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第8話「リベンジ!鋼鉄の処女団結成!」
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ディーノ・ジェラルディがジェトレ村で、何人もの慈愛に包まれていた頃……
所変わって、ここはルサージュ辺境伯が治めるフォルスの城館。
ルサージュ辺境伯のひとり娘ステファニーは、副従士長ロクサーヌ・バルトと私室で密談していた。
ロクサーヌには「絶対父へ知られないように!」と、固く念押しをして。
現在ロクサーヌ・バルトは28歳。
肩書はルサージュ辺境伯家副従士長。
元冒険者ギルド所属ランクAの戦士。
ポジションは防御力抜群の盾役《タンク》
ふたつ名は『荒れ狂う猛獣』
身長2m。
体重は……内緒だが、100㎏を超えていた。
そう……ロクサーヌは元々、王都ガニアンを本拠にする指折りの上級ランカーであった。
しかしルサージュ騎士爵が昇格し、フォルスの領主となった際、
ステファニーが父に口入れして、高給で引き抜いたのである。
ロクサーヌが気ままで結構な稼ぎの冒険者稼業をやめ、貴族に仕える事を決めたのは、高給や騎士となる名誉に魅かれただけではない。
王都で生まれ育ったロクサーヌであったが……
実は今は亡き両親がフォルス出身であった事。
そして、ステファニーが直接ロクサーヌの家に出向き熱心に口説いてくれた事も大きかった。
心の恋人? ディーノがルサージュ家を去り、「ざまぁ」の手紙まで置いて行った日……
ステファニーは父を詰問して全てを白状させた後、
悲しくて辛くて寂しくて……そしてとても悔しくて大泣きした。
否、大泣きというレベルを遥かに超えていた。
号泣し、泣き叫び、慟哭したのである。
1日たっぷり泣いてクールダウンしたステファニーは、さっぱりした顔で、
すぐにロクサーヌを呼び寄せた。
そして全ての事情を伝えた後、1日対応する時間を置き、改めてロクサーヌを私室へ呼び寄せたのである。
「さて……事情は理解し、対応しているわね、ロクサーヌ」
「はい! お嬢様」
「で、私の計画ってどう?」
「とても面白いと思いますよ」
「面白い?」
ステファニーは口答えを一切許さない。
それは腹心のロクサーヌにも同様である。
スタイル抜群な金髪碧眼の美少女ながら……
グーパン一発でオークを殴殺し、「今度はオーガをぶちのめす!」と豪語する強靭な主君に、ロクサーヌは一目も二目も置いていた。
「い、いえ! 撤回します! 改めて申し上げますっ! とても素晴らしい非の打ち所がない、完璧な計画だと思います!」
「宜しい! で、段取りは?」
「はい! 王都在住の昔の部下には、魔法鳩便で緊急連絡を入れました。王都へ向かったディーノ・ジェラルディの足取りを掴むとともに、お嬢様の様々な要望も伝わるかと思います」
「では! 部下とやらから、ディーノ追跡と手配完了の報告が来るまで、若干の時間があるわね。私はもっともっと強くなる為、剣技と格闘技の修業を徹底的にするわ。ロクサーヌ、付き合って頂戴」
「かしこまりました! で、場所は?」
「西の森が良いわ。この前、私がオークを殴り殺した場所よ。今日もきっと良い獲物が居るわ。今、超むかついてるから10匹くらいぶっ殺したいの。オークよりも格上のオーガが出たら最高ね!」
「かしこまりました。私だってオーガを5匹くらい粉々に殴殺したい気分ですよ。お嬢様を無視して逃げたディーノの奴にむかつきますから」
「ふふふ、ロクサーヌ、私達やっぱり気が合うわね」
