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第78話「うお! 俺、大絶賛されてる! 素直に嬉しいぞ!」
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少し前から言われていたのだが……
シャルロットさん、フェルナンさんは、料理を覚えたいとの希望が出ていた。
なので、ふたりへ簡単な料理のレシピをそれぞれ教え、
早速チャレンジして貰う事にした。
シャルロットさんはすぐ習得したが、フェルナンさんが四苦八苦したのはご愛敬。
調理中、こまめなフォローをし、最終的には全員で味見をし、
諸先輩方から突っ込まれないように努めた。
そんなこんなで、朝食の支度、そして朝食を摂るのも無事に終了。
すぐに研修――鍛錬に入る事に。
俺たち新人3人は、昨夜指示のあった各指導担当について貰う。
ローラン様が、シャルロットさんへ。
バスチアンさんは、そのままフェルナンさん。
そしてセレスさん、クリスさんは俺へ。
さあ!
いよいよクランの魔法使いメンバーから、直々に魔法を教授して貰う事に。
全員で、いつものように準備運動にストレッチ。
身体をほぐしてから、各グループごとに基礎訓練。
メニューはこれまたいつもの通り、10㎞持久走に、パルクール訓練。
今日見て改めて思うが、さすがだなと思ったのが、
セレスさん、クリスさんの身体能力の高さである。
一般的に、魔法使いは他のポジション役に比べ、体力がない、という認識がある。
でも、セレスさん、クリスさんは、魔法使いには課さないような、10㎞持久走に、パルクール訓練という、体力を要するハード訓練をメニューにしている。
以前俺が、シーニュの仮所属でいた際、
リーダーのミランダが、そんなきっつい訓練をするのを見た事がない。
しかし、セレスさん、クリスさんは軽々とこなした。
おお! すげ~! と思いつつ、基礎訓練は終了し、午後。
場所を移動し、お待ちかねの魔法訓練に。
ローラン様と訓練を行った森の中ではなく、
草原の中にいくつも岩が点在している原野という雰囲気の場所だ。
まずは、セレスさん、クリスさんから呼吸法の詳しい教授があった。
……ふたりによれば、腹式呼吸、胸式呼吸、片鼻呼吸、密息など、
様々な呼吸法があるという。
但し、問題なのは呼吸法の手法うんぬんではなく、
いかに精神を集中、安定させ、体内魔力を高めつつ、
魔法を発動し易くして行く事だとも。
ローラン様からも近い事を教わったが、更に専門的な説明だった。
成る程ねえ……面白そうだな。
時間の関係で、呼吸法の種々を、この場ですぐ試す事は出来ないが……
俺はしっかりとメモを取り、後で試してみる事にした。
結局、いつもの自己流の深呼吸で、す~は~、す~は~し、
精神を集中、安定させ、体内魔力を高めつつ、魔法を発動し易くしたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺の魔法発動の準備が整うと、
「うふふ♡ エルヴェ君、ローラン様と訓練して習得した攻撃魔法を全て、ひと通り撃ってくれるかな」
「おお、そうだな。ローラン様が絶賛した君の魔法発動を見てみたいものだ」
「分かりました」
期待に微笑むセレスさん、同じく期待でマジ顔のクリスさんから、
リクエストが出て、少し先に点在する岩を、標的に撃つよう言われた。
訓練場所が違うのと、疑似発動体として、こん棒を使わないだけで、
基本的にローラン様の訓練と同じシチュエーションだ。
念の為、俺が習得した魔法。
風属性は、風弾、小嵐、竜巻。
水属性は、水弾、濁流、凍結。
あまりフルパワーで放つと岩を完全に破壊し、魔力も使い過ぎてしまうので、
命中精度優先で、約20%くらいに抑えに抑えて撃つ。
威力こそほどほどだが、じっくりと狙ったので、
全ての魔法が岩のど真ん中へ命中した。
そんな俺の魔法発動を見て、セレスさん、クリスさんはびっくり。
少し前まで魔法のまの字も知らないずぶの素人だったのに、
無詠唱で、瞬時に発動出来るのが驚異的らしい。
「す、す、凄いわ!! エルヴェ君!! ローラン様のおっしゃる通り、無詠唱で神速発動!! しかも!! 複数属性魔法使用者! まさに天才ね!!」
「ああ!! セレスの言う通りだ!! エルヴェ君は修行なしで!! 魔法を、見て覚えるだけなんて!! さすがに僕も、びっくり仰天だよっ!!」
うお!
俺、大絶賛されてる!
素直に嬉しいぞ!
という事で、ここからはセレスさんが葬送魔法、そして何と回復魔法も、
教授してくれる事となった。
またクリスさんは、風属性の攻撃魔法大嵐、同じく防御魔法の風壁を、
実際に手本を見せて貰いながら、習得する事にもなった。
順番としては、前後するが、
俺はまず、セレスさんの回復魔法『手当』発動をじっくり観察。
30回の発動を見て、難なく習得。
最悪、回復役が居らずとも、少しずつ体力回復出来るから、
俺は戦う事が可能となった。
これは結構心強い。
次にクリスさんが、大嵐、風壁を30回発動し、これまた俺は速攻で習得。
よし!
ここまで、魔法習得は予想以上に順調だ。
更に敵を求め、石畳の持久走コースを、俺が盾役として先頭に立ち、3人で探索。
すると俺たち3人を襲おうと、ゴブリン、オークの群れが出現した。
奴らの群れ、トータル数十体を全てを、すかさず俺単独で、
魔法、剣技、格闘技を織り交ぜ、さくさくっと倒し、
残った奴らの死骸をセレスさんが、葬送魔法で全て塵にする。
それを手本として、じっくり観察した俺は、
未完成だった葬送魔法も完全に習得したのだ。
こうして……
葬送魔法習得後、再び出現したオークの群れを、
これまた俺は単独で魔法、剣技、格闘技を織り交ぜ、あっさりと全滅させ……
奴らの死骸を、全て塵としたのである。
シャルロットさん、フェルナンさんは、料理を覚えたいとの希望が出ていた。
なので、ふたりへ簡単な料理のレシピをそれぞれ教え、
早速チャレンジして貰う事にした。
シャルロットさんはすぐ習得したが、フェルナンさんが四苦八苦したのはご愛敬。
調理中、こまめなフォローをし、最終的には全員で味見をし、
諸先輩方から突っ込まれないように努めた。
そんなこんなで、朝食の支度、そして朝食を摂るのも無事に終了。
すぐに研修――鍛錬に入る事に。
俺たち新人3人は、昨夜指示のあった各指導担当について貰う。
ローラン様が、シャルロットさんへ。
バスチアンさんは、そのままフェルナンさん。
そしてセレスさん、クリスさんは俺へ。
さあ!
いよいよクランの魔法使いメンバーから、直々に魔法を教授して貰う事に。
全員で、いつものように準備運動にストレッチ。
身体をほぐしてから、各グループごとに基礎訓練。
メニューはこれまたいつもの通り、10㎞持久走に、パルクール訓練。
今日見て改めて思うが、さすがだなと思ったのが、
セレスさん、クリスさんの身体能力の高さである。
一般的に、魔法使いは他のポジション役に比べ、体力がない、という認識がある。
でも、セレスさん、クリスさんは、魔法使いには課さないような、10㎞持久走に、パルクール訓練という、体力を要するハード訓練をメニューにしている。
以前俺が、シーニュの仮所属でいた際、
リーダーのミランダが、そんなきっつい訓練をするのを見た事がない。
しかし、セレスさん、クリスさんは軽々とこなした。
おお! すげ~! と思いつつ、基礎訓練は終了し、午後。
場所を移動し、お待ちかねの魔法訓練に。
ローラン様と訓練を行った森の中ではなく、
草原の中にいくつも岩が点在している原野という雰囲気の場所だ。
まずは、セレスさん、クリスさんから呼吸法の詳しい教授があった。
……ふたりによれば、腹式呼吸、胸式呼吸、片鼻呼吸、密息など、
様々な呼吸法があるという。
但し、問題なのは呼吸法の手法うんぬんではなく、
いかに精神を集中、安定させ、体内魔力を高めつつ、
魔法を発動し易くして行く事だとも。
ローラン様からも近い事を教わったが、更に専門的な説明だった。
成る程ねえ……面白そうだな。
時間の関係で、呼吸法の種々を、この場ですぐ試す事は出来ないが……
俺はしっかりとメモを取り、後で試してみる事にした。
結局、いつもの自己流の深呼吸で、す~は~、す~は~し、
精神を集中、安定させ、体内魔力を高めつつ、魔法を発動し易くしたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺の魔法発動の準備が整うと、
「うふふ♡ エルヴェ君、ローラン様と訓練して習得した攻撃魔法を全て、ひと通り撃ってくれるかな」
「おお、そうだな。ローラン様が絶賛した君の魔法発動を見てみたいものだ」
「分かりました」
期待に微笑むセレスさん、同じく期待でマジ顔のクリスさんから、
リクエストが出て、少し先に点在する岩を、標的に撃つよう言われた。
訓練場所が違うのと、疑似発動体として、こん棒を使わないだけで、
基本的にローラン様の訓練と同じシチュエーションだ。
念の為、俺が習得した魔法。
風属性は、風弾、小嵐、竜巻。
水属性は、水弾、濁流、凍結。
あまりフルパワーで放つと岩を完全に破壊し、魔力も使い過ぎてしまうので、
命中精度優先で、約20%くらいに抑えに抑えて撃つ。
威力こそほどほどだが、じっくりと狙ったので、
全ての魔法が岩のど真ん中へ命中した。
そんな俺の魔法発動を見て、セレスさん、クリスさんはびっくり。
少し前まで魔法のまの字も知らないずぶの素人だったのに、
無詠唱で、瞬時に発動出来るのが驚異的らしい。
「す、す、凄いわ!! エルヴェ君!! ローラン様のおっしゃる通り、無詠唱で神速発動!! しかも!! 複数属性魔法使用者! まさに天才ね!!」
「ああ!! セレスの言う通りだ!! エルヴェ君は修行なしで!! 魔法を、見て覚えるだけなんて!! さすがに僕も、びっくり仰天だよっ!!」
うお!
俺、大絶賛されてる!
素直に嬉しいぞ!
という事で、ここからはセレスさんが葬送魔法、そして何と回復魔法も、
教授してくれる事となった。
またクリスさんは、風属性の攻撃魔法大嵐、同じく防御魔法の風壁を、
実際に手本を見せて貰いながら、習得する事にもなった。
順番としては、前後するが、
俺はまず、セレスさんの回復魔法『手当』発動をじっくり観察。
30回の発動を見て、難なく習得。
最悪、回復役が居らずとも、少しずつ体力回復出来るから、
俺は戦う事が可能となった。
これは結構心強い。
次にクリスさんが、大嵐、風壁を30回発動し、これまた俺は速攻で習得。
よし!
ここまで、魔法習得は予想以上に順調だ。
更に敵を求め、石畳の持久走コースを、俺が盾役として先頭に立ち、3人で探索。
すると俺たち3人を襲おうと、ゴブリン、オークの群れが出現した。
奴らの群れ、トータル数十体を全てを、すかさず俺単独で、
魔法、剣技、格闘技を織り交ぜ、さくさくっと倒し、
残った奴らの死骸をセレスさんが、葬送魔法で全て塵にする。
それを手本として、じっくり観察した俺は、
未完成だった葬送魔法も完全に習得したのだ。
こうして……
葬送魔法習得後、再び出現したオークの群れを、
これまた俺は単独で魔法、剣技、格闘技を織り交ぜ、あっさりと全滅させ……
奴らの死骸を、全て塵としたのである。
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