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第45話「エステルの変ぼう②」
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一体何を?
エステルは、何を聞いたというのだろうか?
シモンは、びびりながら……エステルの言葉を待った。
「局長、公爵閣下はウチの長官とは、家族づきあいをしています」
アレクサンドラとラクルテル公爵が?
家族づきあい?
ああ、確かクラウディアがアレクサンドラを気安く姉と呼んでいたっけ。
血のつながりはないが、姉と呼ぶくらい親しくしているという事だろう。
「あ、あ、ああ……それは、何となく、聞いたかな」
「はい! だから長官にお会いする為、公爵閣下がウチの省へお見えになるのは何の不思議もありません」
「だ、だなっ! エ、エステルの言う通りさっ!」
「ですが……何故か、公爵閣下は、局長を名指しして、訪ねておいでになるようです」
え?
クラウディアの父親が!?
「お、俺を名指しでぇ!? た、訪ねて? ラクルテル公爵が!?」
「はい、局長もご存知でしょうが、公爵閣下はドラゴンを倒した、竜殺しと呼ばれる偉大なる英雄です」
そう……
クラウディアの父アンドリューは、ドラゴンスレイヤー。
王国に害為すドラゴンをぶっ殺した英雄なのである。
さぞかし怖い父親であろう。
シモンの声のトーンが低くなる。
「それは、俺も知っているけどさ……」
「私が不思議に思っていたところ、長官の秘書が教えてくれました。本日、公爵閣下が局長へのご訪問の際、ご自分も必ず同席すると仰ったそうです」
「は、はあ……長官が必ず同席? ……な、成る程」
ラクルテル公爵がシモンを訪問する席に、公爵と親しいアレクサンドラが同席する。
いや、多忙なのにわざわざ時間を割いて同席してくれるという事。
多分、シモンに対する配慮であろう。
しかし、ここで話が急展開する。
ホッとしたシモンへ、エステルが斬り込んだのだ。
「私、昨日あった騒動もお聞きしましたよ」
「え? 昨日の騒動? エステルが? 聞いたって?」
へ?
何の事?
シモンの胸に悪い予感が広がって行く。
「はい! 大変な事件があったと」
「た、大変な事件?」
「ええ、ラクルテル公爵閣下のご令嬢クラウディア様が、王宮内でお帰りになる途中の局長をいかめしい顔で『とおせんぼした』と、警備の騎士からは聞きました」
エステルの言葉を聞き、シモンは必死に記憶を手繰った。
先に名乗るよう諭した際のクラウディアが怒れる顔が浮かんで来た。
安堵した事など、一気に吹っ飛んでしまった。
「え、え、ええっと、た、確かに……あ、あの子には、いかめしい顔で通せんぼされたかも……」
「クラウディア様はその時、とても御立腹なされ、大変な剣幕でいらしたと」
「う、た、た、確かに! とおせんぼした時は、そうだったかも……」
「その時、長官がいらっしゃって、おふたりの間に入られ、仲裁して頂いたとか」
「お、おお、その通りだ。中和剤になって貰った」
「そして、長官同席で、局長はクラウディア様と庁舎内でお会いしたとか」
「あ、ああ、た、確かに会ったよ」
「でも! クラウディア様がお帰りになる時はご機嫌が直ったばかりか、逆にルンルン気分だったとか?」
そう……
猛獣使いアレクサンドラが、猛獣令嬢クラウディアを鎮めたから。
大人しくなったのだ。
そして、シモンが褒めた言葉「君は可愛い」がリフレインし、クラウディアの心を揺り動かしたのだ。
結果、クラウディアは、エステルの言うルンルン気分となった。
さすがに、チョロインフラグが立ったとは言えない……
シモンは単に、エステルへ同意するしかない。
「ルンルン? そ、そ、そうかもしれない」
だが、シモンが曖昧に肯定すると、エステルが叫ぶ。
「局長!!」
「はいい……」
「局長は、お話しした後、クラウディア様と仲良く! 一緒にお帰りになったとか?」
「え? 仲良く? 一緒に帰った?」
女ごころに疎いシモンは……
ここまで話してもまだ、厳しく詰問するエステルの『好意以上の気持ち』に気付いてはいない。
加えて、全く余裕がなかった。
ただただ防戦一方である。
「お、お、俺は、長官に指示され、クラウディア様達を1階ロビーまで送って、ご、護衛の騎士さんに引き渡しただけだよっ!」
冷静に考えれば、エステルに出会った時のように、焦ったシモンが鎮静の魔法を使えば良かったのだ。
魔法で自身が冷静となり、エステルに対して、経緯と顛末を「しれっ」と話せば済む話なのである。
「俺は、王都市内でクラウディア主従を助けただけだ」とはっきり告げ、疑うのならアレクサンドラへ、確認して欲しいと告げるとか。
「ラクルテル公爵は、単にお礼を仰る為にご訪問されるだけだろう」とか。
または「エステル、どうして俺がそこまで気になるの?」とか、尋ねていればと、
後で悔やむ事になるのだ。
つまらないこういうミスが人生をハッピーにする大チャンスを逃してしまうもの。
いわば人生のターニングポイントにおける『明と暗』なのである。
果たして、シモンの運命はいかに!
案の定、しどろもどろとなったシモンの説明を聞いても、エステルは納得しない。
「改めてお聞き致します! 一体! 局長とクラウディア様の間に何があったのでしょうか?」
「え、ええっとお……か、彼女との間に何があったって……」
何故か、普段の冷静さはどこへやら……
血相を変え、身をずいっと乗り出して迫るエステル。
美しい顔が怖いくらいに、迫力があった。
対して、シモンは思わずおどおどし、口ごもってしまったのである。
エステルは、何を聞いたというのだろうか?
シモンは、びびりながら……エステルの言葉を待った。
「局長、公爵閣下はウチの長官とは、家族づきあいをしています」
アレクサンドラとラクルテル公爵が?
家族づきあい?
ああ、確かクラウディアがアレクサンドラを気安く姉と呼んでいたっけ。
血のつながりはないが、姉と呼ぶくらい親しくしているという事だろう。
「あ、あ、ああ……それは、何となく、聞いたかな」
「はい! だから長官にお会いする為、公爵閣下がウチの省へお見えになるのは何の不思議もありません」
「だ、だなっ! エ、エステルの言う通りさっ!」
「ですが……何故か、公爵閣下は、局長を名指しして、訪ねておいでになるようです」
え?
クラウディアの父親が!?
「お、俺を名指しでぇ!? た、訪ねて? ラクルテル公爵が!?」
「はい、局長もご存知でしょうが、公爵閣下はドラゴンを倒した、竜殺しと呼ばれる偉大なる英雄です」
そう……
クラウディアの父アンドリューは、ドラゴンスレイヤー。
王国に害為すドラゴンをぶっ殺した英雄なのである。
さぞかし怖い父親であろう。
シモンの声のトーンが低くなる。
「それは、俺も知っているけどさ……」
「私が不思議に思っていたところ、長官の秘書が教えてくれました。本日、公爵閣下が局長へのご訪問の際、ご自分も必ず同席すると仰ったそうです」
「は、はあ……長官が必ず同席? ……な、成る程」
ラクルテル公爵がシモンを訪問する席に、公爵と親しいアレクサンドラが同席する。
いや、多忙なのにわざわざ時間を割いて同席してくれるという事。
多分、シモンに対する配慮であろう。
しかし、ここで話が急展開する。
ホッとしたシモンへ、エステルが斬り込んだのだ。
「私、昨日あった騒動もお聞きしましたよ」
「え? 昨日の騒動? エステルが? 聞いたって?」
へ?
何の事?
シモンの胸に悪い予感が広がって行く。
「はい! 大変な事件があったと」
「た、大変な事件?」
「ええ、ラクルテル公爵閣下のご令嬢クラウディア様が、王宮内でお帰りになる途中の局長をいかめしい顔で『とおせんぼした』と、警備の騎士からは聞きました」
エステルの言葉を聞き、シモンは必死に記憶を手繰った。
先に名乗るよう諭した際のクラウディアが怒れる顔が浮かんで来た。
安堵した事など、一気に吹っ飛んでしまった。
「え、え、ええっと、た、確かに……あ、あの子には、いかめしい顔で通せんぼされたかも……」
「クラウディア様はその時、とても御立腹なされ、大変な剣幕でいらしたと」
「う、た、た、確かに! とおせんぼした時は、そうだったかも……」
「その時、長官がいらっしゃって、おふたりの間に入られ、仲裁して頂いたとか」
「お、おお、その通りだ。中和剤になって貰った」
「そして、長官同席で、局長はクラウディア様と庁舎内でお会いしたとか」
「あ、ああ、た、確かに会ったよ」
「でも! クラウディア様がお帰りになる時はご機嫌が直ったばかりか、逆にルンルン気分だったとか?」
そう……
猛獣使いアレクサンドラが、猛獣令嬢クラウディアを鎮めたから。
大人しくなったのだ。
そして、シモンが褒めた言葉「君は可愛い」がリフレインし、クラウディアの心を揺り動かしたのだ。
結果、クラウディアは、エステルの言うルンルン気分となった。
さすがに、チョロインフラグが立ったとは言えない……
シモンは単に、エステルへ同意するしかない。
「ルンルン? そ、そ、そうかもしれない」
だが、シモンが曖昧に肯定すると、エステルが叫ぶ。
「局長!!」
「はいい……」
「局長は、お話しした後、クラウディア様と仲良く! 一緒にお帰りになったとか?」
「え? 仲良く? 一緒に帰った?」
女ごころに疎いシモンは……
ここまで話してもまだ、厳しく詰問するエステルの『好意以上の気持ち』に気付いてはいない。
加えて、全く余裕がなかった。
ただただ防戦一方である。
「お、お、俺は、長官に指示され、クラウディア様達を1階ロビーまで送って、ご、護衛の騎士さんに引き渡しただけだよっ!」
冷静に考えれば、エステルに出会った時のように、焦ったシモンが鎮静の魔法を使えば良かったのだ。
魔法で自身が冷静となり、エステルに対して、経緯と顛末を「しれっ」と話せば済む話なのである。
「俺は、王都市内でクラウディア主従を助けただけだ」とはっきり告げ、疑うのならアレクサンドラへ、確認して欲しいと告げるとか。
「ラクルテル公爵は、単にお礼を仰る為にご訪問されるだけだろう」とか。
または「エステル、どうして俺がそこまで気になるの?」とか、尋ねていればと、
後で悔やむ事になるのだ。
つまらないこういうミスが人生をハッピーにする大チャンスを逃してしまうもの。
いわば人生のターニングポイントにおける『明と暗』なのである。
果たして、シモンの運命はいかに!
案の定、しどろもどろとなったシモンの説明を聞いても、エステルは納得しない。
「改めてお聞き致します! 一体! 局長とクラウディア様の間に何があったのでしょうか?」
「え、ええっとお……か、彼女との間に何があったって……」
何故か、普段の冷静さはどこへやら……
血相を変え、身をずいっと乗り出して迫るエステル。
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対して、シモンは思わずおどおどし、口ごもってしまったのである。
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