「御意!」
打合せは終わり、話はまとまったようである。
ステファニー、ロクサーヌ……
ふたりの猛女は、顔を見合わせると冷たく笑ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
密談から1週間後……
ステファニーの私室前に、ロクサーヌがその巨躯を現していた。
大きな拳で無造作にノックする。
重く鈍い音が樫の扉に響いた。
どうやら主は在室しているようだ。
「そのノックはロクサーヌね。開いているわ、お入りなさい」
「はい、お嬢様! ロクサーヌ・バルト、入ります!」
扉を開けたロクサーヌは深々とお辞儀した後、顔を上げ二ッと笑った。
これだけでステファニーにはピンと来たようである。
「うふふ、その様子だと段取りは組めたみたいね」
「はい! 首尾は上々です。ディーノが王都へ到着したら、敢えて手を出さず、お嬢様が到着されるまで監視する事を命じました」
「宜しい! ディーノには私が直接お仕置きをするからね。手出しは厳禁よ」
「かしこまりました。改めて厳命しておきます。それとお嬢様がお住まいになるお洒落なお屋敷も手配済みです」
「ふむ、さすがロクサーヌ。万全ね」
「はい! 部下達もお嬢様が王都へいらっしゃる事を少しでも早くと心待ちにしておりますよ」
「よっし! では早速旅立ちの準備よ! 良い? パパには私から言うわ。嫌とは言わせない! ロクサーヌの立場も考えて、私が強引に貴女を連れて行くって話にしておくわね、OK?」
相変わらず……強烈な速射砲の如きステファニーの物言いである。
しかし、ステファニーに絶対の忠誠を誓うロクサーヌには全然苦にならない。
むしろ、主に似て来ている……
「OKです。助かります。出張扱いですね?」
「そうよ! 暫しの間、王都ガニアンを楽しみましょう」
「はい! お嬢様!」
「うふふ、そして、いよいよ鋼鉄の処女団再結成ね」
「です! ですっ! 楽しみですっ!」
ステファニーが言う鋼鉄の処女団とは……
ロクサーヌが現役冒険者だった頃、組んでいた女性メンバーのみで構成された冒険者クラン名である。
ふたりが密談して立てた計画とは……
名付けて、鋼鉄の処女団再結成作戦。
新たなリーダーにステファニーが就任し、王都でも有力クランと謳《うた》われた鋼鉄の処女団を改めて立ち上げるのだ。
もう少し詳しく説明すれば……
ディーノが王都で冒険者になるのを見越して、ステファニーも対抗、
忠実なロクサーヌ達と強力なクランを組む。
結果、冒険者としてディーノより遥かに上を行き、思いっきり「ざまぁ」をする。
それにより「ざまぁ」されて失ったプライドを完全に回復させる。
更に……
無断で家出した罰として土下座させ、ステファニーの靴を舐めさせ、憂さを晴らすという、ディーノにとって非道というか、とんでもなく『はた迷惑』なものであった。
その上でディーノを王都から無理やり連れ帰り……
エモシオンで強引に結婚式を挙げるという、これまた超非道な荒業の計画なのだ。
秘密の計画が準備万端となって、ステファニーは高らかに笑う。
「あははははは! 待ってなさい、ディーノ・ジェラルディ! 約束は絶対に守って貰うわよ。私を一生守るって約束してくれたでしょ? あれは嘘なの?」
嘘なの?
というのは、もし自分がディーノに妻になったらと誓うのかと、
ステファニーが猛然と迫った仮定の話。
……実際、ディーノが体罰を逃れる為、その場限りの嘘なのだが。
そんな事はステファニーに関係ない。
約束をした事が最重要なのだ。
更にステファニーは吠える! 憤る!
「ちきしょうぉ! ざまあしやがってえ、ディーノめえ! 地獄の果てまで追いかけて、絶対に捕まえてやるう! 捕まえたらグーパン百発喰らわせ、ぎったんぎったんにして、このフォルスへ連れ戻してやる! 身も心も支配してやるからあ!」
憎しみの言葉を吐きまくり、満足したのかステファニーは一転、笑顔になる。
乙女チックな夢を呟く。
「でもでも! その後には、想い人の私と最高の結婚式をあげようね! ふたりで白馬に乗って祝福して貰うの。だって! ディーノは私の白馬の王子様だもん、そして一生一緒に! いえ、死んだ後だってゾンビにしてず~っと一緒よ! うふふっ!」
なんという……歪んだ愛情であろうか……
ディーノに対する深い愛と激しい憎悪に満ちたステファニーは……
獲物を追う狼のような目をして笑ったのであった。
所変わって、ここはルサージュ辺境伯が治めるフォルスの城館。
ルサージュ辺境伯のひとり娘ステファニーは、副従士長ロクサーヌ・バルトと私室で密談していた。
ロクサーヌには「絶対父へ知られないように!」と、固く念押しをして。
現在ロクサーヌ・バルトは28歳。
肩書はルサージュ辺境伯家副従士長。
元冒険者ギルド所属ランクAの戦士。
ポジションは防御力抜群の盾役《タンク》
ふたつ名は『荒れ狂う猛獣』
身長2m。
体重は……内緒だが、100㎏を超えていた。
そう……ロクサーヌは元々、王都ガニアンを本拠にする指折りの上級ランカーであった。
しかしルサージュ騎士爵が昇格し、フォルスの領主となった際、
ステファニーが父に口入れして、高給で引き抜いたのである。
ロクサーヌが気ままで結構な稼ぎの冒険者稼業をやめ、貴族に仕える事を決めたのは、高給や騎士となる名誉に魅かれただけではない。
王都で生まれ育ったロクサーヌであったが……
実は今は亡き両親がフォルス出身であった事。
そして、ステファニーが直接ロクサーヌの家に出向き熱心に口説いてくれた事も大きかった。
心の恋人? ディーノがルサージュ家を去り、「ざまぁ」の手紙まで置いて行った日……
ステファニーは父を詰問して全てを白状させた後、
悲しくて辛くて寂しくて……そしてとても悔しくて大泣きした。
否、大泣きというレベルを遥かに超えていた。
号泣し、泣き叫び、慟哭したのである。
1日たっぷり泣いてクールダウンしたステファニーは、さっぱりした顔で、
すぐにロクサーヌを呼び寄せた。
そして全ての事情を伝えた後、1日対応する時間を置き、改めてロクサーヌを私室へ呼び寄せたのである。
「さて……事情は理解し、対応しているわね、ロクサーヌ」
「はい! お嬢様」
「で、私の計画ってどう?」
「とても面白いと思いますよ」
「面白い?」
ステファニーは口答えを一切許さない。
それは腹心のロクサーヌにも同様である。
スタイル抜群な金髪碧眼の美少女ながら……
グーパン一発でオークを殴殺し、「今度はオーガをぶちのめす!」と豪語する強靭な主君に、ロクサーヌは一目も二目も置いていた。
「い、いえ! 撤回します! 改めて申し上げますっ! とても素晴らしい非の打ち所がない、完璧な計画だと思います!」
「宜しい! で、段取りは?」
「はい! 王都在住の昔の部下には、魔法鳩便で緊急連絡を入れました。王都へ向かったディーノ・ジェラルディの足取りを掴むとともに、お嬢様の様々な要望も伝わるかと思います」
「では! 部下とやらから、ディーノ追跡と手配完了の報告が来るまで、若干の時間があるわね。私はもっともっと強くなる為、剣技と格闘技の修業を徹底的にするわ。ロクサーヌ、付き合って頂戴」
「かしこまりました! で、場所は?」
「西の森が良いわ。この前、私がオークを殴り殺した場所よ。今日もきっと良い獲物が居るわ。今、超むかついてるから10匹くらいぶっ殺したいの。オークよりも格上のオーガが出たら最高ね!」
「かしこまりました。私だってオーガを5匹くらい粉々に殴殺したい気分ですよ。お嬢様を無視して逃げたディーノの奴にむかつきますから」
「ふふふ、ロクサーヌ、私達やっぱり気が合うわね」
「御意!」
打合せは終わり、話はまとまったようである。
ステファニー、ロクサーヌ……
ふたりの猛女は、顔を見合わせると冷たく笑ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
