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第121話「オロバスの気持ち」
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「私にとって、特に興味深い遺跡が地上にひとつある」
オロバスはそう言うと、コホンと咳払いをした。
「この地図をご覧になって頂きたい」
「ああっ、凄い!」
俺の傍らで見ていたジュリアが、可愛い声をあげた。
ジュリアが驚くのも当然だ。
前世で精密な地図を見た俺も凄いと思うもの。
オロバスが示したのは、高い空から俯瞰《ふかん》したように、ひとつの大陸らしい陸地が描かれた大きな地図。
良く見ると海岸線や山脈も精密に書き込まれており、例の悪魔語により地名らしい名前と、独特の形をした様々な記号が記載されていたからだ。
ジュリアの反応を見たオロバスは満足気である。
「ほほう、貴女はこの地図の凄さが分かるようですな。私の配下の小悪魔達を総動員して製作した地表の地図ですよ――自慢の品です」
「ほ、欲しい! 譲っていただけませんか? お金なら払います」
オロバスの説明に益々、身を乗り出して頼み込むジュリア。
商人として、この地図は有用だと即座に判断しての行動だろう。
ジュリアの熱心さに対して、オロバスは笑顔で応えた。
「ははは、話が終わった後に無償で差し上げましょう! あなた方は私達悪魔の為に働いてくださるという……この地図は国の公費で製作したものですし、少しでもお役に立てれば嬉しいというもの!」
「ありがとうございます!」
オロバスにお礼を言ったジュリアは、嬉しそうに俺の方へ振り向いた。
「トール、あたしね。アモンに悪魔語を習ってほぼ1日で覚えちゃった! この地図もばっちり読めるよ! さっきは言うのを遠慮してたけど、どんどん聞いてね!」
ええっ、悪魔語を?
じゃあ、手紙の内容は勿論、書物もどんと来い! って事か。
竜神族の力が完全覚醒したジュリア。
まさに恐るべしである。
ジュリアの能力には、さすがのオロバスも驚いたようだ。
「ほう! どうやら貴女は素晴らしい才能がありそうですなぁ! どうでしょう? この仕事が終わったらぜひ当大学へ入学して頂きたいのですが……」
ジュリアの言葉を聞いて慌てたのが、イザベラとソフィアである。
負けず嫌いの彼女達が対抗心を燃やしたのは当然だ。
「私も役に立つよ、トール!」
「妾もじゃあ!」
「まあまあ、ふたりとも。オロバスさん、宜しければ話を続けて下さい」
拳を握り締めて叫ぶ両名を抑えて、俺はオロバスに話を続けるように促した。
「ははは、これは失礼。才能ある若人を見るとつい……では話を続けましょう」
オロバスは頷くと、にっこり微笑んだ。
「この地図の上、すなわち北の部分を見て下さい。北の大国ロドニアとアールヴの国の境に古いガルドルドの遺跡があるのです。双方の国からは呪われた遺跡、失われた地と呼ばれる場所です」
「失われた地……」
俺はオロバスが言った遺跡の名を口の中で繰り返すと、ソフィアを見た。
しかしソフィアは首を横に振った。
どうやら心当たりが無いようである。
俺はもう少し情報が欲しいと考え、オロバスに問い質した。
「その地の遺跡……どのような謂《いわ》れがあるのですか?」
俺の問いにオロバスはすかさず答えた。
「はい、先の冥界大戦末期、敗戦を悟った古のガルドルド魔法帝国の魔法工学師達が身の安全を考えて避難した地であるとか……彼等は結局終戦後も遺跡から出て来ておりません」
ふうん……
それってずっと『引き篭もり』って事か。
何か、とても親近感を感じるなぁ。
「おお、それなら知っておる!」
ここで声をあげたのはソフィアである。
「確かその地は違う名じゃ! 妾の記憶では創造の地と呼ばれていた筈じゃ!」
「創造の地……か。逃げ込んだ時はまだ勝利への希望を捨てていなかったのだろうなぁ」
俺がしみじみ言うと、ソフィアは黙って俺を見つめていた。
一方、オロバスは嬉しそうに微笑んでいる。
ソフィアの話が自分の研究にはプラスになるのだろう。
「おお、それは新たな情報ですな。ありがたい!」
しかし俺には疑問があった。
普通、そのような遺跡に対して考古学者は調査隊や発掘隊を差し向けるのでは?
そんな俺の表情を読んだのであろう。
オロバスは、少し暗い表情に変わった。
「トール殿、その地は呪われた遺跡と呼ばれているのは先に話した通りなのです。謂れから絶対に遺跡内に宝物があると見込まれて……人間、アールヴという様々な探索者が遺跡内に侵入しました。勿論、我がディアボルス悪魔大学の調査発掘チームもです」
それって……もしかして……
「入った者、誰もが戻って来る事はなかったのです……」
やっぱりか!
多分、その遺跡の中は以前俺がソフィアと出会ったコーンウォールの遺跡のようにとんでもない『防御システム』が完備されているのだろう。
もしもあんな鋼鉄の巨人みたいな奴が待ち伏せていて、下手に踏み込んだらまともには帰れまい。
「私もぜひ行きたいとアルフレードル様に何度も申し入れしましたが、却下されました」
そりゃ無理もない。
万が一オロバスに何かあったら、大学どころか、この国の損失だとアルフレードルは考えるのは当たり前。
しかし、俺達にはソフィアが居る。
多分、彼女が同行すればその怖ろしい遺跡にも対応が出来る筈だ。
俺はソフィアを見ると彼女も分かっているというように、俺を見て頷いた。
「オロバスさん、残念ながら遺跡に入った方はほぼ絶望といって良いでしょう。後、申し訳ないが……お持ちの情報を頂けますか? 全てをね……」
この言葉を聞いて、俺達がガルドルド魔法帝国の遺跡、『失われた地』へ行く事を、オロバスは確信したようだ。
立ち上がると、書棚から書類の束を持ち、黙って俺に渡したのである。
多分、厳秘扱いのものも混ざっているに違いない。
当然、書類は悪魔語で書かれており、俺には読む事が出来ないが、イザベラとジュリアにじっくりと読んで貰う。
俺とソフィアには別の仕事がある筈だ。
「他にガルドルドの情報は?」
「…………」
オロバスは俺をじっと見つめた。
俺には、彼の気持が痛いほど分かる。
可愛がった弟子が遺跡で多数行方不明になっており、もう絶望という事が確実だと改めて知ったのだから。
彼等の意志を継いでやはり自分が直接、遺跡に挑みたいに違いない。
だけど……彼が俺達に同行しても多分、足手纏いになる……
俺は目を閉じて、無言で首を横に振ったのであった。
オロバスはそう言うと、コホンと咳払いをした。
「この地図をご覧になって頂きたい」
「ああっ、凄い!」
俺の傍らで見ていたジュリアが、可愛い声をあげた。
ジュリアが驚くのも当然だ。
前世で精密な地図を見た俺も凄いと思うもの。
オロバスが示したのは、高い空から俯瞰《ふかん》したように、ひとつの大陸らしい陸地が描かれた大きな地図。
良く見ると海岸線や山脈も精密に書き込まれており、例の悪魔語により地名らしい名前と、独特の形をした様々な記号が記載されていたからだ。
ジュリアの反応を見たオロバスは満足気である。
「ほほう、貴女はこの地図の凄さが分かるようですな。私の配下の小悪魔達を総動員して製作した地表の地図ですよ――自慢の品です」
「ほ、欲しい! 譲っていただけませんか? お金なら払います」
オロバスの説明に益々、身を乗り出して頼み込むジュリア。
商人として、この地図は有用だと即座に判断しての行動だろう。
ジュリアの熱心さに対して、オロバスは笑顔で応えた。
「ははは、話が終わった後に無償で差し上げましょう! あなた方は私達悪魔の為に働いてくださるという……この地図は国の公費で製作したものですし、少しでもお役に立てれば嬉しいというもの!」
「ありがとうございます!」
オロバスにお礼を言ったジュリアは、嬉しそうに俺の方へ振り向いた。
「トール、あたしね。アモンに悪魔語を習ってほぼ1日で覚えちゃった! この地図もばっちり読めるよ! さっきは言うのを遠慮してたけど、どんどん聞いてね!」
ええっ、悪魔語を?
じゃあ、手紙の内容は勿論、書物もどんと来い! って事か。
竜神族の力が完全覚醒したジュリア。
まさに恐るべしである。
ジュリアの能力には、さすがのオロバスも驚いたようだ。
「ほう! どうやら貴女は素晴らしい才能がありそうですなぁ! どうでしょう? この仕事が終わったらぜひ当大学へ入学して頂きたいのですが……」
ジュリアの言葉を聞いて慌てたのが、イザベラとソフィアである。
負けず嫌いの彼女達が対抗心を燃やしたのは当然だ。
「私も役に立つよ、トール!」
「妾もじゃあ!」
「まあまあ、ふたりとも。オロバスさん、宜しければ話を続けて下さい」
拳を握り締めて叫ぶ両名を抑えて、俺はオロバスに話を続けるように促した。
「ははは、これは失礼。才能ある若人を見るとつい……では話を続けましょう」
オロバスは頷くと、にっこり微笑んだ。
「この地図の上、すなわち北の部分を見て下さい。北の大国ロドニアとアールヴの国の境に古いガルドルドの遺跡があるのです。双方の国からは呪われた遺跡、失われた地と呼ばれる場所です」
「失われた地……」
俺はオロバスが言った遺跡の名を口の中で繰り返すと、ソフィアを見た。
しかしソフィアは首を横に振った。
どうやら心当たりが無いようである。
俺はもう少し情報が欲しいと考え、オロバスに問い質した。
「その地の遺跡……どのような謂《いわ》れがあるのですか?」
俺の問いにオロバスはすかさず答えた。
「はい、先の冥界大戦末期、敗戦を悟った古のガルドルド魔法帝国の魔法工学師達が身の安全を考えて避難した地であるとか……彼等は結局終戦後も遺跡から出て来ておりません」
ふうん……
それってずっと『引き篭もり』って事か。
何か、とても親近感を感じるなぁ。
「おお、それなら知っておる!」
ここで声をあげたのはソフィアである。
「確かその地は違う名じゃ! 妾の記憶では創造の地と呼ばれていた筈じゃ!」
「創造の地……か。逃げ込んだ時はまだ勝利への希望を捨てていなかったのだろうなぁ」
俺がしみじみ言うと、ソフィアは黙って俺を見つめていた。
一方、オロバスは嬉しそうに微笑んでいる。
ソフィアの話が自分の研究にはプラスになるのだろう。
「おお、それは新たな情報ですな。ありがたい!」
しかし俺には疑問があった。
普通、そのような遺跡に対して考古学者は調査隊や発掘隊を差し向けるのでは?
そんな俺の表情を読んだのであろう。
オロバスは、少し暗い表情に変わった。
「トール殿、その地は呪われた遺跡と呼ばれているのは先に話した通りなのです。謂れから絶対に遺跡内に宝物があると見込まれて……人間、アールヴという様々な探索者が遺跡内に侵入しました。勿論、我がディアボルス悪魔大学の調査発掘チームもです」
それって……もしかして……
「入った者、誰もが戻って来る事はなかったのです……」
やっぱりか!
多分、その遺跡の中は以前俺がソフィアと出会ったコーンウォールの遺跡のようにとんでもない『防御システム』が完備されているのだろう。
もしもあんな鋼鉄の巨人みたいな奴が待ち伏せていて、下手に踏み込んだらまともには帰れまい。
「私もぜひ行きたいとアルフレードル様に何度も申し入れしましたが、却下されました」
そりゃ無理もない。
万が一オロバスに何かあったら、大学どころか、この国の損失だとアルフレードルは考えるのは当たり前。
しかし、俺達にはソフィアが居る。
多分、彼女が同行すればその怖ろしい遺跡にも対応が出来る筈だ。
俺はソフィアを見ると彼女も分かっているというように、俺を見て頷いた。
「オロバスさん、残念ながら遺跡に入った方はほぼ絶望といって良いでしょう。後、申し訳ないが……お持ちの情報を頂けますか? 全てをね……」
この言葉を聞いて、俺達がガルドルド魔法帝国の遺跡、『失われた地』へ行く事を、オロバスは確信したようだ。
立ち上がると、書棚から書類の束を持ち、黙って俺に渡したのである。
多分、厳秘扱いのものも混ざっているに違いない。
当然、書類は悪魔語で書かれており、俺には読む事が出来ないが、イザベラとジュリアにじっくりと読んで貰う。
俺とソフィアには別の仕事がある筈だ。
「他にガルドルドの情報は?」
「…………」
オロバスは俺をじっと見つめた。
俺には、彼の気持が痛いほど分かる。
可愛がった弟子が遺跡で多数行方不明になっており、もう絶望という事が確実だと改めて知ったのだから。
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