。
そうだこんなもの。二度と着たくない。
リオが足を抜き、蹴とばすと、薄物はありえないほど小さくなった。
「下着より薄いじゃないか」アウレリオが真剣な顔で言う。「もっと温かい服を着ないと」
あまりに変わらないアウレリオの態度に、リオは吹きだした。
「そうですよね。薄すぎます。俺もそう思ってました。すごく寒いし」
「そうだ。手も足も冷え切ってるじゃないか。ほら、暖炉の前に座れ」
アウレリオはリオを毛布にくるんで暖炉の前に座らせた。
早春の夜は、まだ冷える日が続いていた。
「待ってろ、今、温かいはちみつ酒を持ってきてやる。毛布ももう一枚」
「いいえ」リオはアウレリオの服の裾をつかんだ。「いいんです。はちみつ酒もうれしいですけど、今は、アウレリオ様から一瞬も離れたくありません。だって」
リオが言葉を飲みこんだ時、アウレリオは心配そうにリオの手を包み込んだ。
「冷たいな」そういいながら両手をさする。「足も氷みたいじゃないか」
まるで子供にするようにリオの足を暖炉に向けさせる。
「ほら、しっかりと火に向けて、暖かくするんだ」
リオの隣に座り、足を両手で優しくこすり続けると、少しずつ足がぽかぽかと温まってきた。
「こんなの、俺の仕事じゃないですか」
リオが困ったように言うと、アウレリオは片眉を上げた。
「私はいま冷えていないし、お前は冷えている。そして、お前がしてくれたように温めてやっているだけだ。なにかおかしいか?」
「おかしいかって・・・おかしいですよ。主人が使用人の足を温めるなんて聞いたこともない」
「ふむ。でも、まあ、お前は恋人だし」
リオの心臓が痛いほど、ぎゅっとなった。
喉がつまり、涙があふれそうになる。
俺みたいな者のことをそんな風に言ってくださるなんて。
「あ・・・」
顔が真っ赤になり、涙がにじんでくる。
リオは顔を伏せた。
アウレリオはそのリオの頭を片腕で引き寄せ、髪に口づけた。
「どうした?」
優しい口調に、優しい手。
言葉が出てこない。
ただ、胸がいっぱいになって涙があふれだした。
静かに涙を流すリオのことをアウレリオが両手で抱きしめて、ゆっくりと揺らした。
子どもみたいだ。
そう思っても涙が止まらない。リオの涙が止まるまで、アウレリオはずっとリオの身体を優しく撫で、揺らし続けた。
産まれてきてからずっと、ここまで優しくしてくれる人がいただろうか。
「アウレリオ様」
リオはアウレリオの肩に手を回した。
「俺、アウレリオ様が恋人だって言ってくださったこと、一生忘れません」
「ん」アウレリオがリオの首筋に顔をうずめた。「すぐ忘れていい」
「どうして?」
「何度でも言ってやる。お前はすぐに忘れるし、自信を失くすから」
「だって」
アウレリオはチュッとリオの鼻の上に口づけを落とした。
「温まったか?」
「はい」
「顔色もよくなってきたな。青白くて、心配したぞ」
「アウレリオ様だって、あんまり顔色良くなかったですよね?」
「それは、まあ」
「俺がいなくたってしっかり生活してくださいね。心配で仕方ないじゃないですか」
「まあ・・・だが、お前がいないときは月をながめていたよ」
「月?」
「お前は同じ月を見ているかも、しれない、と思って」
「俺もです」リオが勢い込んで答えた。「俺も、俺もおんなじこと考えてました」
いつも、月をながめているときは、せつない気持ちだった。でもこれからは少し変わって見えるかもしれない。
心がつながっている、そう思えるかもしれない。
「アウレリオ様」
リオがアウレリオの唇にそっと唇を合わせた。
アウレリオはリオを引き寄せると、しっかりと自分も唇を合わせた。待っていたように深くなる口づけ。
舌が絡み合い、探り合う。
ただそれだけなのに、気持ちがいい。
くちびるを離すと、熱い吐息がまじりあった。
「リオ」
ただ名を呼ばれただけなのに、ぞくぞくする。
「アウレリオ様にも触れたい」
リオはアウレリオの服を脱がせようと手を伸ばした。自分ばかりが裸同然の恰好で、そんなの不公平だ。
アウレリオは大人しくリオにされるがままになっている。昔に戻ったようで、楽しくなってしまう。
アウレリオの服を全部脱がせると、リオとアウレリオは暖炉の前で一緒の毛布にくるまりながら、口づけを交わした。ぱちぱちと炎が揺れ、互いの肌を照らす。
「すごく、きれいです」
リオがほほ笑むと、アウレリオが笑った。アウレリオの金髪もまつ毛の先も暖炉の光に金色に輝いている。
産毛の一つ一つまでがオレンジ色の光に照らされ、暖かく輝いていた。
「お前の方こそ」
アウレリオはリオを床に寝かせ、その体を優しく愛撫した。
王に付けられた装飾品は、アウレリオがむしり取り、「くだらん」と一言つぶやくと、部屋の端に投げて捨ててしまった。敏感な乳首を舌先で転がすように愛撫する。嬌声に気を良くして、体中を舐め、甘噛みする。
リオを全身を震わせ、満足そうに吐息をもらした。
がらりと空気が変わる。
あんなにゆったりとした時間を過ごしていたのがまるで嘘のように。
リオの足を広げると、指先とリオのすぼみの両方に香油を垂らし、長い指を押し込んだ。
あまりに鋭い快感にリオは息をのむ。
アウレリオも苦し気にリオに自分を押し付け、揺らしている。その熱さに、気が狂いそうだ。
「アウレリオ様、もう、挿れても・・・」
「だめだ」
アウレリオはせつなそうにため息をついた。
「もっとほぐさないと」
指の数が増やされ、刺激が増した。柔らかな内側をこするように刺激する動きに、リオは快感のあまり叫び声をあげた。
「あ、アウレリオ様!もっと・・・!」
もっと奥に入れるように、足を大きく開き、アウレリオの手のひらに押し付ける。
体中がむずがゆくなるほど刺激され、居ても立っても居られない。
リオはアウレリオの中心に手を伸ばし、指の動きに合わせて腰を振った。
もう、耐えられない。
「あ、ああっ」
じんじんとなかが熱くなり、欲しくて欲しくてたまらない。
全身が性感帯になったように、毛布が触れただけでいってしまいそうだ。
青白かったリオの全身はピンク色に染まり、リオのすぼみは誘うようにひくひくと動いた。
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