密談から1週間後……
ステファニーの私室前に、ロクサーヌがその巨躯を現していた。
大きな拳で無造作にノックする。
重く鈍い音が樫の扉に響いた。
どうやら主は在室しているようだ。
「そのノックはロクサーヌね。開いているわ、お入りなさい」
「はい、お嬢様! ロクサーヌ・バルト、入ります!」
扉を開けたロクサーヌは深々とお辞儀した後、顔を上げ二ッと笑った。
これだけでステファニーにはピンと来たようである。
「うふふ、その様子だと段取りは組めたみたいね」
「はい! 首尾は上々です。ディーノが王都へ到着したら、敢えて手を出さず、お嬢様が到着されるまで監視する事を命じました」
「宜しい! ディーノには私が直接お仕置きをするからね。手出しは厳禁よ」
「かしこまりました。改めて厳命しておきます。それとお嬢様がお住まいになるお洒落なお屋敷も手配済みです」
「ふむ、さすがロクサーヌ。万全ね」
「はい! 部下達もお嬢様が王都へいらっしゃる事を少しでも早くと心待ちにしておりますよ」
「よっし! では早速旅立ちの準備よ! 良い? パパには私から言うわ。嫌とは言わせない! ロクサーヌの立場も考えて、私が強引に貴女を連れて行くって話にしておくわね、OK?」
相変わらず……強烈な速射砲の如きステファニーの物言いである。
しかし、ステファニーに絶対の忠誠を誓うロクサーヌには全然苦にならない。
むしろ、主に似て来ている……
「OKです。助かります。出張扱いですね?」
「そうよ! 暫しの間、王都ガニアンを楽しみましょう」
「はい! お嬢様!」
「うふふ、そして、いよいよ鋼鉄の処女団再結成ね」
「です! ですっ! 楽しみですっ!」
ステファニーが言う鋼鉄の処女団とは……
ロクサーヌが現役冒険者だった頃、組んでいた女性メンバーのみで構成された冒険者クラン名である。
ふたりが密談して立てた計画とは……
名付けて、鋼鉄の処女団再結成作戦。
新たなリーダーにステファニーが就任し、王都でも有力クランと謳《うた》われた鋼鉄の処女団を改めて立ち上げるのだ。
もう少し詳しく説明すれば……
ディーノが王都で冒険者になるのを見越して、ステファニーも対抗、
忠実なロクサーヌ達と強力なクランを組む。
結果、冒険者としてディーノより遥かに上を行き、思いっきり「ざまぁ」をする。
それにより「ざまぁ」されて失ったプライドを完全に回復させる。
更に……
無断で家出した罰として土下座させ、ステファニーの靴を舐めさせ、憂さを晴らすという、ディーノにとって非道というか、とんでもなく『はた迷惑』なものであった。
その上でディーノを王都から無理やり連れ帰り……
エモシオンで強引に結婚式を挙げるという、これまた超非道な荒業の計画なのだ。
秘密の計画が準備万端となって、ステファニーは高らかに笑う。
「あははははは! 待ってなさい、ディーノ・ジェラルディ! 約束は絶対に守って貰うわよ。私を一生守るって約束してくれたでしょ? あれは嘘なの?」
嘘なの?
というのは、もし自分がディーノに妻になったらと誓うのかと、
ステファニーが猛然と迫った仮定の話。
……実際、ディーノが体罰を逃れる為、その場限りの嘘なのだが。
そんな事はステファニーに関係ない。
約束をした事が最重要なのだ。
更にステファニーは吠える! 憤る!
「ちきしょうぉ! ざまあしやがってえ、ディーノめえ! 地獄の果てまで追いかけて、絶対に捕まえてやるう! 捕まえたらグーパン百発喰らわせ、ぎったんぎったんにして、このフォルスへ連れ戻してやる! 身も心も支配してやるからあ!」
憎しみの言葉を吐きまくり、満足したのかステファニーは一転、笑顔になる。
乙女チックな夢を呟く。
「でもでも! その後には、想い人の私と最高の結婚式をあげようね! ふたりで白馬に乗って祝福して貰うの。だって! ディーノは私の白馬の王子様だもん、そして一生一緒に! いえ、死んだ後だってゾンビにしてず~っと一緒よ! うふふっ!」
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獲物を追う狼のような目をして笑ったのであった。
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