29 / 145
第29話「カミングアウト②」
しおりを挟む
ディーノの指摘通り、
『冒険者A』――マドレーヌはすっかり、事前に聞いた『話』を忘れているらしい。
なので、ディーノはきっぱりと言い放つ。
「思い出せ、マドレーヌ。俺は言ったはずだ」
「な、何をだ?」
「お前の犯した悪行をマスターへ、一切合切報告すると。そうなればクランの再結成など出来ん。お前のクランは全員除名されて、ギルド未公認の同好会になるのがオチだ」
ディーノからそう言われ、マドレーヌはハッとした。
確かに……
すっかり忘れていた。
ディーノがマスターへ報告するという『切り札』を持ち、主導権を握っている事を。
「な!? わ、我が鋼鉄の処女団があ、ギルド未公認の同好会になるだとぉ! ううう~」
「……よ~く分かったか? じゃあ、話を始めるぞ」
話すタイミングが来たと判断し、ディーノは『カミングアウト』を開始した。
幼馴染《おさななじみ》と称するかつての主《あるじ》ステファニー・ルサージュとの超が付く重い生活……
ねちねちした意地悪、凄まじいパワハラ、ありえないモラハラ猛爆で……
ストレスが溜まる一方だった事を正直に告白したのだ。
一応ステファニーの名誉の事もあったから、自分を好きになった等云々は割愛したが……
彼女の父ルサージュ辺境伯から城館を追放され、故郷王都へ戻って来た事も話したのだ。
これまでの経過説明をした上で、ディーノはきっぱりと言い放つ。
「はっきり言うぞ、俺はステファニー様へ恋愛感情などない。幼馴染という想い出も感傷も全くない。唯一あったのは、単なる主従関係だけ、それも言った通り、いびつな関係だ! 断じて婚約者などではない!」
ここでマドレーヌが尋ねて来る。
「で、では! 何故、ステファニー様は、そこまでお前を婚約者だと言い張るのだ? お前に対する酷い仕打ちが事実だとすれば、全く腑に落ちない……」
しかし当然ともいえるマドレーヌの疑問に対し、
ディーノはまるで答えられなかった。
「そんなの、俺にも全く分からんっ! はっきりと本音を言わせて貰えば、解雇した従者など放っておいて欲しい!」
と、ここで「はい!」とニーナが手を挙げる。
「その方、もしかして本当にディーノさんの事が好きなのでは?」
ステファニーは本当にディーノの事が好き!?
ズバン!
ニーナからの直球が音をたて、まっすぐディーノの心へ放り込まれた。
しかし……
ディーノは全く信じられない。
「え!? ステファニー様が俺を本当に好き!? そんな馬鹿な! ぜ、絶対に!
絶対に……ありえないでしょうっっ!!」
「でも、ディーノさん……愛には『いろいろな形』があると言いますから」
ニーナの言う事も然りかもしれない。
しかし、ディーノはやはり受け入れられない。
「いえいえっ、ニーナさんっ! 確かに! 愛にはいろいろな形があるやもしれません! ……だけど、もし万が一そうだとしても、受ける側からしたら、一方通行の押し付け愛などハタ迷惑という感じしかない」
「確かに、押し付けられるのは……ハタ迷惑……ですよねぇ……それも良く分かります」
荒くれ冒険者どもから、酷いストーカー行為を受け続けていたニーナは、同意して頷く。
ニーナを見て、同じく頷くディーノ。
何故か、今度はマドレーヌへ問いかける。
「おいマドレーヌ、俺、思ったけど……ちょっち聞いて良いか?」
「な、何だ?」
「今回お前のやった事って、ステファニー様やロクサーヌから命じられた事なのか?」
「え?」
「え? じゃね~よ。何か違和感があっておかしいと思ったんだ」
「違和感? おかしい?」
「いやいや、突然現れて、俺をびっくりさせ、脅かし、動揺したところを絶対服従させる! ……というのがステファニー様のご気性なんだ」
「む、むむむ!」
「配下のお前を使って、事前に噂を流すなど、遠回しなやり方は考えられない」
「むうう……」
「ルサージュ家副従士長のロクサーヌだって、主のステファニー様から命じられない限り、そんな事は実行しないだろうから」
「…………」
黙り込んだマドレーヌを、ディーノは何気なく見た。
すると、異変が起こっていた。
「おい、マドレーヌどうした? 大丈夫か? 額に汗が滝みたいに流れてるぞ」
ディーノが心配してくれたのに加え、本能的に危険を感じたのだろう。
ぽつりと、いきなりマドレーヌは答えた。
「……私が勝手にやった」
「はぁ? 勝手に?」
「今回は私の独断でやったのだ……ディーノ、お前へのかく乱を考えてな、……ま、まずかったか?」
「……ああ、多分まずいと思うぞ、もしもステファニー様が知ったら、メンツを潰されたと確実に激怒する」
「ステファニー様が確実に激怒? だが所詮は貴族のお嬢様、私はちょっとだけ叱責されて終わりだろう?」
「ちょっとだけ叱責? いや、ステファニー様は、マドレーヌが考えてる貴族のお嬢様とは根本的に違うと思うぞ」
「根本的に? ど、どう違う?」
