11 / 145
第11話「召喚訓練③」
しおりを挟む
『ケルベロス、ルイ・サレオンの指輪とは何だ? 正直に答えよ!』
ディーノがまっすぐに見据えて命ずると、観念したのか……
ケルベロスは仕方なくという感じで話し始めた。
無論、心と心の会話、念話である。
『わ、分かった! もうお前には逆らえない』
『よし! 話せ!』
『……お前が装着したルイ・サレオンの指輪とは……創世神へ仕える天使の長が古の魔法王ルイ・サレオンへ与えたものだ』
『ええっと……ルイ……サレオンって誰だ? 知らないな』
魔法には全くの素人であるディーノは、ルイ・サレオンの名を知らなかった。
補足しよう。
……ルイ・サレオンは古代に生きたという伝説の王であり、創世神にも最も近いと謳われた人間であり、史上最強の魔法使いと称えられる伝説の人物だ。
ルイは全ての属性魔法を使いこなすどころか、禁呪さえも使いこなした。
更には自由に空を飛び、転移魔法で世界のあらゆる場所へ瞬時に現れたという。
また数多の精霊、悪魔をも従え、使役したと伝えられている。
この世界で魔法を学ぶ者なら……
まずは開く、基本的な魔導書の著者としてもその名を誰にでも知られていたのだ。
『お、愚か者! お前は自分の師匠から習わなかったのか? 魔法を学ぶ者なら知っていて当たり前の人物なのだぞ!』
『ご、ごめん! 後で必ず勉強するから、許してくれ。先に指輪に関して教えてくれないか?』
ケルベロスに一喝され、ディーノは恥ずかしくなり頭を掻いた。
そして、ふと思った。
ロランは遥か古代の人間。
生きていた時代は全く違うのだが……
もし生前のロランとこの世界のどこかで巡り会っていたら、
『仲の良い師匠と弟子』という素敵な関係になっていたかもしれないと。
否、ひとりっ子のディーノは、ロランに『優しく頼もしい兄貴』になって欲しいと望んだに違いない。
「つらつら」考えるディーノを見て、ケルベロスは大きなため息をついた。
しかし、機嫌は直って来たようだ。
『分かった、改めて説明しよう……ルイ・サレオンの指輪とは数多の悪魔を、支払う代償などなしで支配する事が可能な魔道具なのだ』
『えええっ!』
『ちなみに俺も初めて見たぞ!』
『そ、そうなのか! あ、悪魔を支配!? た、魂を取られないんだ?』
ディーノは思わず叫んだ。
そもそも……
悪魔召喚は禁忌として、このピオニエ王国では固く禁じられている。
しかし、悪魔を代償なしで使役出来ると聞いて胸が躍った。
さすがに魔法知識には疎いディーノでも……
悪魔と契約しようとして失敗したら、
代償に魂を取られてしまうという常識くらいは、さすがにあったのだ。
『ああ、通常の契約とは違う! ルイ・サレオンの指輪があれば、契約者の魂など取られん!』
『す、凄いな!』
『ふむ……俺は冥界の魔獣であって悪魔ではない。だがお前に従い、素直に質問に答えているのは明確な理由がある』
『明確な理由?』
『そうだ! 指輪の絶大な効力は悪魔のみでなく、俺のような魔族にも及ぶ。つまり、全ての魔族が指輪の所持者が発した指示に絶対服従するのだ』
『はぁ、何それ? もう言葉が出ないよ……』
ルイ・サレオンの指輪とはそこまで凄い魔道具なのか……
ディーノは思わず脱力してしまった。
しかしケルベロスの説明はまだ終わっていないようだ。
『おい、待て! まだあるぞ! 悪魔や魔族どころか、指輪の効力は天の使徒や精霊にも及ぶのだ』
『な! 何! 天使や精霊にも!』
ディーノはますます驚いた。
使徒とは創世神に仕える使いであり、絶大な力を誇る者達だ。
また精霊とは大自然の具現者であり、4大精霊のサラマンダー、シルフ、ウンディーネ、ノームなどが知られている。
当然ながら、人間の指示など従うどころか、話を聞く事さえ稀《まれ》だ。
『うむ! 見た通り指輪は真鍮と鉄、ふたつの素材で構成されているだろう?』
『ああ、確かに真鍮と鉄だね』
ディーノは改めて指輪を見た。
確かにふたつの素材で作られている。
『指輪の力を使う時、天の使徒や精霊へは真鍮、魔族には鉄の部分に触れるのだ。もし望みがあるのなら、念話で存分に伝えれば良い』
『す、凄いな! ホント! ルイ・サレオンの指輪って、す、凄すぎる魔道具だ!』
『うむ、お前が装着しているその指輪は、類稀な世界唯一の至宝と言って過言ではない』
『類稀な世界唯一の至宝……』
『まあ、指輪の力を完全に使えるかどうかは、術者の力との兼ね合いもあるがな』
『そ、そうか……俺、頑張るよ』
『うむ……頑張れ!』
『あ、ありがとう』
いつの間にか……
一歩間違えば喰われそうになったケルベロスに対し、
ディーノは親しみを感じていた。
もしかしてペンタグラムか、指輪の効力もあるやもしれない。
対して、ケルベロスも満更ではないらしい。
『う、うむ……補足しておくとだな、天の使徒や上級精霊へ及ぶ指輪の力はさすがに交渉が好意的に受け入れられるというレベルなのだ。しかし! 並みの精霊、悪魔を含め、魔族に関しては全く違う』
『…………』
『先ほども述べたが、我々魔族は指輪から完全に認められた所持者には、絶対の服従を誓わねばならない。もしも反抗すれば相当なダメージを喰らうからな』
『指輪から? 完全に認められる?』
『そうだ! ルイ・サレオンの指輪とは我等のように己の意思を持つ魔道具なのだ』
『己の意思を持つ魔道具……』
『ふむ……その様子だとお前はまだ未熟者で指輪に認められていないようだが……少なくとも拒否されてはいない』
『じゃあ、俺、現状では指輪に好かれてもいないけど、嫌われてもいないって事か……良かった!』
ディーノは安堵した。
ジェトレで会ったクロティルドの好意を無にしたくはない。
だが彼女はここまでの魔道具と知った上で自分にプレゼントしてくれたのだろうか?
疑問は尽きないが……
どちらにしても、いつか彼女には報いたいと思う。
それに現世では永遠に礼が出来なくなった、師ロランの墓参りにも再び行きたいと思う。
ここでケルベロスが尋ねて来る。
今迄の殺気は完全に消えていた……
『……今、気付いたが、お前が胸から提げているペンタグラムも、ルイ・サレオンの指輪に近い結構な逸品のようだ……』
『そ、そうか』
『はっ、両方とも意味も知らずに身に着けていたのかよ! ……変わった奴というか、不思議な奴だな、お前は……一体何者だ?』
『俺は……ただの人間だ』
自分で言っておいてその通りだと……ディーノは思う。
己はただの人間であると。
いくら凄い魔法を習得しても、素晴らしい魔道具を貰っても……
残るのは、己の心と身体のみ。
所詮、平凡な人間なのだと。
そう考えるのは卑屈になるという事ではない。
フォルスに居た頃よりも、心身共、確実に成長しているとは思うから。
この旅で、果たして自分が何者なのか、
何になる事が可能なのか、
しっかり見極めたいと思うのだ。
少しだけ余裕が出て来たディーノは、ケルベロスへ微笑む。
『すまなかった、謝るよ、ケルベロス。お前を使い魔と間違えて』
『な、なんだ? 急に?』
『折角、俺の召喚に応えてこの世界へ来てくれたんだ。戦友として俺と旅をしてくれないか? 宜しく頼む』
ディーノはそう言うと、深く深く頭を下げた。
ケルベロスは冥界の門番を務めていただけあって、
本来は、生真面目で礼儀にうるさい魔獣である。
ディーノみたいな『頼りないタイプ』は放っておけないと感じていたのだろう。
それ以上に召喚した自分を対等な存在として筋を通し、丁重に扱ってくれるのが相当嬉しいようだ。
『うむ! 戦友か? よし分かった! こちらこそ、宜しくな、戦友!』
こうして……
召喚された魔獣ケルベロスは『導き継ぐ者』ディーノの仲間として、
共に長き旅を続ける事となったのである。
ディーノがまっすぐに見据えて命ずると、観念したのか……
ケルベロスは仕方なくという感じで話し始めた。
無論、心と心の会話、念話である。
『わ、分かった! もうお前には逆らえない』
『よし! 話せ!』
『……お前が装着したルイ・サレオンの指輪とは……創世神へ仕える天使の長が古の魔法王ルイ・サレオンへ与えたものだ』
『ええっと……ルイ……サレオンって誰だ? 知らないな』
魔法には全くの素人であるディーノは、ルイ・サレオンの名を知らなかった。
補足しよう。
……ルイ・サレオンは古代に生きたという伝説の王であり、創世神にも最も近いと謳われた人間であり、史上最強の魔法使いと称えられる伝説の人物だ。
ルイは全ての属性魔法を使いこなすどころか、禁呪さえも使いこなした。
更には自由に空を飛び、転移魔法で世界のあらゆる場所へ瞬時に現れたという。
また数多の精霊、悪魔をも従え、使役したと伝えられている。
この世界で魔法を学ぶ者なら……
まずは開く、基本的な魔導書の著者としてもその名を誰にでも知られていたのだ。
『お、愚か者! お前は自分の師匠から習わなかったのか? 魔法を学ぶ者なら知っていて当たり前の人物なのだぞ!』
『ご、ごめん! 後で必ず勉強するから、許してくれ。先に指輪に関して教えてくれないか?』
ケルベロスに一喝され、ディーノは恥ずかしくなり頭を掻いた。
そして、ふと思った。
ロランは遥か古代の人間。
生きていた時代は全く違うのだが……
もし生前のロランとこの世界のどこかで巡り会っていたら、
『仲の良い師匠と弟子』という素敵な関係になっていたかもしれないと。
否、ひとりっ子のディーノは、ロランに『優しく頼もしい兄貴』になって欲しいと望んだに違いない。
「つらつら」考えるディーノを見て、ケルベロスは大きなため息をついた。
しかし、機嫌は直って来たようだ。
『分かった、改めて説明しよう……ルイ・サレオンの指輪とは数多の悪魔を、支払う代償などなしで支配する事が可能な魔道具なのだ』
『えええっ!』
『ちなみに俺も初めて見たぞ!』
『そ、そうなのか! あ、悪魔を支配!? た、魂を取られないんだ?』
ディーノは思わず叫んだ。
そもそも……
悪魔召喚は禁忌として、このピオニエ王国では固く禁じられている。
しかし、悪魔を代償なしで使役出来ると聞いて胸が躍った。
さすがに魔法知識には疎いディーノでも……
悪魔と契約しようとして失敗したら、
代償に魂を取られてしまうという常識くらいは、さすがにあったのだ。
『ああ、通常の契約とは違う! ルイ・サレオンの指輪があれば、契約者の魂など取られん!』
『す、凄いな!』
『ふむ……俺は冥界の魔獣であって悪魔ではない。だがお前に従い、素直に質問に答えているのは明確な理由がある』
『明確な理由?』
『そうだ! 指輪の絶大な効力は悪魔のみでなく、俺のような魔族にも及ぶ。つまり、全ての魔族が指輪の所持者が発した指示に絶対服従するのだ』
『はぁ、何それ? もう言葉が出ないよ……』
ルイ・サレオンの指輪とはそこまで凄い魔道具なのか……
ディーノは思わず脱力してしまった。
しかしケルベロスの説明はまだ終わっていないようだ。
『おい、待て! まだあるぞ! 悪魔や魔族どころか、指輪の効力は天の使徒や精霊にも及ぶのだ』
『な! 何! 天使や精霊にも!』
ディーノはますます驚いた。
使徒とは創世神に仕える使いであり、絶大な力を誇る者達だ。
また精霊とは大自然の具現者であり、4大精霊のサラマンダー、シルフ、ウンディーネ、ノームなどが知られている。
当然ながら、人間の指示など従うどころか、話を聞く事さえ稀《まれ》だ。
『うむ! 見た通り指輪は真鍮と鉄、ふたつの素材で構成されているだろう?』
『ああ、確かに真鍮と鉄だね』
ディーノは改めて指輪を見た。
確かにふたつの素材で作られている。
『指輪の力を使う時、天の使徒や精霊へは真鍮、魔族には鉄の部分に触れるのだ。もし望みがあるのなら、念話で存分に伝えれば良い』
『す、凄いな! ホント! ルイ・サレオンの指輪って、す、凄すぎる魔道具だ!』
『うむ、お前が装着しているその指輪は、類稀な世界唯一の至宝と言って過言ではない』
『類稀な世界唯一の至宝……』
『まあ、指輪の力を完全に使えるかどうかは、術者の力との兼ね合いもあるがな』
『そ、そうか……俺、頑張るよ』
『うむ……頑張れ!』
『あ、ありがとう』
いつの間にか……
一歩間違えば喰われそうになったケルベロスに対し、
ディーノは親しみを感じていた。
もしかしてペンタグラムか、指輪の効力もあるやもしれない。
対して、ケルベロスも満更ではないらしい。
『う、うむ……補足しておくとだな、天の使徒や上級精霊へ及ぶ指輪の力はさすがに交渉が好意的に受け入れられるというレベルなのだ。しかし! 並みの精霊、悪魔を含め、魔族に関しては全く違う』
『…………』
『先ほども述べたが、我々魔族は指輪から完全に認められた所持者には、絶対の服従を誓わねばならない。もしも反抗すれば相当なダメージを喰らうからな』
『指輪から? 完全に認められる?』
『そうだ! ルイ・サレオンの指輪とは我等のように己の意思を持つ魔道具なのだ』
『己の意思を持つ魔道具……』
『ふむ……その様子だとお前はまだ未熟者で指輪に認められていないようだが……少なくとも拒否されてはいない』
『じゃあ、俺、現状では指輪に好かれてもいないけど、嫌われてもいないって事か……良かった!』
ディーノは安堵した。
ジェトレで会ったクロティルドの好意を無にしたくはない。
だが彼女はここまでの魔道具と知った上で自分にプレゼントしてくれたのだろうか?
疑問は尽きないが……
どちらにしても、いつか彼女には報いたいと思う。
それに現世では永遠に礼が出来なくなった、師ロランの墓参りにも再び行きたいと思う。
ここでケルベロスが尋ねて来る。
今迄の殺気は完全に消えていた……
『……今、気付いたが、お前が胸から提げているペンタグラムも、ルイ・サレオンの指輪に近い結構な逸品のようだ……』
『そ、そうか』
『はっ、両方とも意味も知らずに身に着けていたのかよ! ……変わった奴というか、不思議な奴だな、お前は……一体何者だ?』
『俺は……ただの人間だ』
自分で言っておいてその通りだと……ディーノは思う。
己はただの人間であると。
いくら凄い魔法を習得しても、素晴らしい魔道具を貰っても……
残るのは、己の心と身体のみ。
所詮、平凡な人間なのだと。
そう考えるのは卑屈になるという事ではない。
フォルスに居た頃よりも、心身共、確実に成長しているとは思うから。
この旅で、果たして自分が何者なのか、
何になる事が可能なのか、
しっかり見極めたいと思うのだ。
少しだけ余裕が出て来たディーノは、ケルベロスへ微笑む。
『すまなかった、謝るよ、ケルベロス。お前を使い魔と間違えて』
『な、なんだ? 急に?』
『折角、俺の召喚に応えてこの世界へ来てくれたんだ。戦友として俺と旅をしてくれないか? 宜しく頼む』
ディーノはそう言うと、深く深く頭を下げた。
ケルベロスは冥界の門番を務めていただけあって、
本来は、生真面目で礼儀にうるさい魔獣である。
ディーノみたいな『頼りないタイプ』は放っておけないと感じていたのだろう。
それ以上に召喚した自分を対等な存在として筋を通し、丁重に扱ってくれるのが相当嬉しいようだ。
『うむ! 戦友か? よし分かった! こちらこそ、宜しくな、戦友!』
こうして……
召喚された魔獣ケルベロスは『導き継ぐ者』ディーノの仲間として、
共に長き旅を続ける事となったのである。
0
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
罠にはめられた公爵令嬢~今度は私が報復する番です
結城芙由奈@コミカライズ連載中
ファンタジー
【私と私の家族の命を奪ったのは一体誰?】
私には婚約中の王子がいた。
ある夜のこと、内密で王子から城に呼び出されると、彼は見知らぬ女性と共に私を待ち受けていた。
そして突然告げられた一方的な婚約破棄。しかし二人の婚約は政略的なものであり、とてもでは無いが受け入れられるものではなかった。そこで婚約破棄の件は持ち帰らせてもらうことにしたその帰り道。突然馬車が襲われ、逃げる途中で私は滝に落下してしまう。
次に目覚めた場所は粗末な小屋の中で、私を助けたという青年が側にいた。そして彼の話で私は驚愕の事実を知ることになる。
目覚めた世界は10年後であり、家族は反逆罪で全員処刑されていた。更に驚くべきことに蘇った身体は全く別人の女性であった。
名前も素性も分からないこの身体で、自分と家族の命を奪った相手に必ず報復することに私は決めた――。
※他サイトでも投稿中
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
前世ブラックOLの私が転生したら悪役令嬢でした
タマ マコト
ファンタジー
過労で倒れたブラック企業勤めのOLは、目を覚ますと公爵令嬢アーデルハイトとして転生していた。しかも立場は“断罪予定の悪役令嬢”。だが彼女は恋愛や王子の愛を選ばず、社交界を「市場」と見抜く。王家の財政が危ういことを察知し、家の莫大な資産と金融知識を武器に“期限付き融資”という刃を突きつける。理想主義の王太子と衝突しながらも、彼女は決意する――破滅を回避するためではない。国家の金脈を握り、国そのものを立て直すために。悪役令嬢の経済戦争が、静かに幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる