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第108話「王都探索デート⑧」
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女店主の手解きにより……
エステルとクラウディアは、がっちり連携。
居並ぶ百戦錬磨のつわもの『露店の店主達』に対し、堂々とわたりあって購入交渉をする事が出来た。
またシモンの存在も大きい。
『頼もしい想い人』がそばに居てくれるからこそ!
ふたりは『こわもてのおじさん』にも臆せず、そして丁寧にはっきりと物言いする事が出来たのだ。
そして……
『トレジャーハントゲーム』の勝敗は決した。
「よっし! 勝ったぁ!」
「う~ん、悔しいです……次回は絶対にリベンジ致しますわっ!」
結局……
露店をトータル5軒回り、エステルが購入した魔道具がクラウディアの購入した魔道具に僅差で勝った。
しかし……
エステルとクラウディアが初対面の際、かもしだした険悪な雰囲気は皆無である。
ギスギスするどころか、「お姉様」「妹」と呼び合い、ふたりは固い姉妹の契りを交わしている。
その理由とは実は……
女店主のコメントにあった。
「うふふ、それにしては、ぴったり息が合ってる。まるで一緒に生まれ育った姉妹みたいだね」
「我がティーグル王国は一夫多妻制を認めてますよね」
「この人と一緒に結婚しても、3人で仲良く暮らせると、私は思いますよっ!」
「うん! 間違いない! 私が保証しますよっ!」
エステルとクラウディアが、互いにとても気が合うと実感しているのは勿論、
最後に示した『落としどころ』に、「ピンと来た!」からだという事をシモンはまだ知らない。
この『トレジャーハントゲーム』を通じ……
シモンとの『距離』を縮めたのは勿論だが、エステルとクラウディアに確固たる、
『心の絆』が生まれたのは間違いない。
さてさて!
楽しい時間は過ぎるのも早い。
あっという間に、午後4時少し前。
午後5時にはクラウディアの護衛役、騎士アンヌがシモン宅へ迎えに来る。
だから、そろそろ戻らねばならない。
「時間だな。よし、戻ろう」
「「はいっ!」」
ここで、エステルが言う。
「クラウディア」
「はい、エステルお姉様」
「敵はいつ襲って来るか分かりません。最後まで気を抜いてはいけませんよ」
「はい! 心得ております! という事は……シモン様へ密着! ですねっ!」
エステルとクラウディアは笑顔で頷き合い、改めてシモンと腕を組み、
「ぴったり」とくっついたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
帰りは遠回りなどしない。
中央広場から、シモン宅へは徒歩で10分くらいしかかからない。
まだまだ時間は午後4時10分にもなっていない。
でも、まさか5時まで、外で待つわけにもいかない。
という事で、3人はシモンの自宅内へ……
シモンが女子を自宅に招き入れるなど当然生まれて初めてなのだが……
エステルとクラウディアも、男子のひとり暮らし宅へ入るのも人生初めてである。
さすがにシモンは掃除を徹底してある。
恋愛マニュアル本に、女子は不潔さ乱雑さを嫌うとはっきり記載されていたからだ。
その恋愛マニュアル本も、絶対目につかないよう、収納の腕輪に隠してあった。
物珍しさもあり、シモンの自宅はエステルとクラウディアに、入念にチェックされる。
ふたりが盛り上がった場所。
それは意外にも厨房であった。
「エステルお姉様。私、料理の腕をぐんと上げましたわ」
「ああ、そういえばクラウディアは、公爵家専属の料理長にご指導を受けているとか、言ってたわね」
「はい、お姉様、受けておりますわ! それで、わたくし、次の勝負を考えましたの」
「え? 次の勝負?」
「はいっ! ズバリお料理勝負ですわ。シモン様のご自宅のこの厨房で、お姉様と料理の腕を競うのです」
クラウディアからの勝負提案。
だがエステルには、いつもの凛とした雰囲気がない。
「う! わ、私、料理は得意では……」
「あら? お姉様は戦わずして、お逃げになると?」
ニヤリと笑ったクラウディアの挑発ともいえる言葉。
しかし彼女の言う通り、確かに逃げるわけにはいかない。
恋とは戦い……なのだから。
「わ、分かったわ、クラウディア。正々堂々と勝負しましょう」
「うふ! 決まりですね。今回は私が不覚を取りましたが、次回は必ず雪辱致しますわ」
「え、ええ! 今回同様にクラウディア、貴女を返り討ちにしてあげるわ」
「うふふ、つきましては、普段お姉様が、秘書のお仕事でお忙しいのは承知の上でお誘い致します」
「え? お誘いって?」
「はい! 正々堂々と勝負する為に、お姉様にも私とともに当家料理長の指導を受けて頂きますわ」
「え?」
「東方に……敵に塩を送る、という言葉があります。敵が塩の不足に苦しんでいるのを知り、塩を送らせた故事から来る言葉です」
「ええ、聞いた事があるわ」
「つまり、敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境から救う事。そして正々堂々と戦う。……私、お姉様からその心を学びましたの」
「クラウディア……」
「私、エステルお姉様ともっと仲良くなりたい。そして同じ条件で正々堂々と戦いたいたいのです!」
きっぱりと言い放ったクラウディア。
彼女は記憶をたぐる。
……3人でデートしようというエステルの誘いを聞き……
最初は不可解な気持ちとなった。
しかし……
よくよく考えたら……
エステルの思いやりだと悟った。
ふたりきりのデートにわざわざ自分を呼ぶメリットなどない。
普段シモンと会えないクラウディアの寂しさを、エステルはおもんばってくれたのだと。
今日じっくりと話し、意気投合。
共に戦った事で……
改めてエステルの誠実さと優しさを知り、『妹』として惚れ込んでしまったのである。
エステルとクラウディアは、がっちり連携。
居並ぶ百戦錬磨のつわもの『露店の店主達』に対し、堂々とわたりあって購入交渉をする事が出来た。
またシモンの存在も大きい。
『頼もしい想い人』がそばに居てくれるからこそ!
ふたりは『こわもてのおじさん』にも臆せず、そして丁寧にはっきりと物言いする事が出来たのだ。
そして……
『トレジャーハントゲーム』の勝敗は決した。
「よっし! 勝ったぁ!」
「う~ん、悔しいです……次回は絶対にリベンジ致しますわっ!」
結局……
露店をトータル5軒回り、エステルが購入した魔道具がクラウディアの購入した魔道具に僅差で勝った。
しかし……
エステルとクラウディアが初対面の際、かもしだした険悪な雰囲気は皆無である。
ギスギスするどころか、「お姉様」「妹」と呼び合い、ふたりは固い姉妹の契りを交わしている。
その理由とは実は……
女店主のコメントにあった。
「うふふ、それにしては、ぴったり息が合ってる。まるで一緒に生まれ育った姉妹みたいだね」
「我がティーグル王国は一夫多妻制を認めてますよね」
「この人と一緒に結婚しても、3人で仲良く暮らせると、私は思いますよっ!」
「うん! 間違いない! 私が保証しますよっ!」
エステルとクラウディアが、互いにとても気が合うと実感しているのは勿論、
最後に示した『落としどころ』に、「ピンと来た!」からだという事をシモンはまだ知らない。
この『トレジャーハントゲーム』を通じ……
シモンとの『距離』を縮めたのは勿論だが、エステルとクラウディアに確固たる、
『心の絆』が生まれたのは間違いない。
さてさて!
楽しい時間は過ぎるのも早い。
あっという間に、午後4時少し前。
午後5時にはクラウディアの護衛役、騎士アンヌがシモン宅へ迎えに来る。
だから、そろそろ戻らねばならない。
「時間だな。よし、戻ろう」
「「はいっ!」」
ここで、エステルが言う。
「クラウディア」
「はい、エステルお姉様」
「敵はいつ襲って来るか分かりません。最後まで気を抜いてはいけませんよ」
「はい! 心得ております! という事は……シモン様へ密着! ですねっ!」
エステルとクラウディアは笑顔で頷き合い、改めてシモンと腕を組み、
「ぴったり」とくっついたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
帰りは遠回りなどしない。
中央広場から、シモン宅へは徒歩で10分くらいしかかからない。
まだまだ時間は午後4時10分にもなっていない。
でも、まさか5時まで、外で待つわけにもいかない。
という事で、3人はシモンの自宅内へ……
シモンが女子を自宅に招き入れるなど当然生まれて初めてなのだが……
エステルとクラウディアも、男子のひとり暮らし宅へ入るのも人生初めてである。
さすがにシモンは掃除を徹底してある。
恋愛マニュアル本に、女子は不潔さ乱雑さを嫌うとはっきり記載されていたからだ。
その恋愛マニュアル本も、絶対目につかないよう、収納の腕輪に隠してあった。
物珍しさもあり、シモンの自宅はエステルとクラウディアに、入念にチェックされる。
ふたりが盛り上がった場所。
それは意外にも厨房であった。
「エステルお姉様。私、料理の腕をぐんと上げましたわ」
「ああ、そういえばクラウディアは、公爵家専属の料理長にご指導を受けているとか、言ってたわね」
「はい、お姉様、受けておりますわ! それで、わたくし、次の勝負を考えましたの」
「え? 次の勝負?」
「はいっ! ズバリお料理勝負ですわ。シモン様のご自宅のこの厨房で、お姉様と料理の腕を競うのです」
クラウディアからの勝負提案。
だがエステルには、いつもの凛とした雰囲気がない。
「う! わ、私、料理は得意では……」
「あら? お姉様は戦わずして、お逃げになると?」
ニヤリと笑ったクラウディアの挑発ともいえる言葉。
しかし彼女の言う通り、確かに逃げるわけにはいかない。
恋とは戦い……なのだから。
「わ、分かったわ、クラウディア。正々堂々と勝負しましょう」
「うふ! 決まりですね。今回は私が不覚を取りましたが、次回は必ず雪辱致しますわ」
「え、ええ! 今回同様にクラウディア、貴女を返り討ちにしてあげるわ」
「うふふ、つきましては、普段お姉様が、秘書のお仕事でお忙しいのは承知の上でお誘い致します」
「え? お誘いって?」
「はい! 正々堂々と勝負する為に、お姉様にも私とともに当家料理長の指導を受けて頂きますわ」
「え?」
「東方に……敵に塩を送る、という言葉があります。敵が塩の不足に苦しんでいるのを知り、塩を送らせた故事から来る言葉です」
「ええ、聞いた事があるわ」
「つまり、敵の弱みにつけこまず、逆にその苦境から救う事。そして正々堂々と戦う。……私、お姉様からその心を学びましたの」
「クラウディア……」
「私、エステルお姉様ともっと仲良くなりたい。そして同じ条件で正々堂々と戦いたいたいのです!」
きっぱりと言い放ったクラウディア。
彼女は記憶をたぐる。
……3人でデートしようというエステルの誘いを聞き……
最初は不可解な気持ちとなった。
しかし……
よくよく考えたら……
エステルの思いやりだと悟った。
ふたりきりのデートにわざわざ自分を呼ぶメリットなどない。
普段シモンと会えないクラウディアの寂しさを、エステルはおもんばってくれたのだと。
今日じっくりと話し、意気投合。
共に戦った事で……
改めてエステルの誠実さと優しさを知り、『妹』として惚れ込んでしまったのである。
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