「いや、俺以前、ステファニー様が拳をグーにして、オークを一発で殴り殺したのを見た事がある」
「グーパンチで!? オ、オークを!? い、一発で!? な、殴り殺す!? げげ! どどど、どうしよう?」
オークを『ぐー、一発』で殴り殺す猛女……
飛竜亭がし~んとなり、マドレーヌも戸惑い、慌てふためく。
だが、ディーノは腹を決めたらしい。
「……分かった、俺に考えがある」
「ディ、ディーノにか? 良い考えがあるのか?」
「ああ、でも条件がある。まず俺とマドレーヌが全面的に協力し合う事だ。……約束出来るか?」
「あ、ああ、や、約束する! 助けてくれるのなら絶対に守る!」
「よっし、じゃあ同盟成立だ! ……今回の件は何もなかった事にしよう」
「何も? なかった事に?」
「ああ、口裏を合わせるんだ。マドレーヌ、お前は一切余計な事を言うな! 今回の顛末は勿論、俺に会った事も。お互いに知らないふりをするんだ」
「じゃ、じゃあディ、ディーノは? ステファニー様が王都へ来たらどうするのだ?」
「お前が教えてくれたから、俺は心構えが出来た。なのでステファニー様が現れたら、表面上は大袈裟にびっくりする。不意を衝かれたって感じで。……所詮フリだけどな」
「な、成る程! それならバレず、怒りのグーパンチは私へさく裂しない、ロクサーヌ様にも叱られない」
「だな! それに俺は必ず約束を守るから、今回の一件はギルドのマスターとサブマスターには伝えない」
「た、助かる! 本当に助かる! ありがたい!」
「但し、そっちが裏切ったら、俺はけして許さん」
「わ、分かった! や、約束する。私はディーノを絶対に裏切らない!」
「よし! 約束だぞ。それにマドレーヌ、バレたらお前はステファニー様から確実に拳一発で抹殺される。オークが殴殺されたようにな! 俺が許す以前に絶対そうなる」
「う、うううう……」
「大丈夫だ、任せろ! 俺は以前のディーノではない、何かあったら、すぐに言って来い。お前を必ず、ステファニー様から守ってやる!」
「ほ、本当か? か、必ず守ってくれるのか?」
「ああ、必ず守る! 話してみて分かった……けしてお前は悪い奴じゃない、基本的には良い奴なんだ。俺はそう思う」
ディーノがそう言うと、感極まったのか、マドレーヌは泣き出してしまった。
「ううわ~ん! あ、ありがとぉ!!」
「おいおい泣くなよ」
「ディーノぉ! お前は凄く優しいなぁ! これは嬉し涙だっ! ステファニー様が好きになられるのも分かるぞ」
「それだけはやめろ! それより、ほらほら、ハンカチだ。涙をふけ」
「うん!」
そんなディーノとマドレーヌのやりとりを、
ニーナ、ガストン達、飛竜亭の人間は優しく見守っていたのだった。
『冒険者A』――マドレーヌはすっかり、事前に聞いた『話』を忘れているらしい。
なので、ディーノはきっぱりと言い放つ。
「思い出せ、マドレーヌ。俺は言ったはずだ」
「な、何をだ?」
「お前の犯した悪行をマスターへ、一切合切報告すると。そうなればクランの再結成など出来ん。お前のクランは全員除名されて、ギルド未公認の同好会になるのがオチだ」
ディーノからそう言われ、マドレーヌはハッとした。
確かに……
すっかり忘れていた。
ディーノがマスターへ報告するという『切り札』を持ち、主導権を握っている事を。
「な!? わ、我が鋼鉄の処女団があ、ギルド未公認の同好会になるだとぉ! ううう~」
「……よ~く分かったか? じゃあ、話を始めるぞ」
話すタイミングが来たと判断し、ディーノは『カミングアウト』を開始した。
幼馴染《おさななじみ》と称するかつての主《あるじ》ステファニー・ルサージュとの超が付く重い生活……
ねちねちした意地悪、凄まじいパワハラ、ありえないモラハラ猛爆で……
ストレスが溜まる一方だった事を正直に告白したのだ。
一応ステファニーの名誉の事もあったから、自分を好きになった等云々は割愛したが……
彼女の父ルサージュ辺境伯から城館を追放され、故郷王都へ戻って来た事も話したのだ。
これまでの経過説明をした上で、ディーノはきっぱりと言い放つ。
「はっきり言うぞ、俺はステファニー様へ恋愛感情などない。幼馴染という想い出も感傷も全くない。唯一あったのは、単なる主従関係だけ、それも言った通り、いびつな関係だ! 断じて婚約者などではない!」
ここでマドレーヌが尋ねて来る。
「で、では! 何故、ステファニー様は、そこまでお前を婚約者だと言い張るのだ? お前に対する酷い仕打ちが事実だとすれば、全く腑に落ちない……」
しかし当然ともいえるマドレーヌの疑問に対し、
ディーノはまるで答えられなかった。
「そんなの、俺にも全く分からんっ! はっきりと本音を言わせて貰えば、解雇した従者など放っておいて欲しい!」
と、ここで「はい!」とニーナが手を挙げる。
「その方、もしかして本当にディーノさんの事が好きなのでは?」
ステファニーは本当にディーノの事が好き!?
ズバン!
ニーナからの直球が音をたて、まっすぐディーノの心へ放り込まれた。
しかし……
ディーノは全く信じられない。
「え!? ステファニー様が俺を本当に好き!? そんな馬鹿な! ぜ、絶対に!
絶対に……ありえないでしょうっっ!!」
「でも、ディーノさん……愛には『いろいろな形』があると言いますから」
ニーナの言う事も然りかもしれない。
しかし、ディーノはやはり受け入れられない。
「いえいえっ、ニーナさんっ! 確かに! 愛にはいろいろな形があるやもしれません! ……だけど、もし万が一そうだとしても、受ける側からしたら、一方通行の押し付け愛などハタ迷惑という感じしかない」
「確かに、押し付けられるのは……ハタ迷惑……ですよねぇ……それも良く分かります」
荒くれ冒険者どもから、酷いストーカー行為を受け続けていたニーナは、同意して頷く。
ニーナを見て、同じく頷くディーノ。
何故か、今度はマドレーヌへ問いかける。
「おいマドレーヌ、俺、思ったけど……ちょっち聞いて良いか?」
「な、何だ?」
「今回お前のやった事って、ステファニー様やロクサーヌから命じられた事なのか?」
「え?」
「え? じゃね~よ。何か違和感があっておかしいと思ったんだ」
「違和感? おかしい?」
「いやいや、突然現れて、俺をびっくりさせ、脅かし、動揺したところを絶対服従させる! ……というのがステファニー様のご気性なんだ」
「む、むむむ!」
「配下のお前を使って、事前に噂を流すなど、遠回しなやり方は考えられない」
「むうう……」
「ルサージュ家副従士長のロクサーヌだって、主のステファニー様から命じられない限り、そんな事は実行しないだろうから」
「…………」
黙り込んだマドレーヌを、ディーノは何気なく見た。
すると、異変が起こっていた。
「おい、マドレーヌどうした? 大丈夫か? 額に汗が滝みたいに流れてるぞ」
ディーノが心配してくれたのに加え、本能的に危険を感じたのだろう。
ぽつりと、いきなりマドレーヌは答えた。
「……私が勝手にやった」
「はぁ? 勝手に?」
「今回は私の独断でやったのだ……ディーノ、お前へのかく乱を考えてな、……ま、まずかったか?」
「……ああ、多分まずいと思うぞ、もしもステファニー様が知ったら、メンツを潰されたと確実に激怒する」
「ステファニー様が確実に激怒? だが所詮は貴族のお嬢様、私はちょっとだけ叱責されて終わりだろう?」
「ちょっとだけ叱責? いや、ステファニー様は、マドレーヌが考えてる貴族のお嬢様とは根本的に違うと思うぞ」
「根本的に? ど、どう違う?」
「いや、俺以前、ステファニー様が拳をグーにして、オークを一発で殴り殺したのを見た事がある」
「グーパンチで!? オ、オークを!? い、一発で!? な、殴り殺す!? げげ! どどど、どうしよう?」
オークを『ぐー、一発』で殴り殺す猛女……
飛竜亭がし~んとなり、マドレーヌも戸惑い、慌てふためく。
だが、ディーノは腹を決めたらしい。
「……分かった、俺に考えがある」
「ディ、ディーノにか? 良い考えがあるのか?」
「ああ、でも条件がある。まず俺とマドレーヌが全面的に協力し合う事だ。……約束出来るか?」
「あ、ああ、や、約束する! 助けてくれるのなら絶対に守る!」
「よっし、じゃあ同盟成立だ! ……今回の件は何もなかった事にしよう」
「何も? なかった事に?」
「ああ、口裏を合わせるんだ。マドレーヌ、お前は一切余計な事を言うな! 今回の顛末は勿論、俺に会った事も。お互いに知らないふりをするんだ」
「じゃ、じゃあディ、ディーノは? ステファニー様が王都へ来たらどうするのだ?」
「お前が教えてくれたから、俺は心構えが出来た。なのでステファニー様が現れたら、表面上は大袈裟にびっくりする。不意を衝かれたって感じで。……所詮フリだけどな」
「な、成る程! それならバレず、怒りのグーパンチは私へさく裂しない、ロクサーヌ様にも叱られない」
「だな! それに俺は必ず約束を守るから、今回の一件はギルドのマスターとサブマスターには伝えない」
「た、助かる! 本当に助かる! ありがたい!」
「但し、そっちが裏切ったら、俺はけして許さん」
「わ、分かった! や、約束する。私はディーノを絶対に裏切らない!」
「よし! 約束だぞ。それにマドレーヌ、バレたらお前はステファニー様から確実に拳一発で抹殺される。オークが殴殺されたようにな! 俺が許す以前に絶対そうなる」
「う、うううう……」
「大丈夫だ、任せろ! 俺は以前のディーノではない、何かあったら、すぐに言って来い。お前を必ず、ステファニー様から守ってやる!」
「ほ、本当か? か、必ず守ってくれるのか?」
「ああ、必ず守る! 話してみて分かった……けしてお前は悪い奴じゃない、基本的には良い奴なんだ。俺はそう思う」
ディーノがそう言うと、感極まったのか、マドレーヌは泣き出してしまった。
「ううわ~ん! あ、ありがとぉ!!」
「おいおい泣くなよ」
「ディーノぉ! お前は凄く優しいなぁ! これは嬉し涙だっ! ステファニー様が好きになられるのも分かるぞ」
「それだけはやめろ! それより、ほらほら、ハンカチだ。涙をふけ」
「うん!」
そんなディーノとマドレーヌのやりとりを、
ニーナ、ガストン達、飛竜亭の人間は優しく見守っていたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
罠にはめられた公爵令嬢~今度は私が報復する番です
結城芙由奈@コミカライズ連載中
ファンタジー
【私と私の家族の命を奪ったのは一体誰?】
私には婚約中の王子がいた。
ある夜のこと、内密で王子から城に呼び出されると、彼は見知らぬ女性と共に私を待ち受けていた。
そして突然告げられた一方的な婚約破棄。しかし二人の婚約は政略的なものであり、とてもでは無いが受け入れられるものではなかった。そこで婚約破棄の件は持ち帰らせてもらうことにしたその帰り道。突然馬車が襲われ、逃げる途中で私は滝に落下してしまう。
次に目覚めた場所は粗末な小屋の中で、私を助けたという青年が側にいた。そして彼の話で私は驚愕の事実を知ることになる。
目覚めた世界は10年後であり、家族は反逆罪で全員処刑されていた。更に驚くべきことに蘇った身体は全く別人の女性であった。
名前も素性も分からないこの身体で、自分と家族の命を奪った相手に必ず報復することに私は決めた――。
※他サイトでも投稿中
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
【最強モブの努力無双】~ゲームで名前も登場しないようなモブに転生したオレ、一途な努力とゲーム知識で最強になる~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
アベル・ヴィアラットは、五歳の時、ベッドから転げ落ちてその拍子に前世の記憶を思い出した。
大人気ゲーム『ヒーローズ・ジャーニー』の世界に転生したアベルは、ゲームの知識を使って全男の子の憧れである“最強”になることを決意する。
そのために努力を続け、順調に強くなっていくアベル。
しかしこの世界にはゲームには無かった知識ばかり。
戦闘もただスキルをブッパすればいいだけのゲームとはまったく違っていた。
「面白いじゃん?」
アベルはめげることなく、辺境最強の父と優しい母に見守られてすくすくと成長していくのだった。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国の辺境で、ただ静かに生き延びたいと願う少年、ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、前世の記憶と、母が遺した『物理法則を応用した高圧魔力』という危険な理論だけだ。
敵の大軍が迫る中、ヴァンは剣も振るわず、補給線と心理を切り裂く。
結果、敵軍は撤退。代償も、喝采も、彼には無意味だった。
だが、その「効率的すぎる勝利」は帝国の目に留まり、彼は最高峰の『帝国軍事学院』へと引きずり出される。
「英雄になりたいわけじゃない。生き残りたいだけだ」
謎の仮面メイド『シンカク』、命を取引に差し出した狼耳の少女『アイリ』。
少年は選択する。正義ではなく、最も費用対効果の高い道を。
これは、合理が英雄譚を侵食していく、学園ミリタリーファンタジー。
【※作者は日本語を勉強中の外国人です。翻訳ソフトと辞書を駆使して執筆しています。至らない点もあるかと思いますが、物語を楽しんでいただければ幸いです。】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる